Chatwork(チャットワーク)のログ保存・エクスポートをする方法

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Chatwork(チャットワーク)のログ保存・エクスポートをする方法

目次

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Chatwork(チャットワーク)では、ログエクスポート機能によってチャットログの保存が可能です。

Chatworkのログエクスポートをおこなう方法やログエクスポートをおこなう上での注意点を解説します。

Chatworkのログ保存ができるエクスポート機能とは

Chatworkのログエクスポート機能とは、Chatwork上でやりとりされたほぼすべての情報をエクスポートすることができる機能です。

ログエクスポート機能を使うことで、ログをCSVもしくはHTML形式でChatworkの外部に保存できます。

ログエクスポートができるのは、エンタープライズプランを利用中の方で、管理者権限のあるユーザーのみにかぎられます。

Chatworkのログ保存・エクスポートの対象の情報

Chatworkのログは、基本的には利用開始時から現在までの全期間がエクスポートの対象です。

エクスポートされるログに含まれる内容を見ていきましょう。

やりとりされたメッセージ

Chatworkでは、「組織内ユーザー」が参加者として含まれる、すべてのグループチャットまたはダイレクトチャットのメッセージログをエクスポートできます。

「組織内ユーザー」とは、エンタープライズプランを利用するにあたり管理者がアカウントを付与するユーザーのことです。

なおエクスポート時点で削除または編集されたメッセージであっても、削除または編集された時刻と、削除または編集される前の内容がログとしてエクスポートできます。

ただし、削除または編集ログは、2017年10月27日16:30頃以降のやりとりがエクスポートの対象です。

グループチャットとダイレクトチャットの参加者

Chatworkでは、グループチャットまたはダイレクトチャットで共有されたメッセージそのものだけではなく、そのグループチャットまたはダイレクトチャットに参加したユーザーもエクスポートすることができます。

共有されたファイルへのリンク

グループチャットまたはダイレクトチャットでおこなわれたファイル共有のログは、ファイルへのリンク形式でエクスポートされます。

このリンクはChatwork上に保存されているファイルデータに紐付いています。

Chatwork上にファイルが保存されていれば、リンクをたどってどのファイルが共有されたのかを特定することが可能です。

解約または退席したユーザーが送信したメッセージ

ログエクスポート時点でChatworkを解約済のユーザーが送信したメッセージもエクスポートの対象です。

解約済のユーザーは、ユーザー名の後に【解約済】と表示されます。

Chatworkのログ保存・エクスポートの対象外の情報

Chatworkのログエクスポートに含まれない情報もあるので、詳しく見ていきましょう。

マイチャットのログ

組織内ユーザーであっても、各ユーザーのマイチャットはログエクスポートの対象外です。

マイチャット内で送信されたメッセージやファイルの情報をエクスポートすることはできません。

>Chatworkのマイチャットに関する記事はこちら

ファイル本体

ログとしてエクスポートできるのはファイルへのリンクであり、ファイル本体ではありません。

そのため、リンク先のファイルがChatwork上から削除された場合は、エクスポートによってファイル本体を特定することが難しくなります。

タスク一覧

Chatwork上で追加されたタスクの一覧は、エクスポートの対象ではありません。

ただし、タスクが追加された場合やタスクが完了した場合にタイムラインに表示される通知メッセージのログは、他のメッセージと同様にエクスポートできます。

>Chatworkのタスク管理機能に関する記事はこちら

Chatworkでログ保存・エクスポートをする目的

ログエクスポート機能は、一部のユーザーのみが実行できる機能であり、プライバシー保護の観点から、濫用が禁止されています。

ログをエクスポートを実行する必要がある場合は、ログエクスポートをする目的を定め、利用範囲を明示した規定をつくりましょう。

また、ログエクスポートの目的や利用範囲は、実際にエクスポートをする前に、従業員に周知しておくようにしましょう。

ログエクスポートを実行する目的としては以下が例として挙げられます。

不正行為の究明のため

組織内でハラスメント行為や、契約上の違反行為、その他コンプライアンスに抵触するおそれのある不正行為の疑いが発生した場合、組織の責任者は事実を確認する必要があります。

ログエクスポートを実行をすることで、チャット上でおこなわれた不正行為がないか、不正行為があった場合はどのような経緯でそれが起きたのかなどを明らかにすることが可能です。

不正行為の抑止のため

ログエクスポート機能があるコミュニケーションツールを利用することで、不正の疑いが発生した場合の対応が明確になります。

実際にログエクスポートを実行するかしないかに関わらず、組織内で不正が発生することを事前に抑止ことが期待できるでしょう。

内部統制のため

上場企業の場合、内部統制をおこなうことが法律上義務付けれられています。

ログエクスポート機能のある社内コミュニケーションツールを使うことで、内部統制の要素のひとつである情報の透明性を高めることができます。

Chatworkのログを保存をする方法

ログエクスポートをするためには、画面左上のユーザー名をクリックします。

05_Chatworkのログを保存をする方法.png

管理者設定をクリックし、管理者ページへアクセスします。

06_Chatworkのログを保存をする方法.png

「エクスポート」をクリックします。

07_Chatworkのログを保存をする方法.png

出力フォーマットを選び、「チャットログ・エクスポート」をクリックすると、ログエクスポートが始まります。

編集または削除されたメッセージのログをエクスポートしない場合は、チェックを外してから「チャットログ・エクスポート」をクリックしてください。

ログエクスポートを開始すると、画面が切り替わります。

07-1_Chatworkのログを保存をする方法.png

エクスポートが完了すると、管理者の登録メールアドレス宛に完了通知メールが届きます。

メールに掲載されたURLをクリックすると、エクスポートされたログをダウンロードできます。

また管理画面に再度アクセスし、エクスポートされたログをダウンロードすることもできます。

08_Chatworkのログを保存をする方法.png

エクスポートが完了すると、「ダウンロード」ボタンが現れます。クリックしてダウンロードしてください。

なおエクスポートを複数回おこなうと、過去のデータは上書きされますので注意が必要です。

Chatworkのログ保存・エクスポートは不正行為抑止に有効

Chatworkのログエクスポート機能では、Chatwork上でやりとりされたほとんどの情報をエクスポートすることができます。

たとえば、ログエクスポート機能を活用することで、組織内のハラスメント行為や違反行為などの不正行為を究明したり、抑止したりすることができます。

また、内部統制としても役立てることができるでしょう。

ログエクスポートは、エンタープライズプランを利用中の組織管理者のみが実行することができます。ログエクスポートに関する詳細はヘルプページのQ&Aも参照ください。

社内の不正行為抑止や内部統制に、ぜひ「Chatwork」を活用してください。

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