215店舗3,000名のスタッフが安心して使えるツールはチャットワークだけ
飲食店を中心に13ブランド、215店舗を展開する株式会社ガーデン。アルバイトを含めて3,000名にものぼるスタッフ同士の連絡ツールとしてなぜチャットワークを選んだのか、どのようにして導入を進めていったのか。導入の背景とポイントについて伺った。
株式会社ガーデン
カラオケ事業から発足し、ステーキ事業を皮切りに飲食事業に参入。2015年に純粋持株会社として株式会社ガーデンを設立。回転寿司、トンテキ、肉寿司などさまざまな新規業態に参入し、現在13ブランド215店舗(直営FC含む)を展開する。(取材:2018年8月)
総務部 部長
上松 光貴 様
- いままで使っていたビジネス特化のSNSが社内に浸透しなかった
- プライベート用途のSNSは情報漏えいの可能性もあり、セキュリティが不安
- 新規のサービスを導入しても社内で使われないのではという懸念があった
- 既存で使っていたツールに代わりチャットワークを導入
- 正社員には有料プラン、アルバイトに無料プランを使わせることで導入コストの削減
- 取締役の理解を得てから現場に落とし込み導入を進めた
- 会社でアカウントを管理できるのでセキュリティの心配が払拭された
- アルバイトやシニアスタッフ含め、全員がすぐ使いこなせた
- スムーズに導入浸透し、やり取りが円滑になったことで、風通しがよくなった
課題
- いままで使っていたビジネス特化のSNSが社内に浸透しなかった
- プライベート用途のSNSは情報漏えいの可能性もあり、セキュリティが不安
- 新規のサービスを導入しても社内で使われないのではという懸念があった
解決策
- 既存で使っていたツールに代わりチャットワークを導入
- 正社員には有料プラン、アルバイトに無料プランを使わせることで導入コストの削減
- 取締役の理解を得てから現場に落とし込み導入を進めた
効果
- 会社でアカウントを管理できるのでセキュリティの心配が払拭された
- アルバイトやシニアスタッフ含め、全員がすぐ使いこなせた
- スムーズに導入浸透し、やり取りが円滑になったことで、風通しがよくなった
コスト、機能、実績から考えてChatworkしかなかった
- Chatworkを使おうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
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黒田:もともと別のビジネス特化のSNSツールを1年ほど使用していましたが、導入時に比較検証なく導入したため、プライベートSNSの利用が残ったり、どのツールで相手に伝えたりと利用したりと全社への浸透ができてませんでした。結局、社員やアルバイトの方が使っていたのは、誰もが使っているプライベート用途のSNSツールだったのです。
しかし、会社で管理ができないプライベート用途のSNSツールでは情報漏えいや乗っ取りなどセキュリティ上の懸念があります。そうした観点から、プライベート用途のSNSの撤廃は急務でした。そこで再度、Chatworkをはじめとするビジネス特化のコミュニケーションツールを検討することにしたのです。
- ほかに比較したツールはありましたか。
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黒田:いくつか比較しました。ただ、コスト面、機能面、実績などを考えるとChatworkしかありませんでした。モバイルでの通話機能もついていますし、比較検討した中ではビジネスツールとして実績もNo.1です。決定的だったのは、有料プランと無料プランでグループチャットが組めることです。
弊社はグループ全体で3,000名いますが、うち社員は500名でそのほかは店舗のアルバイトの方々です。アルバイトの方は機能的に無料プランで十分なのですが、社員はセキュリティの観点から有料プランを使用するので、そこがグループ化できなければ意味がありません。
結果、無料プランとビジネスプランを併用できたことで、以前のツールと比べて年間200万円ものコストカットになりました。
- 反対意見はありませんでしたか。
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上松:それは大丈夫でしたね。というのも、ちょうど当社の総務部内にシステム課を設置した時期だったのです。これまで当社は各部署が必要に応じてシステムを導入しており、そのルールが統一されていませんでした。部署が変わると違うツールを使っていたりするものですから、部署をまたいだデータの共有はせっかく入れたツールではなくメールを使う......なんてことも日常茶飯事でしたね。
門:無駄も多かったですよね。もう使っていない退職者のアカウントがそのままになっていて費用を払っていたり、携帯電話も解約していなかったり。
上松:そういったシステムに関する整理をするためにシステム課をつくり、黒田に責任者として任せることにしたのです。すると、みるみるうちに改善していきまして、大幅なコスト削減につながったんですね。これでシステム課の存在の大きさが幹部にも伝わりました。そんなシステム課が精査して選んだツールがChatworkなんだから間違いないだろうと納得してもらえたのです。
3,000名への導入を成功させたポイント
- 普段はChatworkをどのように活用していただいているのでしょうか。
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黒田:当社はFC加盟店を含めると200店舗を展開しています。Chatworkは拠点間のやり取りや、アルバイトスタッフのシフト調整など、これまでプライベート用途のSNSが使われていた部分を置き換えられています。
また、重宝しているのはChatwork Liveを活用したテレビ会議です。今までは店長会議ともなると、遠方からでも本社に集まってもらっていたのですが、これにより大幅に時間と費用の削減ができました。
Chatwork(チャットワーク)の通話機能「Chatwork Live」の使い方 | ビジネスチャットならChatworkChatwork(チャットワーク)では、Chatwork Liveという機能を使って、ビデオ/音声通話機能を使うことができます。Chatwork Liveは、通話したい相手のいるグループチャット内ですぐに起動させることが可能です。
- 3,000名に新しいツールを一斉に導入するとなると、さまざまな懸念事項もあったのではないかと思います。
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黒田:既存SNSからの移管ということもあり、不安しかありませんでした(笑)。
上松:私たちのような業界の会社がこういったツールを導入する際、ありがちなのは本社主導で入れてしまって現場の反発を招くという事態です。そうならないように、まず店舗営業部門のトップである取締役にしっかり導入の意義を理解してもらうところから始めました。
その結果、取締役が現場への導入を進めてくれるようになり、現場も「自分たちの部門のトップがいうなら」と納得してくれて、スムーズに導入が進みました。
黒田:導入にあたっては社員向けの説明会を何度も開き、資料も作り込んで丁寧に説明しました。説明会にはChatworkの営業担当者の方にもご協力いただき、本当に助かりました。こんな親身になってくれる会社はほかにないと思いますよ。
- 説明会ではどのような点をご説明したのでしょうか。
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黒田:なぜChatworkを導入するのかという背景の部分から、ほかのツールとの比較、Chatworkならではのメリット、それまで使っていたSNSとの違い、運用の流れなどですね。当社では回覧、メール、Chatworkという3つの連絡手段を使っていますが、それぞれ役割が違うことも説明しました。
- 役割はどのように違うのでしょうか。
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黒田:回覧は社内周知や通達文を回す際に使います。メールは社外の方とのやり取りに。Chatworkはプロジェクトなど限られた人員でおこなう業務や、回覧の催促など簡単な社内のやり取りに活用しています。
上松:簡単に用途を決めておかないと、Chatworkで送ったのにメールで返信が来る、みたいなこともありえますから。
黒田:説明会でしっかり説明したこともあり、アルバイト含め特に使い方がわからないという声はないようです。そもそも若い方はこうしたツールはすぐ使いこなしますし、シニア層や外国人の方であってもインターフェースがわかりやすいので困ることはないようです。
プライベート用途のSNSの廃止に成功、想定外のメリットも
- Chatworkを導入した効果はいかがでしょうか。
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上松:やはりプライベート用途のSNSを廃止できたことが最大の効果ですね。プライベート用途のSNSではグループ内の会話はもちろん、参加者を管理することも会社にはできません。アルバイトの方が別の誰かを追加しても、それを把握する術がないのです。Chatworkはセキュリティ面も問題ないので安心できます。
Chatwork(チャットワーク)のセキュリティ内容とセキュリティを高める方法 | ビジネスチャットならChatworkChatwork(チャットワーク)は、セキュリティを最大限に強化したビジネスチャットです。高度なセキュリティ基準であるISMSに則ってデータを管理しているだけではなく、ユーザー自身がセキュリティを高められる機能も搭載しています。門:メールよりもレスポンスがよいですし、風通しがよくなったと思います。
黒田:導入前は想定していませんでしたが、ファイルのフォルダ管理機能やタスク管理機能は本当に便利ですね。過去にアップしたファイルなどがすぐに探せますし、タスク管理はグループチャットのレスが流れがちなときに助かります。
Chatwork(チャットワーク)のタスク管理機能の使い方 | ビジネスチャットならChatworkChatwork(チャットワーク)のタスク管理機能は、チームで仕事をする際に大変便利な機能です。タスクで依頼すると、そのタスクが埋もれず担当者に確実に伝わります。また、担当者がタスクを期限内に完了したかどうかの把握も簡単です。 - Chatworkの使用ルールなどは設けていますか。
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黒田:ルールは特に設けていません。グループを作るのも自由に任せています。あまりルールで縛ると使いにくいですからね。
- これからChatworkの導入を検討している企業へ一言お願いいたします。
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黒田:すでに当社ではChatworkが浸透し、Chatwork内で複数のプロジェクトが稼働しています。Chatworkはレスポンスも早く、PDCAをテンポよく回すための必須ツールだと思います。
- 業種
- 利用規模
- 目的・効果