飲食店の開業融資支援に特化した理由

ITA大野税理士事務所は飲食店の開業融資支援に特化しているとのことですが、なぜそういった方針をとっているのでしょうか。

大野 : もともと私自身も飲食店をやりたいと思っていたことや、飲食店をやっている友人が多いことなどがあって、興味のある業界だったのです。弊所は飲食店の中でも他店舗展開やフランチャイズ展開しているようなお店ではなく、創業飲食店に特化して融資支援をおこなっています。

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飲食店向けに、同所Webサイト内での飲食店開業支援コラムの掲載や、著書を執筆。
それはなぜでしょうか。

大野 : 小さなお店の廃業率の低下に少しでも貢献できればと考えているからです。そもそも一般の方は融資をいくら調達できるのかといったことを知りません。融資額もわからないまま、不動産を契約して内装もやってしまう。本当は1000万円必要なのに、700万円の融資しか受けられなくて経営が1ヶ月もたない、なんてこともよくあるのです。

たしかに飲食店を始めようと考えている方は飲食に関してはプロですが、お金に関しては詳しくないことも多いですよね。

大野 : ええ。飲食店を成功させるのは開業時からの計画が重要で、そのためには一緒に組む税理士事務所が重要です。この分野を突き詰めるために、他の業種から集客することはやめて、飲食店開業融資専門の税理士として仕事をしているのです。

チャットワーク導入後、やらなくていい仕事が減り、移動時間が仕事時間に変わる

そんな中、チャットワークを導入しようと考えたのはなぜでしょうか。

大野 : 業務のスピードを向上させ、サービスの満足度を高めるためです。それが他事務所との差別化にもなっています。

チャットワーク以外のツールは検討しましたか。

大野 : していないです。まわりがチャットワークを使っていたこともありましたし。

使ってみて、印象はいかがでしたか。

大野 : メールよりもレスポンスが速くなりました。メールだと、いちいち「お世話になっております」と入力しなくてはいけないですよね。あれは時間の無駄だし、文章が長くなってしまいます。そうなると心理的にもハードルが上がって、後から返事しようと思ってしまう。

チャットワークだと気軽に本題だけ伝えればいいし、同意の返信をするだけならエモーティコン(絵文字)で十分です。

それ以外に変化はありましたか。

大野 : 移動時間が仕事時間に変わりました。これまでは移動中にメールを返さなかったのですが、チャットワークは短い文章でやりとりできるので、電車でもサッと返事ができます。様々な場面でかかる時間が短くなったと感じています。

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社内、お客様とのやりとりにチャットワークを活用

社内での使用のルールなどは決めていますか。

大野 : スタッフが12人ということもあり、それほど細かいルールは定めずにカジュアルに使っています。挨拶言葉はいらないとか、エモーティコンを使おうとか、その程度ですね。

社内はもちろん、お客様とのやりとりにも使っていらっしゃるそうですが、皆さまからの反応はいかがでしょうか。

大野 : まったく問題ないですね。お客様もLINEなどを普通にさわっているので、むしろメールよりもいいんじゃないかと思います。弊所では顧問契約を結んだお店にチャットワークを導入していただいているのですが、どうしてもチャットワーク導入以前からのお客様で、チャットワークに慣れないとか難しいとおっしゃる場合はメールでも対応しています。でも、そういったメールでの対応を希望されるお客様は1割程度と少数ですね。

新規のお客様については原則としてチャットワークを入れていただいています。その方が生産性が上がることはわかっていますから。

担当者だけでなく、自らも参加することで状況を把握

どういった使い方をしているのでしょうか。

大野 : 社員全員が入っている全体チャットと、報告書を提出するためのチャット、それからお客様とのグループチャットがあります。個人に伝えたいことがある場合はダイレクトチャットでやりとりしています。

お客様とのグループチャットには、お客様と私、弊所の担当者がメンバーとして入っています。対応は基本的に担当者がおこなうのですが、私自身もチャットを見て状況を把握しておくことで、何かあってもすぐ対応できます。

あとはWeb制作会社とのグループチャットもあります。

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制作会社やクリエイターとのグループチャットでWebサイト制作を効率化

Web制作会社とのグループチャットではどういったやりとりが目的でしょうか。

大野 : 弊所のWebサイト制作が目的です。Web制作会社とのグループチャットには、Web制作会社の担当者のほかに、弊所が契約しているコンサルタントとイラストレーターにも入っていただいます。

大野 : 特にブログを書く場合なんかは特に助かっています。私がWordで書いた原稿をチャットに送ると、それをもとにコンサルタントとイラストレーターがどんなイラストにするかを話し合って描いてくださるのです。

このやりとりが一つのチャット内でできるので、それだけで効率が上がります。メールだと他のメールと一緒に並んでしまうし、いちいちCCを入れて、毎回「お世話になっております」を書いて......とスピードが遅れてしまい、機会損失につながってしまいます。

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自社のWebサイト制作に力を入れ、頻繁にコンテンツを更新している。

マイチャットを使ってファイルの移動やアイデアをメモ

プロジェクト単位でグループを作成できるチャットワークならではですね。

大野 : 個人的にはマイチャットも使います。計画書などをお客様と一緒に作った後は、まずマイチャットに入れてから他の端末で取り出すといったストレージとして活用しています。

メモ書き用にも使っていて、Googleドライブにファイルで入れておくほどじゃないアイディアレベルのメモなどを書き留めています。一週間に一回くらい見返しますね。

チャットワークは時間を買う感覚

これからチャットワーク導入を検討する企業へメッセージをお願いします。

大野 : まだ導入していない企業はなぜ入れないのか不思議ですね。そもそも無料からでも始められるし、躊躇することないと思います。今はLINEもあるので社員もすぐ慣れてくれますし、明らかにメールよりも効率が上がります。いわば時間を買っている感覚です。

私は、チャットワークを使うことでビジネススピードが10倍以上に加速していると感じています。

どんなビジネスにもスピードが大事ですから、チャットワークを入れないのは損していると思いますよ。

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