リーガルアクシスは元「ひまわり基金法律事務所」

リーガルアクシスについて教えてください。

立石 : 現在、弁護士は4人で、うち一人は2012年入社の新人です。事務スタッフは6名います。最近、徳島市にも2拠点目の事務所を構えたので、離れた場所のスタッフともコミュニケーションが必要になりました。

リーガルアクシスは、徳島県阿南市に「ひまわり基金」を利用し事務所を構えた。

支店との連携・新人弁護士の教育が楽に

支店増設、新人弁護士の入社といった変化があったのですね。

立石 : はい。徳島市に支店を出しました。チャットワークを利用しているので、離れている場所との話し合いが効率的にできています。また、2012年1月に新人弁護士が入社しました。チャットワークは過去のログをさかのぼって閲覧できます。過去の経緯を見るだけで、仕事がどのように進んでいるのか分かります。これは教育に役立っています。

弁護士4名のうち、鈴木弁護士が徳島支店に赴任し、支店間のコミュニケーションが必要になった。

「敷居の高い弁護士への相談」をチャットワークで「気軽」に

立石先生は「気軽に相談できること」を大切にされていますね。

立石 : はい。弁護士は士業の中で、最も相談しにくいイメージを持たれています。当事務所では、チャットワークでこの問題を解決し、相談しやすい環境を作ることができました。

立石弁護士は、気軽に相談できる法律事務所になるためにチャットワークを導入した。
確かに弁護士に相談するのは敷居が高いイメージがあります。

立石 : 通常、弁護士に相談するには、予約をとって事務所に出向きます。ですから、顧問契約していても予約が煩わしくて弁護士に相談しない会社は沢山あります。また、「ちょっとした相談を弁護士にするのは悪い」と考えて相談しない会社もたくさんあります。もったいないでしょう?お金を払っておきながら、「なにか相談しにくい・怖い・忙しそう」などの理由で顧問弁護士を利用しきれていない会社が多いのです。

チャットワークを入れると、どう変わりましたか?

立石 : ちょっとしたことを気軽に相談いただけるようになりました。特に増えたのが契約書関連業務です。本当は弁護士に相談したいと思っていても、仕方がないから相手方から出された契約書を社内で検討していた企業から、リーガルチェックの依頼や、オリジナルの契約書作成の依頼もありました。チャットワークだと弁護士の都合を気にせず相談したいことをチャットに書き込めるので、気軽に相談しやすいそうです。利用会社さんから「もうやめられない」とコメントをいただきました。

企業には弁護士に気軽に相談したいというニーズがあったのですね。

立石 : はい。企業はもっと弁護士に相談したほうが良いと思います。それで将来のトラブルが防げます。トラブルになってからでは、時間的・経済的・精神的にもコストがかかります。未然に防ぐことが大事です。チャットワークは相談しやすさを実現できるツールです。積極的に弁護士に相談してトラブルを予防してほしい。

守秘義務の関係で具体的には言えませんが、「チャットワーク法律相談」を利用しているお客様の中に、未然にトラブルを防げたケースがあります。私が旅行中で、早朝でした。チャットワークは、深夜でも早朝でも、伝えたいことを相手の状況を気にせず書き込んでおけます。朝、私がいつものようにスマートフォンでチャットワークをチェックすると、大事に至る可能性のある相談が寄せられていました。すぐに電話対応し、初期対応をおこないました。おかげで大きなトラブルにはなりませんでした。

島の農園主は船で弁護士に相談?島嶼部にも同等のサービス実現へ

チャットワークは弁護士過疎地域にどのように貢献していますか?

立石 : 島嶼部や、阿南市まで何時間もかかる場所にも、平等にサービスを提供できるようになりました。香川県の小豆島にオリーブ農園を営んでいる会社があるのですが、最寄の弁護士事務所に行くだけでも、船便が必要です。そのため、チャットワークで島にいながら相談できる仕組みをフル活用されています。このように、弁護士に相談しようとすると何時間もかかるところには積極的に紹介していこうと思います。

小豆島の顧問先が弁護士に相談するには、長時間の船移動が必要だが、チャットワークなら島にいながら可能。
ところで、リーガルアクシスは、都会の会社とも取引があるそうですね。

立石 : はい。チャットは距離を不問にします。都会にあるいくつかの会社も、チャットで相談できるという理由で、阿南市にある当社と顧問契約を結んでいます。都市部であっても、弁護士に予約を入れて出向いて相談する点は同じです。予約がいらないチャットでいつでも相談できるのは、都会の会社であっても同様に便利なのです。

顧問先が10倍増でも対応可能、弁護士軍団によるチャット相談

チャットワーク法律相談を利用するお客様は増えていますか?

立石 : はい。2011年にサービスを開始した時点で顧問先は3~4社でしたが、2012年初旬には顧問先が10社を越えました。私の人間関係が広がった点もありますが、チャットワーク法律相談は気軽に相談できるからですね。

事務所の運営面で変化はありましたか?

立石 : はい。 三つあります。

一つ目は、仕事を回せる量が増え、顧問先を増やせるようになったことです。新人がもう少し育てば、今の10倍の100社と契約できる体制になります。当事務所の開所当時は、仕事のほとんどが相続・借金などの個人トラブルでした。しかし、チャットワークを導入したことで、企業との顧問契約が増えました。今では顧問契約の相談量が、個人トラブルを上回っています。

二つ目は、顧客対応力が強化されました。「チャットワーク法律相談」のグループチャットには、当事務所の弁護士4人全員が入ります。一番早く対応できる者が対応したり、弁護士の協議の上で、最適な解決策を提案したりできます。

三つ目は、事務スタッフが喜んでいることです。彼らとのコミュニケーションの8割をチャットワークでおこなっています。弁護士は忙しそうなので声をかけにくいそうですが、チャットワークなら相手の状況を気にせず言いたいことを言っておけるので、かなりすっきりするそうです。

電話の伝言メモもこれまではノートにつけていましたが、チャットだと弁護士が出先でもチェックできるので、断然使い勝手が良いです。受け手の弁護士も手が空いた時に処理できて満足しています。

大阪でコワーキングスペースを経営している大崎社長は契約書作りのサポートを受けた。「普通なら弁護士4人がかりの対応なんてありえへん!」と、とても喜んでいる。所属弁護士が面で対応できるのはチャットワークならでは。

チャットワークコンサルティングから着想、債権回収スキームを商品化

チャットワークを利用した商品を開発したそうですね。

立石 : はい。債権回収システムの販売を始めました。債権回収に当たり、社内でいつ何をするかをマニュアルにしたものや、特定の商品専用の督促状作成をサポートする商品です。これは、チャットワークコンサルティング(無料で専門家に相談できるチャットワーク主催のサービス)から着想し、始めたサービスです。オリジナルのスキームを作るには、普段の契約のフローなどの聞き取りが必要です。チャットワークなら隙間時間でヒアリングがおこなえます。

また、お客様にも自社でできる部分はやってもらいます。このようにして、個別の聴き取りに基づくオーダーメイドの対応が必要な商品ですが、チャットワークを使って低価格で販売できるようになりました。

立石弁護士は、無料専門家相談「チャットワークコンサルティング」の専門家として活躍している。このサービスから着想し、債権回収スキームを商品化した。
リーガルアクシスでは、顧問先・弁護士軍団・事務スタッフと、関わる人すべてにメリットがあった。

「法律相談が必要な人のニーズ」を発掘するツールとして期待

チャットワークへの今後の期待をお願いします。

立石 : 「法律相談が必要な人のニーズを発掘するツール」として期待しています。というのも、雑談していると出てくる法律問題は多いからです。弁護士は一般の方と雑談する機会は少ないのですが、地域の集まりに出かけると、「あ、弁護士さんですか。実はうちの親父の相続でもめていまして。」といった相談が結構出てきます。10人に1人ぐらいは法的問題をかかえているようですが、実際に弁護士に相談するのはごく少数です。また会社を経営している人は、企業活動に必然的に法的トラブルが入ってくるので、雑談していると、「そういえば!」と相談されることもあります。

そこで、私は「顧問先同士の雑談の場」を作ろうと思っています。雑談で個別的な話になってくると、個別チャットへ移動して相談を受けます。また、顧問先同士の交流を通じて、グループの中で解決できることも増えますので、当事務所はより複雑高度な事案に集中して取り組むことができるようになります。田舎にも等しく弁護士サービスを提供し、法律相談が必要な人に気軽にサービスを利用してもらう手段として、チャットワークが全国に広がることを期待しています。

リーガルアクシスのチャット顧問サービスではリーズナブルな価格で顧問契約が可能。お問合せはこちら