写真共有に便利なオンラインストレージを比較!危険性についても解説!

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写真共有に便利なオンラインストレージを比較!危険性についても解説!

目次

セキュアSAMBA

写真を管理する際によく使われている保存方法

旅行やレジャー・仕事など、スマホで写真を撮影する機会が増加傾向です。しかし、撮影した写真の保存や管理方法にはさまざまな方法があります。ここでは、写真の管理に使われている主な保存方法を5つ紹介します。

パソコンでの保存

スマホやSDカードなどをパソコンに接続し、写真のデータを移行する保存方法です。パソコンを起動すればフォルダからすぐに写真データへのアクセスが可能で、編集作業をしたい場合にも便利です。またパソコンにデータを移行しておけば、インターネット環境がなくても写真の確認ができます。

しかしパソコンの容量を圧迫したり、不具合が起きた場合にデータが消えたりするリスクもあります。

USBメモリでの保存

USBメモリに写真を保存する方法です。USBメモリは小型で、端末に接続するだけで写真データにアクセスできるため、外出先での活用などには非常に便利な方法といえます。

しかし、USBメモリの書き込みやデータの保存期間には寿命があります。また何回も読み書きを繰り返すと寿命が短くなる点もデメリットです。重要なデータをUSBメモリに保存する場合は、複数のバックアップをとっておきましょう。

DVD等の記録媒体での保存

DVDなどの記録媒体に保存しておくのも、写真の管理に便利な方法です。記録媒体は安価な値段で買えるため、家族や友人にデータを渡す場合には重宝します。

しかしディスクに傷がつくと情報の読み取りができなかったり、保存容量が少なかったりといった点はデメリットです。大量のデータを保存したい時にはおすすめできません。

外付けHDDでの保存

外付けHDDは、大量の画像データの画質を落とさずに保存管理できます。データを読み書きできる回数も多く、長い期間データを保存しておきたい場合には便利です。

外付けHDDには、「ポータブル型」と「据え置き型」があります。

ポータブル型は、コンパクトな設計で電源コードがなくてもパソコンに接続すれば起動できます。しかしサイズが記録媒体やUSBメモリに比べると大きくて重い点がデメリットです。

据え置き型は、机などに設置して使います。電源コードがなければ起動しないため持ち運びには不向きですが、大容量のデータが保存できるため多くのデータを保存したい方におすすめです。

それぞれの特徴を確認し、自分の活用方法に適した外付けHDDを選択してください。

オンラインストレージでの保存

オンラインのストレージサービスに写真データを保存する方法で、インターネットが繋がる環境であれば、場所や端末を問わずデータの閲覧や編集ができます。

しかしインターネットに接続していなければ、データへのアクセスができません。また提供している会社の事業撤退やID・パスワードを忘れてしまうと、サービスが利用できなくなることもあります。事前にメモをしたり提供会社からの情報を確認したりといった対応が必要です。

写真共有にオンラインストレージを使うメリット

場所や端末を問わず写真のデータ保存ができるオンラインストレージは、どのような活用メリットがあるのでしょうか。ここでは、オンラインストレージを使う5つのメリットを解説します。

初めての人でも簡単に使える

誰でも簡単に使用できる点は、オンラインストレージのメリットです。画面の指示通りに操作をすれば、オンラインストレージに写真データの保存が可能で、編集や共有なども手軽に行えます。また、インターネット環境があれば利用できるため、導入のハードルも低いといえるでしょう。

そのため多くの企業で導入されており、メールではなくオンラインストレージでデータの共有を行う企業も増加しています。

無料で導入できる

オンラインストレージは、無料で利用できる場合がほとんどです。そのため、できるだけコストを抑えて写真の保存管理をしたい場合には便利といえます。ただし使用する容量によっては、有料プランへの加入が必要な場合もあるため注意してください。

容量を無制限に追加できる

無料で制限があるオンラインストレージでも、有料プランに切り替えることで無制限に容量を増やせることがあります。

また固定の金額ではなく容量に応じて金額が変わる場合が多いため、無駄な費用を払うこともありません。実際に無料プランで利用し、容量が増えてきたタイミングで有料プランへの切り替えがおすすめです。

自動でバックアップをしてくれる

写真データの破損や誤って消去した場合でも、オンラインストレージなら自動でバックアップをとってくれます。外付けHDDやUSBメモリなどは、衝撃や水没するとデータが消えてしまうこともあります。しかしオンラインストレージはデータがクラウド上にあるため、データが消えるリスクは非常に少ないでしょう。

さまざまなデバイスから閲覧ができる

オンラインストレージはクラウド上にデータがあるため、利用する端末を問わずデータの閲覧ができます。たとえば、外出先で写真データの共有が必要になった場合でも、スマホなどから簡単にデータへアクセスできます。

従来は端末を持っていなければデータの閲覧ができなかったため、ビジネスにおける業務の効率化にも繋がるでしょう。

写真共有にオンラインストレージを使うデメリット・危険性

これまで説明したように、オンラインストレージでの写真共有にはメリットが多くあります。しかし、オンラインストレージを使う上でのデメリットや危険性もあるため、ここではデメリットを3つ紹介します。

セキュリティ管理が必要になる

オンラインストレージはクラウド上に写真を保存するため、データ漏洩などのリスクがあります。そのため、サービスの利用開始前にセキュリティ対策の内容や保証について確認してください。

自分でできる対策に、公開範囲の設定があります。全体に公開せず、公開範囲を設定しデータが流出しないよう管理しましょう。

写真データが消えてしまう可能性がある

オンラインストレージは、端末の故障などでデータが消えることはありません。しかし、オンラインストレージ自体の不具合やシステムトラブルなどで、データが消えてしまうことがあります。またサービスを提供している会社が事業撤退しサービスを終了する場合もあるため、注意しましょう。

プランによって保存容量に上限がある

有料プランに加入していても、オンラインストレージの保存容量に上限がある場合もあります。とくに高画質で写真をとると、大容量になってしまいすぐに容量が上限になることもあるでしょう。

最近では保存するときに自動でデータを圧縮してくれるオンラインストレージもあります。保存したデータ自体を圧縮すると、画質が落ちることもあるため保存容量や写真の画質にも注意してください。

写真共有に使うオンラインストレージの選び方・比較ポイント

オンラインストレージサービスは増えているものの、それぞれの提供会社で特徴や機能が異なります。ここでは、オンラインストレージの選び方や比較のポイントを紹介します。

保存容量・上限

保存容量や上限は事前にチェックしておきましょう。最近のスマートフォンやデジタルカメラは、高画質で撮影するため大容量のデータになります。オンラインストレージによっては、データを圧縮して保存する場合もありますが、写真を取り出す際に画質が落ちてしまいます。

画質を落とさずデータ保存したい場合は、有料プランを活用し保存容量や上限を増やすようにしてください。特にビジネスでオンラインストレージを活用する場合は、取引先に良い状態でデータを共有するためにも有料プランがおすすめです。

共有機能の有無

オンラインストレージを選ぶ際には、共有機能がついているかも確認してください。オンラインストレージは、共有URLの発行やメールアドレスの入力で共有が可能です。手軽に共有できれば、取引先とのやりとりもスムーズになるでしょう。

しかし共有機能がついていなければ、メールやビジネスチャットなどで全てのデータを手作業で共有しなければなりません。業務の効率化やデータの漏洩を防ぐ上でも、共有機能の有無はオンラインストレージを選ぶ際のポイントです。

セキュリティレベル

オンラインストレージのセキュリティレベルは高いツールが多いものの完璧ではありません。実際にオンラインストレージに侵入し、個人情報や会社の機密情報が盗まれることもあります。

セキュリティレベルを確認する際は、多要素認証やデータのバックアップ体制などの確認がおすすめです。オンラインストレージを提供している会社のホームページで、セキュリティレベルを確認してください。

検索機能の利便性

多くのデータや写真から必要なものを探すのは、非常に時間がかかります。作業時間を減らすためにも、検索機能の利便性を確認しましょう。

オンラインストレージによっては、PDFやExcelの中身の全検索ができたり、検索条件を指定できたりも可能です。オンラインストレージは業務の効率化や利便性の向上にも活用できるため、検索機能をうまく活用してください。

写真共有におすすめのオンラインストレージ

オンラインストレージを提供している会社は多く、それぞれ機能や特徴が異なります。ここでは、写真共有におすすめのオンラインストレージを4つ紹介します。

Dropbox

Dropboxは、用途に合ったプランが選択できるオンラインストレージです。フォルダに入れるだけで自動保存されるため、毎回ログインする手間も入りません。30日間バージョン履歴が保存されるため、ファイルをうっかり消してしまっても安心です。

提供元 Dropbox Japan株式会社
アメリカ
課金タイプ ID課金
容量・料金 Basic 月額料金:¥0、容量:2GB
Plus 月額料金:¥1,500、容量:2TB
Professional 月額料金:¥2,400、容量:3TB
Standard 月額料金:¥1,800、容量:5TB
Advanced 月額料金:¥2,880、容量:15TB
Enterprise 月額料金:要問合せ、容量:要問合せ
利用可能ID数 法人向けプランは最低3ID以上
特徴 オンラインストレージの先駆者的存在。法人利用向けにアップグレード

OneDrive

OneDriveは、Microsoftが提供しているオンラインストレージです。ファミリープランから個人用のプランまで幅広く用意されているため、ニーズに合ったプランを選択できます。またOfficeサービスとの連携機能が充実しているため、特にWindows端末を使っている場合に相性の良いオンラインストレージです。

提供元 日本マイクロソフト株式会社
アメリカ
課金タイプ ID課金
容量・料金 Microsoft 365 月額料金:¥0、容量:5GB
Microsoft 365 Basic 月額料金:¥260、容量:100GB
Microsoft 365 Personal 月額料金:¥2,130、容量:1TB
Microsoft 365 Family 月額料金:¥2,740、容量:6TB
利用可能ID数 無料、Basic、Personalが1ID、Familyが最大6IDまで
特徴 マルチデバイス対応、ファイルの共有・共同編集、バックアップ機能、そして高度なセキュリティ対応

iCloud

iCloudは、Apple製品に標準搭載されているクラウドサービスで、写真や書類、アプリのデータなどを自動で保存・同期できるのが特徴です。

無料で5GBのストレージが付与され、より多くの容量が必要な場合は「iCloud+」へのアップグレードが可能。200GB以上のプランでは家族との容量共有もでき、各メンバーのデータは独立して管理されるためプライバシーも安心です。

提供元 Apple Inc.
アメリカ
課金タイプ ID課金
容量・料金 iCloud 月額料金:¥0、容量:5GB
iCloud+ 月額¥150 月額料金:¥150、容量:50GB
iCloud+ 月額¥450 月額料金:¥450、容量:200GB
iCloud+ 月額¥1,500 月額料金:¥1,500、容量:2TB
iCloud+ 月額¥4,500 月額料金:¥4,500、容量:6TB
iCloud+ 月額¥9,000 月額料金:¥9,000、容量:12TB
利用可能ID数 1IDのみ
特徴 Apple製品との連携に優れ、写真や動画の自動保存が可能。Appleユーザーに最適

セキュアSAMBA

セキュアSAMBAは、充実したセキュリティ機能が特徴のオンラインストレージです。ファイルの暗号化や二段階承認などセキュリティ対策が高いため、企業で使う場合にもおすすめです。データのバックアップ機能やアメリカ政府機関でも使用される保管先でのデータ保存で、BCP対策にも活用できます。

提供元 株式会社kubellストレージ
日本
課金タイプ データ容量課金
容量・料金 フリー 月額料金:¥0、容量:1GB
スタンダード 月額料金:¥25,000、容量:300GB
ビジネス 月額料金:¥35,000、容量:500GB
エンタープライズ 月額料金:¥48,000、容量:1TB
エンタープライズ 月額料金:¥88,000、容量:3TB
エンタープライズ 月額料金:¥128,000、容量:5TB
エンタープライズ 月額料金:¥178,000、容量:10TB
エンタープライズ 月額料金:¥298,000、容量:30TB
利用可能ID数 無料のみ2IDまで、有料版は無制限
導入実績 8000社以上
特徴 操作性・サポート体制・料金プラン・専門性に優れ、中小企業を中心に導入実績あり
URL 公式サイト

写真共有には便利なオンラインストレージを活用しよう

本記事では、写真共有に便利なオンラインストレージを解説しました。オンラインストレージを使うことで、写真の管理や共有を簡単に行えます。またUSBメモリや外付けHDDのように持ち運ぶ必要もなく、インターネット環境があればどこでも使えます。

提供している会社によって特徴や機能が異なるため、自分に必要な機能を洗い出してオンラインストレージの導入を検討してみてください。

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Chatworkのお役立ちコラム編集部です。 ワークスタイルの変化にともなう、働き方の変化や組織のあり方をはじめ、ビジネスコミュニケーションの方法や業務効率化の手段について発信していきます。


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