【忘年会・新年会にも!】社内コミュニケーションに役立つおすすめゲーム7選
目次
社内コミュニケーションを活性化する方法として「ゲーム」を活用する取り組みが注目されています。
本記事では、ゲームを社内で行うメリットや方法、おすすめのゲーム、実施する際の流れや注意点などをわかりやすく解説します。
ゲームが社内コミュニケーションに役立つ理由
社内で円滑な人間関係を築くために、ゲームが注目されています。
年齢や立場に関係なく参加しやすいゲームによって会話のきっかけを生み出すことができ、リモートワークや部署を超えた交流の場では、雑談の代替手段としても有効です。
たとえば、オンラインで参加できるクイズや心理ゲームを取り入れることで、メンバーの意外な一面を知る機会が増え、信頼関係の醸成につながります。
そもそも社内コミュニケーションの重要性とは?
職場におけるコミュニケーションは、単なる情報伝達にとどまらず、組織の信頼関係や生産性を左右する大切な要素です。
社員同士の意思疎通が円滑であれば、業務の効率化はもちろん、誤解やミスの防止にも直結します。
また、気軽に意見を言い合える環境は心理的安全性を高め、チームの一体感を強める効果もあります。
コミュニケーションが不足すると、孤立感や不満が高まり、モチベーション低下や離職リスクにつながりかねないため、社内イベントやゲームといった取り組みが役立ちます。
社内コミュニケーションにゲームを行うメリット
次に、社内コミュニケーションにゲームを行うメリットについて説明します。
人間関係をスムーズにする効果
広く参加者を募ってゲームを行うことによって、日常では関わりの少ない社員同士の距離を縮めることにつながります。
会話のきっかけが増えることで、自然な信頼関係が生まれ、心理的な壁を取り除く効果が期待できるため、業務連携もスムーズに進めやすくなります。
また、ゲームという共通体験を通じて、普段は見えない個性や価値観に触れられる点も大きなメリットです。
離職率の改善や定着率の向上
職場に安心感や一体感を与えるゲームは、帰属意識を高める効果があります。
孤立感を解消し、社員が「働きやすい」と感じられる環境を整えることで、離職防止や定着率の向上につながります。
とくに新入社員や中途入社のメンバーにとっては、早期に組織へなじむきっかけとなり、長期的な就業意欲を高める要因にもなるでしょう。
こうした取り組みは採用コスト削減、ノウハウやナレッジの蓄積など、さまざまな面でメリットがあります。
コミュニケーションスキルの強化
ゲームを通じて、相手の意見を聞いたり自分の考えを表現したりする機会が増えるため、コミュニケーション能力が磨かれます。
日常業務以外で発言力や協調性を養う場としても有効であり、リーダーシップや交渉力、相手の立場に立った発言など、実務に直結するスキルを育む効果もあります。
このようなスキルを楽しみながら習得でき、学習効果が定着しやすい点も、ゲームの強みといえるでしょう。
チームワークの活性化
協力型ゲームや課題解決型のアクティビティでは、共通の目標に向かって協力する体験ができます。
こうした体験は信頼関係を強め、チーム全体の一体感を高める効果があります。
また、ゲームの中では役割分担や意見交換が自然に生まれるため、普段の業務では見えにくいリーダーシップや調整力を発揮する機会にもなります。
費用対効果の実現
比較的低コストで実施できることも、ゲームの大きな魅力です。
大掛かりな研修や外部イベントと比べて負担が少なく、継続的に取り入れやすいため、組織全体のモチベーションや生産性を高める効果が期待できます。
さらに、オンラインツールを活用すれば場所や時間に縛られず実施でき、遠隔地の社員も参加可能です。
コストを抑えつつ組織全体の効果を得られる点で、費用対効果の高い施策といえるでしょう。
ゲームを実施する流れやポイント
続いて、ゲームを社内で行う際に押さえておきたい流れやポイントを紹介します。
ゲームの目的や期待する効果を明確にする
最初に重要なのは、なぜゲームをおこなうのかという目的を明確にすることです。
単なる娯楽にとどまらず、人間関係の改善、チームワークの向上、コミュニケーション活性化など、期待する効果を具体的に設定する必要があります。
目的が曖昧なままでは、いくら盛り上がっても成果に結びつかず、形だけのイベントで終わってしまう恐れがあります。
事前にゴールを定めることで、実施後の評価や改善にもつなげやすくなるでしょう。
ゲームのルールや進め方を全員で共有する
実施にあたっては、参加者全員がルールや進行の流れを理解していることが大切です。
ルールが不明確だと混乱や不公平感を招き、せっかくのコミュニケーション機会が逆効果になりかねません。
ゲーム開始前に目的や進め方を丁寧に説明し、必要に応じてリーダーを配置すると安心です。
誰もが安心して参加できる環境を整えることで、ゲーム本来の効果を最大限に発揮できます。
ゲームを実際にプレイする
準備が整ったら、いよいよゲームを実施します。
進行役が全体をリードしつつ、参加者が主体的に楽しめる雰囲気をつくることがポイントです。
短時間で完結するゲームを選べば集中力が続きやすく、複数回に分けて行えばさまざまな組み合わせで実施できます。
重視すべきなのは「勝敗」よりも「コミュニケーション」であり、全員が積極的に関われるよう配慮することがポイントです。
ゲームの振り返りやフィードバックをする
実施後は必ず振り返りの時間を設けましょう。
参加して感じたことや学んだ点を共有することで、ゲームを単なる余興で終わらせず、実際の業務や人間関係に活かせる気づきを得られるためです。
進行役がフィードバックを促し、良かった点や改善点を整理すれば、ゲームによって生まれた体験を今後へ生かすことにつながるでしょう。
社内コミュニケーションの活性化におすすめのゲーム7選
では、社内コミュニケーションの活性化におすすめのゲームを7つご紹介します。
①|伝言ゲーム
②|ジェスチャーゲーム
③|質問ゲーム
④|ロシアンルーレット
⑤|他己紹介
⑥|人生グラフ
⑦|グッドアンドニュー
ゲーム①|伝言ゲーム
伝言ゲームは、あるお題を先頭の人が耳打ちで伝え、それを順番に後ろへ伝えていき、最後の人が内容を発表するゲームです。
情報が途中で変わってしまうことも多く、正しく伝える難しさと聞き取る力の重要性を体感できます。
・プレイ人数: 1チーム4〜5人
・プレイ時間: 約30分〜1時間
【ルール・手順】
1.チームごとに一列に並ぶ
2.先頭の人にだけお題を伝える
3.後ろの人へ順に耳打ちで伝えていく
4.最後尾の人が答えを発表し、正解に近いほど高得点を得る
ゲーム②|ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、与えられたお題を言葉を使わずに体の動きだけで表現し、相手に当ててもらうゲームです。
表現力や観察力が問われることに加え、自然と笑いが生まれ、緊張をほぐす効果もあります。
リモート会議でも実施可能で、オンラインコミュニケーションにも有効です。
・プレイ人数: 4人以上
・プレイ時間: 約20〜40分
【ルール・手順】
1.出題者はお題を確認する
2.言葉を使わず、身振り手振りだけで表現する
3.ほかの参加者が答えを当てる
4.制限時間内に正解したらチームに得点が入る
ゲーム③|質問ゲーム
質問ゲームは、参加者が出題者へ「はい・いいえ」で答えられる質問を繰り返すことによって正解を導き出すゲームです。
論理的思考と発想力が必要となるゲームであり、会話のキャッチボールが自然に増えたり、相手の考え方を知るきっかけになったりする効果が期待できます。
・プレイ人数: 3人以上
・プレイ時間: 約15〜30分
【ルール・手順】
1.出題者がテーマや答えを決める
2.ほかの人は質問を投げかけ、出題者は「はい・いいえ」で回答
3.答えを推測し、最初に正解した人が勝利
ゲーム④|ロシアンルーレット
ロシアンルーレットは、見た目が同じアイテムの中にひとつだけ「ハズレ」を混ぜ、誰がそれを引くかを楽しむゲームです。
たとえば激辛のお菓子や変わった味の飲み物などを用意すれば、盛り上がりやすく笑いも生まれます。
ただし、食品アレルギーや体調には十分配慮しましょう。
・プレイ人数: 3人以上
・プレイ時間: 約10〜20分
【ルール・手順】
1.見た目が同じ食品やアイテムを用意
2.1つだけ異なる味のもの(辛い・苦い・酸っぱいなど)を混ぜておく
3.順番に選んで食べ、誰が当たりを引くか楽しむ
ゲーム⑤|他己紹介
他己紹介は、ペアになって相手に質問を行い、その情報をもとに他のメンバーへ相手を紹介するゲームです。
自分のことを話すのではなく「相手を紹介する」形式なので、観察力や傾聴力を鍛えることができます。
初対面の場でも距離を縮めやすく、信頼関係構築にも効果的です。
・プレイ人数: 2人1組から
・プレイ時間: 約20〜40分
【ルール・手順】
1.2人1組でペアを作る
2.互いに質問しながら情報を引き出す
3.得た内容をほかのメンバーへ紹介する
4.紹介を通じて共通点や新しい発見を共有する
ゲーム⑥|人生グラフ
人生グラフは、自分の人生を横軸に時間、縦軸に気持ちの浮き沈みを設定し、グラフ化して発表するゲームです。
仕事やプライベートでの転機を可視化することで、その人の価値観や大切にしてきたことが理解できます。
業務外の一面を知ることによって、親近感が生まれやすいのが特徴です。
・プレイ人数: 3人以上
・プレイ時間: 約30〜60分
【ルール・手順】
1.紙やホワイトボードに人生グラフを描く
2.幼少期から現在までの印象的な出来事をプロット
3.作成したグラフをメンバーに発表
4.感想や質問を共有して理解を深める
ゲーム⑦|グッドアンドニュー
グッドアンドニューは、直近24時間以内にあった「良かったこと(Good)」や「新しい発見(New)」を一人ずつ発表するゲームです。
短時間で実施でき、ポジティブな体験を共有することで自然に場の雰囲気が明るくなります。
チーム全体が前向きな気持ちになりやすいのも特徴です。
・プレイ人数: 3人以上
・プレイ時間: 約10〜20分
【ルール・手順】
1.各参加者が順番に「Good」または「New」を発表
2.小さな出来事でもOK
3.ほかの人は共感や質問をして交流を深める
社内でゲームを実施する際の注意点
ここでは、社内コミュニケーションとしてゲームを導入する際の注意点を3つ解説します。
目的を持たずに実施しない
単に盛り上がることを目的にゲームを実施すると、一時的な楽しさで終わり、組織にプラスの効果が残せません。
人間関係の改善やチームワーク強化など、実施目的を明確にしておくことが重要です。
目的を共有すれば参加者も意識的に取り組めるため、ゲームを通じて得た気づきを日常業務へとつなげやすくなるでしょう。
参加者が不快になるゲームはしない
ゲームの内容によっては、恥ずかしさや苦手意識を感じる人が出てしまう場合があります。
たとえば身体的特徴を話題にするものや、辛すぎる食べ物を使ったものは十分な配慮が必要です。
コミュニケーションを促進するはずが、かえって人間関係に溝を作るリスクもあるため、誰もが安心して楽しめる内容を選ぶことが大切です。
フィードバックせずにゲームを進めない
ゲームを実施した後に振り返りを行わないと、効果が一過性で終わってしまいます。
感じたことや学びを共有し、業務にどう生かせるかを考えることで初めて実施の意味が生まれます。
進行役が感想を促し、良かった点や改善点を整理することで、次回以降の取り組みの質も向上します。
ゲーム以外のコミュニケーションツールなら「Chatwork(チャットワーク)」
社内コミュニケーションにゲームを取り入れることで、人間関係がスムーズになり、チームワークやモチベーションの向上が期待できます。
目的を明確にし、安心して参加できるルールを整え、振り返りをおこなうことで、単なる余興ではなく実務に活かせる学びへとつながります。
短時間で実施できるゲームを定期的に取り入れることで、社員同士の距離が縮まり、組織全体の活性化につながるでしょう。
こうした取り組みを定着させるには、日常の業務で活用できるコミュニケーション基盤も欠かせません。
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