復職の挨拶メールとは?復職の挨拶メールを送る必要性と書き方のポイント

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復職の挨拶メールとは?復職の挨拶メールを送る必要性と書き方のポイント

目次

休職が明け職場復帰をする際には、休職中にお世話になった方や復職後に一緒に働く方に対してメールで挨拶をする場合があります。

しかし、いざ復職の挨拶メールを作成しようと思っても、普段書くことのない内容のため、どのようなことに気をつけて書けばいいのかと悩むことも多いのではないでしょうか。

復職の挨拶メールを送る必要性と復職の挨拶メールの書き方のポイントについて考えていきましょう。

復職の挨拶メールとは?

復職の挨拶メールとは、病気や怪我などでの療養、介護や産休などで長期休職をしていた状態から復職をする際に、復職した旨の挨拶を関係各位に送るメールのことです。

社内の人間に送る場合や、社外でもやりとりがあってお世話になっていた方など、社内・社外問わず職場復帰したことを伝える必要性がある相手に復職の挨拶メールを送ることになるでしょう。

復職の挨拶メールを送るタイミングの理想は、復職する数日前から当日ですが、メールを送る相手や時期に悩む場合には、勤め先の人事や上司などに相談をしてから送るようにしましょう。

復職の挨拶メールを送る必要性

復職の挨拶メールを送ることは、復職し業務をおこなうにあたり必要性がある行為と考えることができます。

挨拶なしに復職をすると、一緒に働くうえで不信感を抱かせる可能性があり、少し礼儀に欠ける印象を与えてしまうことにもなりかねません。

また、休職することになった理由に問わず、自身が休んだことで仕事のフォローをしてくれた人がいることは事実です。

その相手に対して、仕事の負担をかけたお詫びやおかげさまで無事復職することができた感謝の気持ちを伝えることは大切なことではないでしょうか。

ほかにも、休職の理由によっては、今後の働き方が以前と変わる部分もあるかもしれません。

復職の挨拶メールを送る際、今後の働き方についても触れることや指導やフォローをお願いしておくことで、復職がスムーズに進む可能性が高まると言えるでしょう。

復職の挨拶メールを送る際の注意点

復職の挨拶メールは、仕事をしている同僚や関係各位、また外部でお世話になった方へ送るメールです。

そのため、忙しい中でメールに目を通してもらったときに、内容が簡潔に伝わることが大切です。

伝えたいことが伝わるかつマナーある好印象な復職の挨拶メールを送る際の注意点を見ていきましょう。

 

くわしい休職の事情を書く必要はない

復職の挨拶メールは、主に感謝や謝罪の気持ち、復職後の働き方についてを簡潔に伝えられることが望ましいため、復職の挨拶メールにくわしい休職の事情を書く必要はありません。

仕事を休むということに対して後ろめたい気持ちがある場合には特に、事情をわかって欲しいという気持ちが働き、休職についてのくわしい説明から書きたくなってしまいます。

しかし、復職の挨拶なので、受け取る相手は休職中のくわしい事情については求めていないことが多いです。

文章が長くなると、なにを伝えたいメールなのか不明確になりやすいので、くわしい休職の事情は省き、あくまで復職の挨拶をするという部分を意識しましょう。

 

お詫びと感謝の言葉を伝える

自分が休職をしていた期間の業務などを負担をしてくれていたことへのお詫びだけでなく感謝の気持ちもしっかりと伝えましょう。

仕事をおこなううえでは、働いている職場の人間関係も大切ですので、感謝の気持ちを伝えるということは仕事を円滑におこなう上でも非常に大切です。

復職の挨拶メールでは、これから仕事をおこなううえで円滑に業務が進められるように配慮した文章を意識しましょう。

 

復職後の働き方は前向きな気持ちを伝えると好印象

復職する以前とは、働き方に違いが出てくる人もそうでない人もいると思います。

たとえ復職後は働く時間が短くなったり、休む日にちが多くなったとしても、それは会社との話し合いの末に決まったことなので、同僚などに対して申しわけないという気持ちを感じ過ぎなくてもよいことです。

今までやこれからに対する謝罪の気持ちだけでなく、仕事に対して前向きな気持ちを伝えることは、好印象なメールになる秘訣と言えるでしょう。

復職の挨拶メールの書き方のポイント

社内・社外問わず、相手は仕事の合間などにメールを読むことがほとんどです。

忙しい中で目を通してもらう可能性を十分に理解し、伝えたい内容を的確に伝えられるように、復職の挨拶メールに限らず簡潔・明確な内容を作成することを心がけるとよいでしょう。

わかりやすい復職の挨拶メールにするための、書き方のポイント見ていきましょう。

 

長い文章にしない

忙しく仕事をしている合間に読んでもらう可能性を考え、不必要に長い文章にならないよう配慮が必要です。

  • ひと文の中で、ひとつの話題にする
  • ひと文は、60文字ほどに抑える

このふたつのポイントをおさえてメールを作成するだけで、長い文章を避けてわかりやすいメールを作成しやすくなるでしょう。

 

件名には「復職」などと入れてわかりやすくする

仕事のメールですと一日に複数のメールを受信する可能性が高いため、その中に埋もれてしまわないよう、わかりやすい件名にすることが大切です。

件名には「復職」や「職場復帰」と入れて、ひと目で内容がわかるようにしましょう。

 

要点をおさえて簡潔に書く

復職の挨拶メールに記載したい要点をおさえて、簡潔にわかりやすいメールの作成を心がけます。

  1. 名前
  2. 復職の日付
  3. 復職後の部署
  4. 復職後の働き方
  5. 復職後の前向きな気持ち

上記を復職の挨拶メールに記載をすると、わかりやすく読みやすいメールの作成をしやすくなるでしょう。

 

お詫びと感謝の言葉を前向きな気持ちで書く

休職中に業務の負担をしてもらったことへのお詫び、そしてお詫びするだけでなく感謝の言葉を添えると、心に響く温かな文面のメールに感じられます。

さらに復職後の前向きな気持ちを記載することで、印象のよい文章になり、気持ちの面でも復職をスムーズに進められる手助けとなりやすいでしょう。

復職の挨拶メール文例:社内

社内に向けて復職の挨拶メールを送る場合の文例を見ていきましょう。

件名:復職のご挨拶/自分の名前

各位

ご無沙汰しております。〇〇です。

長らくお休みをいただいておりましたが、x月x日から職場復帰をいたしました。

休職中は、皆さまへ多大なご負担とご迷惑、またご心配をおかけいたしましたこと誠に申し訳ございませんでした。

皆さまの温かいお心遣いとご配慮のおかげで、無事に復職を果たすことができました。
心より、御礼を申し上げます。

復職後は〇〇部の所属、生活に慣れるまでは9:00〜16:00までの勤務となります。

今後も体調管理に気を配りつつ仕事に邁進し、今まで以上に会社へ貢献ができるよう
そして皆さまへ恩返しができるよう取り組みたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

メールでのご連絡となり大変恐縮ですが、取り急ぎ、復職のご挨拶とお礼を申し上げます。


署名 部署・名前・連絡先など
 

復職の挨拶メール文例:社外

取引先など社外に向けて復職の挨拶メールを送る際の文例を見ていきましょう。

件名:職場復帰のご挨拶/会社名と自分の名前
株式会社△△
営業部 部長 ○○様

ご無沙汰しております。
株式会社▲▲ 営業部の●●です。

長らく休職をしておりましたが、このたびx月x日から職場復帰をいたしましたこと、ご連絡申し上げます。

今回の休職で○○様には多大なるご迷惑をかけし、心よりお詫びを申し上げます。

貴社のお役に立てますよう、よりいっそうの精進を続けてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

本来でしたら直接ご挨拶にお伺いすべきところ、メールでのご連絡となり大変恐縮ですが、取り急ぎ復職のご挨拶とさせていただきます。

(近い日付で訪問する予定がある場合には、その旨も一言添える)


署名 会社名・部署・名前・連絡先など
 

復職の挨拶はメールよりChatwork

復職の挨拶メールに限らず、仕事のメールはたくさんのメールを受信するうえに、ゆっくりとメールを読む時間が取りづらいことがことが多く、相手に読んでもらえるまでに時間がかかるというデメリットがあります。

いくら簡潔にわかりやすい文章で復職の挨拶メールを作成しても、読んでもらえなければ送った意味もありませんし、相手に気持ちも伝わりません。

復職の挨拶には、メールではなくビジネスチャットの「Chatwork」を利用すれば、送ってから読んでもらうまでのタイムラグが少なく、効率的に気持ちが伝わるでしょう。

また、Chatworkは決められたメンバーでグループの作成ができ、伝えたい相手に確実にメッセージを届けることが可能です。

Chatworkはチャット形式でのやりとりのため、相手も簡単にメッセージを送り返すことができます。

また、Chatworkのリアクション機能を使えば、メッセージを送らなくても確認したことを伝えることができます。

社内・社外問わず円滑なコミュニケーションを実現させるために、ぜひChatworkを活用してください。

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