テレワークの課題とは?テレワークで生じる5つの大きな課題

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目次

メリットが多く新しい働き方として推奨されているテレワークにも、さまざまな課題や問題点があります。

テレワークの課題や問題点は、事前のルールづくりや公的な補助金の利用などで対処することが可能です。

テレワークの失敗を防ぐために知っておきたい、代表的なテレワークの課題・問題点をご紹介します。

テレワーク成功の鍵は課題・問題点の把握

テレワークを始めるうえで重要なのは、想定できる課題や問題点をできるだけ潰しておくことです。

テレワーク導入のために、便利なシステムやツールを導入しても、サポートや教育が不十分で社員が使いこなせなければ意味がありません。

テレワークの導入や運用にあたり、どのような問題が発生する可能性があるのかを事前に知ることで、対策を講じた上で導入を検討することができるので、テレワークを検討している場合は課題や問題点をできるだけ多く把握しておく必要があります。

テレワークの課題:対象者や対象範囲の選定における課題

すべての仕事をテレワークでおこなえるかというと難しいものも中にはあります。

職種や業種によって現場での対応が必要になる仕事もたくさんあるからです。

また、部署によって、テレワークへの関心度や、ICTを活用した働き方への抵抗感に差がある可能性があります。

テレワークではやりにくい業務や、業務の実施内容が限定されてしまうなどの状態で運用していると業務量に差がでたり、思うように仕事を進められず、モチベーションが低下してしまう社員も出てきます。

そのため、導入する範囲を選定する際は、できるだけ関係者の理解がえられ、テレワークに移行してもパフォーマンスに影響が少ないと思われる業務を担当している部署から導入を始め、徐々に対象部門や対象者数を拡大していくことをおすすめします。

また、テレワークでは自律的に仕事を進めることが求められるため、新入社員など、育成期間の従業員には不向きな環境です。

テレワーク可能な対象者や対象業務を適切に定めないと、長期的なテレワークの継続は難しいでしょう。

テレワークの課題:準備や導入コストの課題

テレワークを実現するためには、

  • 業務に必要な性能を持ったPC
  • ある程度の速度が保証されているネット回線
  • 仕事に集中できる空間の確保

が最低限必須となってきます。

「自宅にPCがない」「家にネットの固定回線を引いていない」という社員がいる場合、テレワーク環境の整備の必要性が出てきます。

PCをレンタルしたり、仕事に必要なシステム・サービスの契約に初期投資が必要です。

テレワークを導入するということはオンラインで仕事を主にすることになるので社内文書の電子化や業務に必要なことのIT化も求められます。

テレワークの課題:セキュリティやルールの課題

テレワークを導入する場合、情報漏えいを防ぐため、社員のセキュリティリテラシーを教育したり、データやデバイスの取り扱いに関するルールづくりも必要です。

基本的なウイルス対策ソフトの導入や、ネットワークの構築なども場合によっては必要になります。

また、トラブルや社員の疑問や質問に応答できるようにヘルプデスクを用意するなどの体制の整備も必要になるでしょう。

テレワークの課題:社員の評価や労務管理の課題

テレワークは、「仕事を頼んで成果物を渡してもらう」というやり取りになりやすいので、実際に何時間仕事をしているのかが見えづらいです。

出社や退社がないので、仕事のオン・オフを切り替えることができずに、残業を多くしてしまったり、逆になまけてしまう社員も出てくるかもしれません。

勤怠管理システムで出退勤の管理は可能ですが、実際にどういう状態かまでは確認することは難しいので、退勤後に隠れ残業をしていたり、休日も仕事をしてしまっているなどのオーバーワークの問題も出てきます。

また、テレワークは短期的に結果が分かる仕事をする人が評価されがちです。

すぐには成果が出ない仕事や、事務・経理などの裏方仕事は評価されづらくなるため、社員が不公平感を感じないようにする新たな人事評価制度の導入も必要になってきます。

テレワークの課題:ストレスやメンタルケアの課題

対面している相手の顔色を見たり、気軽に昼食に誘ったり、雑談したりできるオフィスワークや現場仕事と違って、テレワークでは気軽なコミュニケーションが生まれづらくなります。

他人に話しかけられないほうが集中できるタイプの社員もいますが、人によっては人との会話が減ることでストレスを感じる場合もあるので、社員のメンタルケアは必須だと考えておいたほうがよいでしょう。

また、「隣の人に質問する」「雑談で緊張をほぐす」「周囲の社員がそれとなくフォローする」といった対面ならではのコミュニケーションができなくなる弊害は大きいです。

コミュニケーションエラーで仕事の覚えが悪くなったり、ストレスから体調を崩す社員が増えることには注意する必要がありますので、社員のストレスチェックやメンタルケアにも力を入れましょう。

テレワークの課題や問題点を解決するポイント

テレワークの課題や問題点は、テレワークに合わせたルールづくりを進め、社内コミュニケーションの頻度や質を高めることで解決につながっていきます。

また、人事評価やコミュニケーションが減ることによるメンタル面の問題も、気軽に利用できるコミュニケーションツールを用意したり、上司やチーム、産業医の面談を増やしたりすることである程度対処することができます。

導入費用や機器の準備などに関する部分以外は、コミュニケーションが鍵になりますので、テレワークの運用を通してコミュニケーションを活発化させることを意識して課題を発見し改善につなげましょう。

テレワークの課題や問題を改善し続けることが大事

事前にどのような課題や問題があるのかを知っておけば、自社の予算や業種に合わせた準備をしてテレワークを導入することが可能です。

ですが、どのような企業でもはじめてのテレワークの導入で完璧なものにすることは難しいものです。

どれだけ事前準備に力を入れても、継続的な調整は必要になってきます。

テレワークを導入するなら、短期的な課題の回避に必要なルールの整備と、中長期的な改善の両方を進めて、よりよい労働環境を運用を通して整えていく必要があります。

最終的には企業のカラーなどを考えて調整する必要も出てくるので、テレワークの導入後も継続して社員の意見を聞いたり満足度を調査したりして、ルールや働き方を改善していきましょう。

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Chatworkの中の人です。お役立ちコラムの編集者として、ワークスタイルの変化に伴うコミュニケーションと組織のあり方など発信していきます。

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