Chatwork(チャットワーク)の「TO」と「返信」の使い方と機能の違いとは?

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Chatwork(チャットワーク)の「TO」と「返信」の使い方と機能の違いとは?

目次

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Chatwork(チャットワーク)では、複数のユーザーが参加するグループチャット内でチャット形式の会話ができます。

チャットでのやりとりはスピーディで便利ですが、コミュニケーションが活発になると、誰が誰宛にメッセージを発信しているのか分かりづらくなることがあります。

そのような場合便利なのが「TO」と「返信」機能です。「TO」と「返信」は似た機能ですが、それぞれの機能には違いがあります。

グループチャットを活用する上で必須の「TO」と「返信」について、その違いと使い分けを紹介します。

「Chatwork」とは?ビジネスチャット「Chatwork」とは?どんなことが実現できるの?をわかりやすく解説します。
>ビジネスチャット「Chatwork」とは?

Chatworkの「TO」「返信」機能とは

「TO」と「返信」は、どちらも任意のメッセージに宛先を設定することができる機能です。

「TO」「返信」の宛先を選ぶと、宛先となったユーザーから見たメッセージの見え方が以下のように変わり、メッセージに気づきやすくなります。

メッセージの背景色が緑色になる

「TO」「返信」の宛先となったユーザーから見ると、そのメッセージの背景色が緑色に変わります。

01(1)_Chatworkの「TO」「返信」機能とは.png

「TO」や「返信」のメッセージは通常の背景色と異なるため、よく目立ちます。過去のやりとりをさかのぼる際にも「自分宛のメッセージ」が見つけやすくなるため便利です。

通知がとどく

「TO」「返信」の宛先となったユーザーには、メッセージが届いたという通知が届きます。

受け取ることのできる通知は、デスクトップ通知(PCのみ)、プッシュ通知(スマートフォン)、メールの3種類です。

グループチャットの横に緑色のマークがつく

グループチャットで発言がされると、未読メッセージの数がグループチャット一覧に表示されます。

「TO」「返信」がついたメッセージを受け取ると、宛先となったユーザーから見た場合に、この数字に緑色のマークがつきます。

02(1)_Chatworkの「TO」「返信」機能とは.png

ほかのグループチャットで会話をしている最中でも、別のグループチャットで緑色のマークがつけば、優先的に対応する判断ができます。

Chatworkの「TO」の使い方

Chatworkで宛先を設定する方法を、「TO」をつける方法から見ていきましょう。「TO」はメッセージ作成欄でつけることができます。

「TO」の宛先が1名の場合

メッセージ作成欄の上部にある「TO」アイコンをクリックします。

グループチャットに参加しているユーザーの一覧が表示されるため、宛先に指定したいユーザーを選択します。

03_Chatworkの「TO」の使い方.png

ユーザーをクリックすると、ユーザー名がTOの宛先としてメッセージ作成欄に表示されます。

04_Chatworkの「TO」の使い方.png

ユーザー名に続いて、自分の送りたい内容を入力し、送信ボタンを押すとメッセージが送信されます。

「TO」の宛先が2名以上の場合

PCから操作をする場合、「TO」の宛先に2名以上を続けて指定することも可能です。

「TO」アイコンをクリックしたら、シフトボタンを押しながら宛先を選びます。

また「すべてのメンバー」をクリックすると、グループチャットに参加しているすべてのメンバーを宛先にすることができます。

05_Chatworkの「TO」の使い方.png

すべてのメンバーを宛先にすると、メッセージにはALLと表示されます。

Chatworkの「返信」の使い方

「返信」は「TO」とは異なり、返信元となるメッセージを選ぶ必要があります。

返信したいメッセージ(返信元のメッセージ)の上にカーソルを置くと、「返信」アイコンが表示されます。

06(1)_Chatworkの「返信」の使い方.png

「返信」をクリックすると、返信元のメッセージの発信者が、自動的に「返信」の宛先としてメッセージ欄に表示されます。

07(1)_Chatworkの「返信」の使い方.png

宛先に続いて、自分の送りたい内容を入力し、送信ボタンを押すとメッセージが送信されます。

08(1)_Chatworkの「返信」の使い方.png

なお、返信は自分の送信したメッセージに対してはできません。

Chatworkの「TO」と「返信」の違い

メッセージに宛先を設定するという意味で、「TO」と「返信」は似た機能であるため、迷ってしまう人もいるかもしれません。

「返信」は返信元のメッセージが必要である以外に、両者には次の違いがあります。状況に応じて使い分けましょう。

「TO」のみ宛先を複数選択できる

宛先に複数のユーザーを設定できるのは「TO」のみです。「返信」には1人しか設定できません。

複数のユーザーに対してメッセージを発信したい場合は「TO」を使ってください。

なお、「TO」と「返信」を同じメッセージ内で併用することは可能です。

「TO」のみメッセージの絞り込みができる

左側に表示されているグループチャットは、条件によってカテゴリー分けをすることが可能です。

カテゴリー分けの条件として、「TO」がついているメッセージがあるチャットを指定することができます。

グループチャット一覧の上部にある、「すべてのチャット」をクリックします。

10_Chatworkの「TO」と「返信」の違い.png

「Toがあるチャット」をクリックすると、自分宛の「TO」があり、かつそのメッセージが未読であるチャットのみに絞って表示させることができます。

「返信」は返信元メッセージをたどれる

「返信」は、「返信」のタグから返信元のメッセージを簡単にたどることができます。

「RE」の横にある「返信元」をクリックします。

11_Chatworkの「TO」と「返信」の違い.png

「返信元」のメッセージをポップアップで確認することができます。

また、「このメッセージへ移動」をクリックすると、返信元のメッセージが発信された時点に画面が切り替わります。

どのような文脈で会話がされていたのか確認する際に便利です。

Chatworkで「TO」と「返信」を使いこなそう

グループチャットでの発言内容は、グループチャットの参加者すべてに見える状態になっています。

情報共有の抜け漏れが発生しにくいという点で便利ですが、だれ宛のメッセージか明確に示すためには「TO」や「返信」機能を活用すると便利です。

「TO」と「返信」は似ていますが、機能や使い方に違いがあります。

複数ユーザーを宛先にしたい場合は「TO」、任意のメッセージに対して返信したい場合は「返信」を使いましょう。

「TO」機能を活用することで、「TO」がついているチャットを絞って表示することができるので、メッセージの見落としなどを防ぎやすくなります。

また、「返信」機能はどのメッセージに対する返信なのか簡単にたどることができるので、とくにやりとりの多いグループチャットでは活躍する場面が多いでしょう。

グループチャットでのコミュニケーションが多い人は、ぜひ「TO」と「返信」機能の使い分けを意識してみてください。

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