育休復帰挨拶メールとは?育休復帰の挨拶メールの注意点と好印象にするポイント
目次
育休明け、復帰のはじめにさまざまな方に育休復帰の挨拶メールを送る場合があります。
育休復帰の挨拶メールはめったに送ることのない内容のメールなので、「どんな内容を送ればいいのか」「好印象なメールにするには何に気をつければいいのか」、と悩むこともあるでしょう。
育休復帰の挨拶メールを送る必要性や送るときの注意点や好印象にするポイントを考えていきましょう。
育休復帰の挨拶メールとは?
育休復帰の挨拶メールとは、育児休業していた社員が、職場復帰をする旨を伝えるために、同僚や関係各位に送る挨拶メールのことです。
育休復帰の挨拶メールを送る必要性があるのかと悩む方もいるかもしれませんが、可能であれば送った方が好ましいでしょう。
育休復帰の挨拶メールを送れば、今後の働き方についての事情や、自分の率直な気持ちをダイレクトに伝えることができるため、復帰したことの報告だけでなく気にかけてもらえることが多くなるかもしれません。
子供ができる前と後では少なからず働き方に変化が出てくるため、仕事を円滑に進めるためにも育休復帰の挨拶メールを送ることは無駄ではないでしょう。
育休復帰をするときの心構え
育休復帰の挨拶メールを送る前に育休復帰すること自体の心構えのポイントとして、「育休で長期のお休みをいただいて、申し訳ない」という気持ちばかりにならなくていいという点です。
会社に属して仕事をしていくとなると、自分が休んでいたことによって他の誰かにその分の仕事が回っていたという事実があるため、どうしても申し訳ないという気持ちが多くなりがちです。
しかし、本来であれば、子供が産まれ子供に寄り添って育児をしていくということは、とても素敵なことであり喜ばしいことであり、育休を取ることは後ろめたいことではありません。
喜ぶべきことに対して「申し訳ない」という気持ちだけではなく、育児中も助けてくれた仲間に感謝の気持ちを忘れずにいることが大切です。
育休復帰挨拶メールの作成ポイント
メールを受け取る相手は忙しく仕事していることを想定し、「伝えたいことを簡潔に書く」ということを念頭に置いて、育休復帰の挨拶メールを作成するようにしましょう。
育休復帰の挨拶メールを作成するときのポイントを解説します。
タイトルはわかりやすくする
育休から復帰する・復職するという内容がひと目で伝わるようなタイトルにしましょう。
件名で育休復帰の挨拶メールであることがわかれば、相手も都合のいいタイミングで確認することができ、業務の手を止めることやメールが埋もれることを防ぐことができます。
名前と部署をしっかり記載する
誰なのか、どの部署や店舗などに配属であるのかをしっかりと明記しましょう。
育休復帰の挨拶メールに限らず、誰がメールを送っているかを明確にすることは意識しておきましょう。
いつから復帰するか
具体的に、何月何日から復帰になるのかを記載しましょう。
「本日から」という文章を入れてもいいですが、メールはいつ読むのか人によってさまざまなので、具体的な日付を入れるとわかりやすいです。
お礼の言葉を記載する
育休にあたってのお礼の言葉を伝えましょう。
定型的な文章ではなく、少し感情を織り交ぜられると、心に響きやすい文章になります。
これからの働き方について触れる
フルタイムなのか、時短勤務になるのか、具体的な勤務時間を記載し、子供が体調不良の際の欠勤についても触れましょう。
復帰後の働き方を伝えておくことで、配慮してもらえることもあるので今後の働き方や事情についてはしっかりと記載することは重要です。
仕事への意気込みを伝える
仕事に対する前向きな気持ちを伝えます。
ブランクがあることで、不慣れな面や変化が生じている業務もあるでしょうか、それらに対する質問やフォローなどのお願いを記載しておくとスムーズに業務に取り組めるでしょう。
育休復帰の挨拶メールを送る際の注意点
育休復帰の挨拶メールを送る前には、育休復帰ならではの注意したいポイントがあります。
適切な育休復帰の挨拶メールを送るために注意点をしっかりと覚えておきましょう。
人事か直属の上司に確認を取る
育休復帰の挨拶メールを送るのは、〈復帰当日〉または〈復帰日の前日〜数日前〉のどちらかがいいですが、会社の都合によっては復職する旨を個人から伝えて欲しくないタイミングもあります。
自分の判断だけで育休復帰の挨拶メールを送るのでなく、「送るタイミングはいつがいいか」「どの役職の人まで送るのがいいか」など、人事か上司にしっかりと確認をとってから全体のメールを送りましょう。
誤字脱字や適切な言葉遣いかを確認
こちらは社会人として当たり前のことではありますが、育休明けというのは勘が鈍っていることが多々あり、当たり前のことが抜けてしまいがちです。
いつも以上に注意して誤字脱字のチェックをし、自分と送る相手との関係性にあった言葉遣いでメールを作成しましょう。
好印象な育休復帰挨拶メールの文例
気持ちが伝わる好印象な育休復帰の挨拶メール文例を紹介します。
紹介した文例を参考に、育休復帰の挨拶メール作成してみてください。
件名 : 職場復帰のご挨拶 / 自分の名前
各位
ご無沙汰しております。〇〇です。
出産・育児のために一年ほどお休みをいただいておりましたが、このたび、○月○日から職場復帰をいたしました。
皆さまのお力添えのおかげで、育休のあいだは子供との大切な時間を過ごすことができました。
心より、御礼を申し上げます。
復帰後は〇〇課の所属となり、時短勤務制度を利用させていただくため、9:00〜16:00までの勤務です。
子供の体調不良などで、まだまだご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、できる限り皆様のご負担にならないような働き方を模索し、日々努力をしていく所存です。
皆さまへ恩返しができるよう、そして今まで以上に会社へ貢献ができるように、仕事に取り組みたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
メールでのご連絡となり大変恐縮ですが、取り急ぎ、復職のご挨拶とお礼を申し上げます。
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署名 部署・名前・連絡先など
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育休復帰の挨拶はメールよりChatwork
仕事でメールを使用していると外部の方とのやりとりも含め、たくさんのメールを受信していることでしょう。
育休復帰の挨拶メールに限らず、わかりやすく作成しても埋もれてしまい読むまでに時間がかかるというデメリットがあります。
せっかく育休復帰の挨拶メールを送っても、読んでもらえないことには気持ちは伝わりません。
育休復帰の挨拶はメールではなくビジネスチャット「Chatwork」を利用するほうが効率的かつ効果的でしょう。
Chatworkは、メンバーを制限してグループを作成できるため、見て欲しい人に確実にメッセージを届けることができたり、チャット形式のため忙しい相手も気軽に返信しやすいというメリットがあります。
また、Chatworkはチャットだけでなく、Web会議機能もあり、育休中に復帰後の話を人事や上司などとするときにも、文章では伝わらない細かなニュアンスを直接会話で伝えることができます。
社内でのコミュニケーションを円滑にするために、Chatworkの導入をご検討ください。
Chatwork(チャットワーク)は多くの企業に導入いただいているビジネスチャットです。あらゆる業種・職種で働く方のコミュニケーション円滑化・業務の効率化をご支援しています。