「お疲れ様です」は目上の相手に使える?意味や正しい使い方、「ご苦労様」との違いを解説

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「お疲れ様です」は目上の相手に使える?意味や正しい使い方、「ご苦労様」との違いを解説

目次

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上司や目上の人に「お疲れ様です」という言葉を使ってもよいのかを悩んだことがある人は多いでしょう。

「お疲れ様です」は、ビジネスシーンで頻繁に使われる汎用的な表現のひとつです。

正しく活用できるように、「お疲れ様です」の意味や使い方、「ご苦労様」「お世話様」との使い分け方を解説します。

それぞれ表現の違いや、適切な使用方法について解説します。

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「お疲れ様」の意味とは

「お疲れ様」は、時間を気にせずに使える、汎用性が高い挨拶表現です。

ビジネスシーンでも使われることが多い表現のひとつで、メールや電話での形式的な挨拶としても用いられています。

たとえば、メールのはじめに、「お疲れ様です。○○部の△△です」と簡単な挨拶を添えるときなどに使用することができます。

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上司に「お疲れ様です」の表現は使える?

ビジネスシーンでも使う機会の多い「お疲れ様です」という表現は、上司に使ってもいい表現なのか悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。

3つの相手別に、「お疲れ様です」を使用することができるのかを確認していきましょう。

  • 上司などの社内の目上の相手
  • 部下や同僚
  • 取引先などの社外の人

使用する機会が多い言葉だからこそ、間違った使い方をしないように注意が必要です。

上司や目上の人には使用してよい

「お疲れ様です」という表現は、上司など目上の人に問題なく使用することができる表現です。

相手や状況によって、より丁寧に伝えたいときは、「お疲れ様でした」や「お疲れ様でございました」などの表現を使いましょう。

部下や同僚にも使用できる

「お疲れ様です」は、同僚や部下に問題なく使用できる表現です。

メールのはじめに「お疲れ様です」と形式的に使うことが多いですが、会話では「です」の部分をとり、「お疲れ様」とも表現できます。

堅苦しくないフランクな印象を相手に与えることができます。

取引先や社外の人への使用は慎重に

「お疲れ様です」は、取引先など社外の人に使うには不適切な表現です。

取引先や社外の人には、「お世話になっております」や「お世話様です」という表現を使うようにしましょう。

「お疲れ様です」は、社内の人に限って使用できる表現のため、注意しましょう。

上司に対するシーン別の「お疲れ様です」の類語の使い方

「お疲れ様です」の類語について、シーン別の使い方を紹介します。

  • 感謝を伝える場合
  • ねぎらいの言葉をかける場合
  • 挨拶として用いる場合
  • 先にその場から去ることを伝える場合
  • メールの定型文として使用したい場合

「お疲れ様です」は、汎用的な表現ではありますが、時と場合に応じて、異なる表現を用いる方が気持ちが伝わることもあります。

上司と円滑なコミュニケーションを実現するためにも、「お疲れ様です」の類語の使い方を確認していきましょう。

感謝を伝える場合

上司に感謝を伝えるときは、「いつもありがとうございます」という表現が適切です。

また、具体的な事項に対しての感謝を伝える場合であれば、「感謝いたします」や「お礼申し上げます」という表現もよいでしょう。

  • 今回のプロジェクトも○○様のご指導のおかげで、無事に終えられました。いつもありがとうございます。
  • ○○の業務では、多くのことで助けていただき、ありがとうございました。
  • 本日はご出席いただき、感謝いたします。

ねぎらいの言葉をかけたい場合

ねぎらいの言葉をかけたい場合は、「いつもご指導いただきありがとうございます」「ゆっくり休んでください」などが適切な表現です。

相手の気持ちをくみとり、その場に応じた適切な言葉をかけるとよいでしょう。

「お疲れ様です」に比べても、より相手に寄り添った表現です。

  • いつもご指導いただきありがとうございます。今後ともご迷惑をおかけすることと存じますが、引き続きよろしくお願いいたします。
  • 本日はありがとうございました。皆様のご協力のおかげで、無事に終わりました。今日はゆっくり休んでください。

挨拶として用いる場合

「お疲れ様です」以外の挨拶表現は、時間によって使い分けるようにしましょう。

  • おはようございます。今日の○○の業務について、相談させていただきたいです。
  • こんにちは。本日の会議では、よろしくお願いいたします。

先にその場から去ることを伝える場合

先にその場から去ることを伝える場合には、「お先に失礼します」「お先に失礼させていただきます」という表現が適切でしょう。

  • 明日の業務もよろしくお願いいたします。お先に失礼します。
  • 本日の業務をすべて終えました。お先に失礼させていただきます。

メールの定型文として使用したい場合

メールの定型文として使用する際は、「いつもお世話になっております」「おはようございます」などの表現が適切です。

メール例文1


いつもお世話になっております。

○○部の○○です。
○○の案件につきまして、ご相談させていただきたくメールを差し上げました。

メール例文2


おはようございます。

○○部の○○です。
○○様のご要望の件で、お話しできればと思い、連絡いたしました。

「お疲れ様」と「ご苦労様」「お世話様」の違い

「お疲れ様です」には、混同しやすい2つの表現があります。

  • 「ご苦労様です」
  • 「お世話様です」

それぞれ似た意味をもつ言葉ですが、使える相手や状況が異なります。

知らず知らずのうちに失礼な言葉遣いをしていたということがないように、言葉の正しい使い方を確認しておきましょう。

「ご苦労様です」との意味の違い

「ご苦労様です」は、ねぎらいの意味で使用される表現で、「お疲れ様です」と同じ意味です。

しかし、「ご苦労様です」は、上司から部下へのように、目上の人が目下の人に向けて使う言葉です。

「お疲れ様です」とは異なり、目上の相手に対して使うことはできない言葉のため、使用する際は注意しましょう。

「お世話様です」との意味の違い

「お世話様です」は、「ご苦労様です」「お疲れ様です」と同じく、相手をねぎらう表現です。

「ご苦労様です」と同様に、目上の人が目下の人に向けて使う言葉のため、上司や取引先などの目上の相手に対して使わないように注意しましょう。

お疲れ様です 目下の人から目上の人
例:部下から上司
ご苦労様です 目上の人から目下の人
例:上司から部下
お世話様です 目上の人から目下の人
例:上司から部下

上司にご苦労様やお世話様ですは不適切

「ご苦労様」や「お世話様です」は、上司に対して使うには不適切な表現です。

上司にねぎらいの言葉をかける際は、「お疲れ様です」のほか、「いつもご指導いただきありがとうございます」「ゆっくりお休みください」などが適切な表現です。

相手の状況に応じて、かける言葉を選びましょう。

円滑なコミュニケーションに「Chatwork」

「お疲れ様です」という表現は、上司に問題なく使用することができる表現です。

時間を問わない挨拶や、メールや電話の定型文として使える便利な言葉ですので、積極的に使用していきましょう。

メールや電話だけでなく、チャットツールでも、ねぎらいの言葉をかけるタイミングがあるでしょう。

ビジネスチャット「Chatwork」では、メールよりもスピーディーなコミュニケーションが可能です。

上司と部下のように、密なコミュニケーションが必要になる場合にも最適なツールです。

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