ビジネスチャットで役立つ英語・フレーズ集!略語・スラング・注意点も解説

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ビジネスチャット
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ビジネスチャットで役立つ英語・フレーズ集!略語・スラング・注意点も解説
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目次

外国人のクライアントや従業員とビジネスチャットをする必要があるものの、英語表現に不安があるという人も多いのではないでしょうか。

チャット上ではビジネス英語や略語が多用されるため、多少英語の知識があっても戸惑うケースは多いものです。

本記事では、ビジネスチャットで役立つ英語フレーズや略語、スラングを解説します。

コミュニケーションを取る際の注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ビジネスチャット英語の基本を理解する

ビジネスチャットで使われる英語と、メールや書籍などで使われる一般的な英語には、いくつかの違いがあります。

代表的な違いは以下の3つです。

・文法的な正しさよりもスピード感が重視される

・話し言葉に近い表現が使われる

・要点を端的に伝える表現が好まれる

もちろん、学校で習うようなフォーマルな英語でも情報伝達は可能ですが、状況によっては相手のストレスになる可能性もあります。

そのため、円滑なコミュニケーションを実現したいのであれば、ビジネスチャットに適した英語を学び、実際に使うことが重要です。

また、ビジネスチャット英語が使える従業員が増えるほど、多様な人材の雇用や海外企業との取引を実現しやすくなります。

コミュニケーションの手段としてだけでなく、人材不足の解消とビジネスの拡大にも役立つので、ビジネスチャット英語はぜひ習得しましょう。

今すぐ使えるビジネスチャット英語フレーズ集【シーン別】

ここからは、ビジネスチャットで今すぐ使える英語フレーズを、シーン別に紹介します。

使いやすく、汎用性にも優れたフレーズを厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

基本・日常のやり取りに使える英語

ビジネスチャットの日常のやり取りに使える、基本的な英語フレーズ・例文はこちらです。

挨拶フレーズ
  • Good morning./Good afternoon./Good evening.:おはようございます/こんにちは/こんばんは
  • Hi [名前]/Hello [名前]:こんにちは・やあ[名前](上記よりフレンドリーな表現)
  • How are things?:調子はどう?
返事フレーズ
  • Got it.:承知しました(ややカジュアルな表現、上司であれば「OK」「I understand」が望ましい)
  • Sounds good.:いいですね/了解
感謝を述べるフレーズ
  • Thanks!:ありがとう!
  • Much appreciated.:ありがとうございます
  • Thank you for your help.:ご協力いただきありがとうございます
  • Thank you for the information.:情報をご提供いただきありがとうございます
謝罪の意を示すフレーズ
  • Sorry about that.:すみません(ややカジュアルな表現)
  • My apologies for the oversight.:見落としがあったことについてお詫び/謝罪します
  • My mistake.:私のミスです
依頼・質問のときに使えるフレーズ
  • I have something to ask you.:あなたにお願いしたいことがあります
  • Could you confirm?:確認していただけますか?
  • Quick question.:ちょっとした質問があります

マッチするシーンと意味を把握し、チャット上で活用すれば良好な関係を築きやすくなるので、ぜひ覚えましょう。

状況報告や情報共有に便利な英語

ビジネスチャット上で頻繁におこなわれるのが、状況報告と情報共有です。

英語を使ったチャットでも同様で、相手に仕事の状況や情報を伝えるシーンは数多くあります。

状況や情報をスマートに伝え、円滑に業務を進めるためにも、一般的なフレーズは覚えておくことをおすすめします。

状況報告に使えるフレーズ
  • We're on track.:予定通りに進んでいます
  • We're behind schedule.:予定よりも送れています
  • I wanted to give you an update on project A.:Aプロジェクトの進捗について共有します
  • How's A project progressing?:Aプロジェクトの進捗はいかがですか?
  • There seems to be an issue with the B program.:Bプログラムに問題がありそうです
情報共有に使えるフレーズ
  • Here is the link to the document.:ドキュメント(資料)のリンクはこちらです
  • I've attached the latest version of the sales data.:最新版の売上データを共有します
  • Attached, please find the proposal.:添付にあります、提案書をご確認ください

>ビジネスチャット活用のポイントに関する記事はこちら

予定調整や会議に使える英語

予定調整や会議中に使える英語のフレーズもぜひ覚えておきましょう。

定番のフレーズはこちらです。

都合のいい日程を尋ねるフレーズ
  • Please let me know what time works best for you.:ご都合のよい時間を教えてください
  • Please tell me when you're available.:都合のよい日時を教えてください
  • When would be a good time?:いつが都合がいいですか?
自身の予定を教えるフレーズ
  • I'm available on Monday.:月曜日なら空いています
  • Yes, Monday works for me.:はい、月曜日で大丈夫です
  • I'm afraid I'm not available on that day.:恐れ入りますが、その日は都合が悪いです
予定の変更をお願いするフレーズ
  • Could we reschedule our meeting to this Tuesday, June 17 at 10:00 JST?:会議を今週の火曜日、6月17日の日本時間10時に変更できますか?
  • Can we move the meeting to this Friday?:会議を今週の金曜日に変更できますか?
チャット会議で使えるフレーズ
  • Do you have a minute?:今お時間ありますか?
  • What are your thoughts on this?:これについて、感想をいただけますか?

なお、海外のクライアントやパートナー、従業員などとやり取りする際は、時差の存在も忘れてはなりません。

とくに時間を記載する際は認識の齟齬を防ぐためにも、日本時間を意味する「JST」やアメリカ時間を表す「EST・CST・MST・PST」などを併記する習慣をつけましょう。

ビジネスチャットの締めくくり・終わりの挨拶

会話を締めくくるひと言は、自身の印象に大きく影響します。

スマートかつ思いやりのあるフレーズで終わらせれば、相手とより良好な関係を築けます。

比較的よく使われるのは、以下の5フレーズです。

【締めくくり・終わりの挨拶】


・That's all for now.:今のところは以上となります

・That's it for today. Have a good evening!:今日はここで終わりです。いい夜を!

・Thank you for your quick response.:迅速にご対応いただき、ありがとうございます。

・I appreciate all your support.:サポートいただき、ありがとうございます。

・Is there anything else I can assist you?:ほかになにかお手伝いできることはありますか?

ビジネスチャットで必須の英語略語・スラング

ビジネスチャットのよりスムーズな進行をサポートしてくれるのが、英語略語とスラングです。

会話の中に自然に盛り込めば、コミュニケーションのスピードが向上したり、親しみを感じてもらいやすくなったりします。

モバイルデバイスでの読みやすさも向上するので、ぜひ覚えて活用してみてください。

よく使う英語略語リスト

英語略語・スラングには各単語の頭文字を取ったものや、または似た読みの字への置き換えと母音の省略をおこなったものなど、複数の種類があります。

いずれも少ない文字数で十分に意味を伝えられるため、スピード感が求められるビジネスチャットでもよく使われています。

代表的なものは以下の10個です。

【英語略語・スラング】


・ASAP(As Soon As Possible):可能な限り早く

・FYI(For Your Information):参考までに

・NP(No Problem):問題なし

・EOD/EOW(End Of Day/End Of Week):その日のうちに/週末までに

・FYA(For Your Action):要対応・返信

・TBC(To Be Confirmed):確認中

・thx(Thanks):ありがとう

・IMO(In My Opinion):私の考えでは

・OOO(Out Of Office):不在

・N/A(Not Applicable / Not Available):該当なし/利用不可

覚えるだけでチャットのスピード感を高めてくれる便利な表現なので、よりスムーズにやり取りを進めたい場合はチェックしてみてください。

略語を使う上での注意点

ビジネスチャットで使われる英語略語やスラングは、比較的カジュアルな表現です。

関係性や立場を意識せずに使用すると、相手に不快な思いをさせる可能性があるため、くだけた表現を使って問題ない関係性であるかどうかを必ず考慮しましょう。

仮に社外の人材や上司とのやり取りをおこなう場合は、通常の英語を使用することがマナーといえます。

また、英語の略語が通じるかどうかは、個人の英語レベルや各国の文化によって異なります。

そのため、ヨーロッパやアフリカ、アジア出身の非ネイティブや、アメリカ国籍以外のネイティブとのやり取りでの利用は慎重に判断することが重要です。

チャット特有の文法的省略

英語略語とセットで覚えておきたいのが、チャット特有の文化である「文法的な省略」です。

英語を使ったビジネスチャットでは、スピード感が重視されるため、たびたび省略が発生します。

省略の代表的なものは以下の3つです。

・主語の省略:主語が明白な場合省略されることがある

・アポストロフィーやピリオド、コンマの省略:「dont」のように英文の途中で使用される記号は省略されることが多い

・be動詞や助動詞の省略:疑問文の冒頭にある「Are」や「Do」は省略されることがある

・すべてを小文字で表記:スムーズにやり取りを進めたいシーンで用いられる

よく使われるフレーズや略語と比べると重要度は低いですが、相手の意図をスムーズに意味を理解するためにも、存在や概要は把握しておくことをおすすめします。

ビジネスチャット英語の注意点

比較的フレンドリーな表現が多いビジネスチャット英語ですが、いくつか注意点があります。

仮に意識せずにやり取りを進めると、相互理解がうまくいかない、認識の齟齬が発生するなどのトラブルを招きかねません。

以下では、ビジネスチャット英語を使う際に意識したい注意点を解説します。

文化的な違いへの配慮を忘れずに

英語を使ってビジネスチャットでやり取りする際には、文化的な違いを意識した上で文章を作成しましょう。

日本では直接的な表現は避ける場合がありますが、海外では内容をストレートに伝える表現が一般的です。

仮に日本的な婉曲表現でメッセージを作成すると、具体的な内容が伝わらず、ミスコミュニケーションが発生するリスクがあります。

当を得ない・要領が悪いなどの印象を抱かれる可能性もあるため、チャットでは海外の言語文化を意識した表現を心がけましょう。

また、タイムゾーンと時間をセットで記載する、送信タイミングを相手の勤務時間に合わせるなど、時差を配慮した工夫をすると、より気持ちのよいやり取りができます。

>日本と海外のビジネスの違いを紹介した記事はこちら

感情や意図を伝える絵文字を活用しよう

英語に限らず、テキストのみでのやり取りは、素っ気ない印象や冷たい印象を与えがちです。

細かなニュアンスも伝わりにくいため、感情や意図を視覚的に表現できる絵文字は積極的に活用することをおすすめします。

TPOを意識した上で適切な絵文字を選択し、メッセージに添えれば、テキストだけでは表現できないニュアンスや気持ちも伝えやすくなります。

親近感や共感を抱いてもらうきっかけにもなるため、円滑な人間関係の構築にも役立つでしょう。

また、絵文字が豊富なビジネスチャットを使いたい場合はChatworkがおすすめです。

40種類以上の表情豊かな絵文字を備えているほか、英語にも対応しているので、海外の人材とも快適にコミュニケーションを取れます。

>絵文字が豊富なChatworkの基本の使い方とコツがわかる!無料の資料はこちら

自動翻訳機能はあくまで補助的に

ビジネスチャットの使用時は、自動翻訳機能やAI翻訳に完全に頼らないことも注意点のひとつです。

自動翻訳の精度は年々上がっていますが、それでも微妙な誤訳が発生したり、ニュアンスの違う表現が出力されたりする場合があります。

また、AIには存在しない情報や間違った情報を出力してしまう「ハルシネーション」という現象が起こる可能性があるため、人の目によるチェックは欠かさないようにしましょう。

ツールと人の目を組み合わせて適切な文章を作成すれば、よりスムーズなコミュニケーションが実現できます。

翻訳文のチェックや修正が、自身の語彙力向上に役立つ点もポイントです。

わかりやすい文章を心がけよう

英語でのビジネスチャットにおいて注意したいのが、イディオムや複雑な文法の使用です。

イディオムや複雑な文法が使われた文章は読解に時間がかかり、端的でわかりやすい表現が求められるチャットではストレスの原因となります。

また、非ネイティブには意味が伝わらないケースもあるため、シンプルでわかりやすい文章を心がけましょう。

意識したいのは以下のようなポイントです。

・「主語+動詞+目的語」のSVOを基本表現とする

・if節のような主語と動詞が2セット登場する文章は分割する

・受動態表現を極力避ける

・be動詞の利用を控え、シンプルな動詞で表現する

各ポイントを意識して的確に意味が伝わる英文を作れば、よりスピーディーなコミュニケーションが可能になります。

ビジネスチャット英語のスキルアップ方法

ビジネスチャット英語のスキルアップを狙いたいのであれば、以下の方法を実践してみましょう。

・定番のフレーズと略語を覚える

・インプットとアウトプットを積み重ねる

・タイピングのスピードを向上させる

フレーズや略語については、これまでに紹介したフレーズなどを覚え、実際に使ってみればチャット英語スキルの向上が期待できます。

また、プライベートな時間やスキマ時間を活用し、学習アプリや英会話教室、書籍などでビジネス英語をインプットすることも効果的です。

そして、学んだことを「実際のチャットで活用する」「生成AI相手に使ってみる」などの方法でアウトプットすれば、ビジネス英語のスキルが高まるでしょう。

より円滑なコミュニケーションを実現するには、タイピングスピードを向上させるのもおすすめです。

考えながら打てるレベルにまで上達すれば、ビジネスチャットでのやり取りをよりスピーディーに進められます。

Chatworkで英語のビジネスチャットをもっと便利に

ビジネスチャット英語をマスターしたいなら、定番フレーズ・略語やビジネス英語を学ぶところからはじめることがおすすめです。

それぞれを学習しつつ、アウトプットとしてチャット・SNSでの活用、生成AIとの対話などを重ねればスムーズにやり取りできるようになるでしょう。

また、ビジネスチャットでのコミュニケーションをもっと便利にしたいなら、海外からの利用や英語にも対応した「Chatwork」がおすすめです。

感情や意図を視覚的に伝える絵文字も使えるほか、多言語メッセージをAIが翻訳するツール「kotodoor AI platform.」とのシームレスな連携にも対応しています。

シンプルな操作でメッセージの送受信やファイル共有などがおこなえる、便利なツールなので円滑なやり取りを実現したいなら、ぜひ利用をご検討ください。

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ビジネスチャット英語に関するQ&A

「BBL」というスラングの意味は?

BBLは「またあとで・あとで戻ります」という意味のあるスラングです。

「Be Back Later」を略したもので、オンラインゲームやチャットなどでよく使われています。

主な利用場面は、いったんパソコンの前から離れる、または一時的に外出するときです。

また、似た言葉に「Be Right Back」の略語「BRB」がありますが、こちらは「すぐに戻る」を意味するため使える場面も若干異なります。

少し時間がかかる場合は前述のBBL、比較的早く戻る場合はBRBを使うのが一般的です。

「Plz」と「Pls」の違いは?

「Plz」と「Pls」は、どちらも「Please」を省略したものです。

意味が同じかつ伝わりやすさも同程度なので、ルームでの使用頻度が高いほう、または入力しやすいほうを活用するとよいでしょう。

なお、言葉が生まれた経緯には若干の違いがあります。

「Plz」はオンラインゲームのチャットにて素早く入力するため、「Pls」は電報の料金節約のために考案されたとされています。

そのため、パソコンやゲームに慣れ親しんだ若い世代においては、Plzのほうが使用率は高いようです。

ビジネスチャットで英語を使用するメリットは?

ビジネスチャットで英語を使うことには「多様な人材と関係構築できる」「情報伝達のスピードアップ」などのメリットがあります。

自身の英語力を高め、英語でチャットできる環境を整えれば、海外のクライアントや外国籍の従業員とも円滑にやり取りを進められます。

言語の壁を取り払えるため、その後の採用活動や取引、業務などもスムーズに進められるでしょう。

また、メジャーな略語を日本語の文に織り交ぜればタイピングの量が減り、よりスピード感のあるやり取りが可能になるのもポイントです。

ただし、日本人のみの環境で英語を多用すると、情報共有の停滞や混乱を招く可能性があるため、従業員の英語力や社内の文化を考慮した上で使ってください。

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