Chatwork(チャットワーク)のメンバー削除の方法と注意点
目次
Chatwork(チャットワーク)では、グループチャット作成の際に、複数のユーザーをグループチャットの参加者として登録します。
グループチャットの参加者は、作成後も追加や削除することが可能です。
作成したChatworkのグループチャットから「メンバー削除」する方法を解説します。
Chatworkのメンバー削除とは
Chatworkのメンバー削除とは、グループチャットの参加者から、特定のユーザーを除外することです。
メンバー削除をする方法には、グループチャットの管理者であるユーザーが、グループチャットの参加者をひとりひとり削除する方法と、チームごとにまとめて削除をする方法のふたつがあります。
グループチャットでやりとりをする内容は、そのグループチャットに参加しているユーザー全員が閲覧可能です。
特定のユーザーに見せたくない情報をやりとりする場合は、そのユーザーを「メンバー削除」し、今後そのユーザーがグループチャットの内容を見ることができないようにする必要があるので、このような場合にChatworkでメンバー削除の操作が必要になります。
Chatworkのメンバー削除方法:ひとりひとり削除する
メンバー削除は、各グループチャットを開いた画面でおこなうことができます。
グループチャットの表示画面右上の「+」をクリックします。
「メンバーの追加」の画面が表示されます。
下部に表示されている「メンバーの編集」をクリックすると、グループチャットにすでに参加している参加者一覧が表示されます。
右端に表示されている「×」をクリックすると、メンバーが削除されます。
Chatworkのメンバー削除方法:チームごと削除する
メンバー削除のもうひとつの方法として、チームごとに削除する方法があります。
組織管理者が、チーム機能を利用して、部署やプロジェクトなどの複数人の「チーム」を作成している場合、グループチャットに、「チーム」に所属している複数人のユーザーをまとめて追加することができます。
メンバー追加を「チーム」単位でおこなった場合、メンバー削除も「チーム」単位でおこなうことができます。
「メンバーを追加」画面の下部に表示されている「メンバーの編集」をクリックし、「チーム」タブを開きます。
グループチャットに参加しているチーム一覧が表示されます。
右端に表示されている「×」をクリックすると、そのチームに所属する全員がメンバー削除されます。
Chatworkのメンバー削除する権限
あるグループチャットのメンバーを削除をするためには、グループチャットの「管理者」である必要があります。
自分が管理者でないグループチャットでは、「+」ボタンが表示されません。
メンバーを削除したい場合は、そのグループチャットの「管理者」権限があるユーザーに対して、代わりにメンバー削除を依頼するか、自分に管理者権限を付与してもらいましょう。
>グループチャットのメンバー権限を変更する方法に関する記事はこちら
Chatworkのメンバーを削除するポイントと注意点
グループチャットのメンバー削除をする前に、削除をおこなう際のポイントと注意点をおさえておきましょう。
メンバー削除されたユーザーはチャットの内容を見れなくなる
あるグループチャットでメンバー削除されたユーザーは、そのチャットでやりとりされていた内容がすべて見えなくなります。
また、メンバー削除されたグループチャットは、画面左端のグループチャット一覧からも削除され、検索することもできません。
つまり、メンバー削除されたユーザーは、二度とそのチャットにアクセスができなくなってしまいます。
また、グループチャット上でやりとりされていたチャットだけではなく、ファイルにもアクセスできなくなることにも注意しましょう。
なお、一度メンバー削除されたグループチャットであっても、再度グループチャットへ招待されると、これまでの内容をすべて見ることができるようになります。
メンバー削除されたユーザー宛のタスクは削除される
メンバー削除されたユーザーが担当者であったタスクは、メンバー削除をすることで削除されます。
また、再度同じグループチャットに招待した場合も、一度削除されたタスクを復活させることはできません。
メンバー削除をする前に、そのユーザーを担当者にしたタスクがないか確認するようにしましょう。
アカウントを削除したユーザーが共有したファイルは削除されることがある
メンバー削除をすると、削除したユーザーがグループチャットでアップロードしたファイルは、メンバー削除と同時にグループチャットからすべて削除されます。
また、一度削除されたファイルを復活させることはできません。
メンバー削除をする前に、そのユーザーがアップロードしたファイルの内容を確認するようにしましょう。
なお、組織契約で利用しており、退席したユーザーと同じ組織のユーザーがチャットに参加している場合は、退席したユーザーがアップロードしたファイルは削除されず、ファイルのオーナーが「所属組織」に変更されます。
管理者が自分自身を削除することはできない
メンバー削除は、「管理者」であるユーザーが自分以外のユーザーに対しておこなう機能ですので、管理者が自分自身をメンバーから削除することはできません。
その代わり、グループチャットを退席をすることで、自分自身を参加者から除外することができます。
グループチャットを退席をすると、メンバー削除された場合と同じように、そのチャットの内容を閲覧することができなくなります。
Chatworkのメンバー削除は慎重におこなおう
Chatworkのグループチャットでメンバーを削除すると、削除されたユーザーは、そのグループチャットでやりとりされていたチャットの内容はもちろん、タスクやファイルにもアクセスすることができなくなります。
特にフリープランを利用中のユーザーが削除されると、削除されたユーザーが過去にアップロードしたファイルも一緒に削除されてしまいます。
メンバー削除はその各グループチャットの「管理者」であるユーザーのみがおこなうことができます。「管理者」はくれぐれも慎重にメンバー削除をおこないましょう。
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