「心象が悪い」と「心証が悪い」の違いとは?意味や使い分けを解説

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「心象が悪い」と「心証が悪い」の違いとは?意味や使い分けを解説

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目次

「心象が悪い」と「心証が悪い」は似た言葉ですが、使う対象や場面が異なります。

本記事では、「心象が悪い」と「心証が悪い」の意味や違い、使い分け方などについて解説します。

例文や類義語、対義語も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「心象が悪い」と「心証が悪い」の意味

「心象が悪い」と「心証が悪い」は、どちらもネガティブなニュアンスを含んだ言葉です。

似た言葉にみえますが、それぞれ意味は異なります。

場面に応じて適切な言葉を選べるように、意味を知っておきましょう。

心象が悪い

「心象が悪い」は、人や物事から受ける印象がよくないときに使う言葉です。

一般的に「心象」とは、その人が心の中でもっているイメージや印象を指す言葉であるため、「心象が悪い」はイメージや印象が悪いときに用いられます。

相手の態度や言葉づかいなどを快く感じなかった場合に使うとよいでしょう。

心証が悪い

「心証が悪い」も、人や物事への印象がよくないときに使う言葉です。一般的に「心証」は人から得た印象を指す言葉であり、「心証が悪い」は特定の行動や言動によって印象が悪化したときに使われることの多い表現です。

裁判でも使われるため、聞いたことがある人もいるかもしれません。

なお、裁判で「心証が悪い」と使う場合は、ある原因によって裁判官や陪審員の事実に対する信頼度が低下したことを示します。

ビジネスで「心証が悪い」を使うケースとして、面接時の態度が悪かったなど、相手の具体的な言動から感じられる印象がよくないときが挙げられます。

>相手からの印象をよくする「クッション言葉」に関する記事はこちら

「心象が悪い」と「心証が悪い」の違い

「心象が悪い」と「心証が悪い」は、判断の基準に違いがあります。

「心象が悪い」が感情や直観的な印象にもとづいた判断であるのに対し、「心証が悪い」は理性的にもとづいた判断であるという点に違いがあります。

たとえば、偶然訪れた場所が散らかっていたために「嫌だな」と感じた場合、「心象が悪い」と表現します。

一方、「部屋を片付ける」と約束していたにもかかわらず、相手の部屋が散らかったままだった場合、

約束を守らなかったという事実にもとづいて相手を評価・判断するため、「心証が悪い」を使うのが適しています。

ビジネスにおける「心象」と「心証」の使い方

「心象が悪い」と「心証が悪い」は、ビジネスシーンでも使われます。

場面に合わせた適切な使い分けができなかったり、不適切な使い方をしたりすると、誤解を招いてしまうこともあるため、注意しましょう。

例文と使い方をあわせて紹介しますので、使い分けに迷ったときに活用してください。

「心象が悪い」の使い方・例文

ビジネスの場で「心象が悪い」を使うシチュエーションとして、人や環境に対して不快に感じたときが挙げられます。

例を挙げると、「支社を訪問したところ、どんよりとした雰囲気で心象が悪かった」「営業担当者の心象が悪く、もう二度と会わないと決めた」のように使います。

仕事相手や職場環境などに対する全体的な印象やイメージを表すことができる言葉です。

「心証が悪い」の使い方・例文

ビジネスの場で「心証が悪い」を使うのは、相手に対する信頼を裏切られたときや信用を失ったときなどのケースです。

例を挙げると、「部下は締め切りを何度も破るので、心証が悪い」「取引先の横柄な態度を見て、心証が悪くなった」などと使います。

仕事上の信頼関係や評価に影響を及ぼすような悪印象をもったときに使う表現です。

>使い分けが難しい「ください」と「下さい」に関する記事はこちら

「心象が悪い」「心証が悪い」の言い換え表現

「心象が悪い」と「心証が悪い」の言い換え表現をご紹介します。

会話で「しんしょうがわるい」と言っても、相手は「心象が悪い」と「心証が悪い」のどちらなのかとっさに判断できません。

また、「心象が悪い」や「心証が悪い」という表現では、自分の気持ちを表すのに適していないと感じることもあるでしょう。

そのような場合に、以下の言い換え表現が活用できます。

「心象が悪い」の言い換え表現

「心象が悪い」の言い換え表現として、以下のような言葉が挙げられます。

  • 感じが悪い:相手の態度や言動の印象を不快だと感じた場合に使います。
  • 雰囲気が悪い:特定の場や部屋などから受ける印象が不快なときに使います。
  • 印象がよくない:人や場所から受ける全体的なイメージがマイナスである場合に使います。
  • 第一印象が悪い:初めて会ったときの印象がネガティブだった場合に使います。

相手が人なのか空間なのかによって適した言葉が異なるので、使う際は気をつけてください。

「心証が悪い」の言い換え表現

「心証が悪い」の言い換え表現には、次のようなものがあります。

  • 信頼が置けない:相手の態度や言動を信用することができないときに使います。
  • 疑念を抱く:相手の行動などに疑いの気持ちをもったときに使います。
  • 評価が低い:相手の言動に対する評価が高くないときに使います。
  • 面白く思わない:相手の言動に対して快く感じないときに使います。

「心証が悪い」に比べるとより具体性のある言葉なので、状況に合わせて言葉を選び、慎重に使う必要があります。

「心象が悪い」「心証が悪い」の対義語

続いて、「心象が悪い」と「心証が悪い」の対義語を紹介します。

言い換え表現と同様、場面に応じて適切な言葉を選びましょう。

「心象が悪い」の言い換え表現対義語

「心象が悪い」の対義語は、以下のような言葉です。

  • 第一印象がよい:初めて会ったときの印象がポジティブなものだった場合に使います。
  • 印象がよい:人や物事に対して好ましいイメージをもったときに使います。
  • 雰囲気がよい:特定の場や場所から受ける印象が好ましいときに使います。
  • 感じがよい:相手によい印象をもったときに使います。

いずれも、相手や場所から受ける印象がよいときに用いられる表現です。

「心証が悪い」の言い換え表現対義語

「心証が悪い」の対義語には、次のようなものがあります。

  • 信用できる:相手の言動や態度から、相手を信じられると判断したときに使います。
  • 信頼できる:相手の言動や態度から、相手が頼りにできると判断したときに使います。
  • 評価が高い:相手の言動や態度から、相手を高く評価できると判断したときに使います。

いずれも、相手の言動や態度が好印象であり、信頼や評価につながる場合に使われる表現です。

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「心象が悪い」と「心証が悪い」は意味が異なり、使うのに適した場面や状況も異なります。

正しく使用できないと、相手や周りからの悪印象につながってしまう場合もあるため注意が必要です。

ビジネスの場で好印象をもってもらうためには、適切な言葉づかいだけではなく、コミュニケーションも欠かせません。

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