スマホで使えるビジネスチャットの選び方は?スマホならではのメリット・デメリットやおすすめツールも紹介

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ビジネスチャット
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スマホで使えるビジネスチャットの選び方は?スマホならではのメリット・デメリットやおすすめツールも紹介
初期設定から基本の使い方までを徹底解説!
Chatworkに登録しても、なにからはじめればよいのか分からない方は多いのではないでしょうか?
本資料では、Chatworkをはじめて使う方に向けて、必ず確認しておきたいChatworkの基本機能や初期設定についてわかりやすく解説しています。
メッセージの送り方や返信の仕方、また、タスクを追加する方法やファイルを添付する方法など、知っておきたい基本機能を1冊にまとめました。
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目次

営業先や移動先、屋外などで情報共有をする際、「私的なツールの利用は不安」「適したツールが見つからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そのようなとき、信頼性が高く、業務に役立つ機能も充実したビジネスチャットをスマホで使うことができれば、利便性が格段にアップするでしょう。

本記事では、スマホで使えるビジネスチャットについて解説します。

選び方のコツやおすすめのアプリも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

ビジネスチャットとは?スマホでも使えるの?

ビジネスチャットとは、業務上の情報共有やコミュニケーションをサポートしてくれるチャットツールです。

基本的なやり取りはテキストによるチャット形式でおこない、メールよりも気軽かつスピーディーにコミュニケーションをおこなえる点が特徴です。

Web会議やWeb電話などができるビジネスチャットや、モバイル向けアプリを活用すればタブレットやスマホから利用できるビジネスチャットもあります。

以下では、ビジネスチャットの基本機能やスマホ対応ツールの利便性について解説します。

ビジネスチャットの基本機能と役割

ビジネスチャットの主な役割は、コミュニケーションと情報共有の円滑化、業務効率の向上です。

場所や時間を選ばない利便性を実現するため、以下のような基本機能を備えています。

・個別チャット/グループチャット:1対1、または複数人でチャットができる機能

・音声・ビデオ通話:音声・映像を使った通話が可能な機能

・ファイル共有:WordやExcel、PDF、画像、動画などを共有できる機能

・タスク管理:個人のタスクを管理、関連メンバーに共有する機能

・検索機能:過去のやり取りやファイルを、キーワードやフィルターを使って検索する機能

ビジネスチャット製品によって仕様が異なるため、上記の機能の有無や使い方は事前に確認しておきましょう。

スマホ対応ビジネスチャットは便利?

スマホに対応したビジネスチャットは、総じて利便性が高いと考えてよいでしょう。

パソコンのみで動作するツールとは異なり、スマホ対応ツールは外出先や移動先での利用が可能です。

さらに、ビジネスチャットでのやり取りは電話のように相手の時間を拘束せず、任意のタイミングでメッセージを確認してもらえるため、負担になりにくいというメリットがあります。

ビジネスチャットのアプリをインストールし、ログインするだけでパソコン版と同等の機能を使えるのも利点です。

場所や時間にとらわれずに情報共有・コミュニケーションを実現できるのは、スマホ対応ビジネスチャットの強みといえるでしょう。

>ビジネスチャットの主要機能についてさらに詳しく知りたい方はこちら

スマホ対応ビジネスチャットの選び方3選

一口にビジネスチャットといっても、使える端末や使用感、搭載機能などはツールごとに異なります。

快適かつ安全なコミュニケーション環境を実現するためには、自社に合ったスマホ対応ビジネスチャットを選ぶことが重要です。

ここからは、自社のニーズに合ったスマホ対応ビジネスチャットの選び方を紹介します。

選び方①OSへの対応状況

スマホ対応のビジネスチャットを選ぶ際には、iPhone(iOS)とAndroidの両方に対応しているかを必ず確認しましょう。

仮に両方に対応していないツールを選んでしまうとiPhone、またはAndroidユーザーのいずれかがアプリ版を利用できないという事態が発生します。

全従業員へ社用スマホを貸与することもできますが、手間と費用がかかり、管理も煩雑になってしまうでしょう。

また、ビジネスチャットのアプリ版では「iOS 16以降」のように、対応バージョンがツールごとに設定されているため、対応するOSのバージョン(iOS 18.5・Android 16など)を確認しておくことも重要です。

設定されたバージョンよりOSが古い端末では、そもそもアプリがダウンロードできない、正常に動かないなどの可能性があるため、忘れずに確認してください。

選び方②スマホ画面上での操作性

スマホ画面上での操作性も、スマホ対応ビジネスチャットを選ぶときに意識したいポイントのひとつです。

デスクトップアプリやブラウザでは使いやすくても、スマホアプリでは操作性が悪いというケースも少なくありません。

スマホで使いにくいビジネスアプリを導入してしまうと、利用が定着しない、教育コストがかかるなどのデメリットが発生するケースがあります。

そのため、直感的な操作が可能で、使い勝手のいいビジネスチャットを選びましょう。

また、無料トライアルや無料プランがある場合はぜひ活用し、実際の使用感を確認した上で導入することをおすすめします。

選び方③スマホで使用する際のセキュリティ

ビジネスチャットを選定する際に重要となるのが、ツールのセキュリティです。

自社の業務に関する情報や取引先の情報を送受信するチャットツールには、高いセキュリティ性が求められます。

企業で管理する情報や、クライアント・顧客からの信頼を守るためにも、セキュリティ体制が万全なツールを選びましょう。

選定の際に確認したいのは以下のようなポイントです。

・通信が暗号化されるか

・データ管理体制は万全か

・登録外の端末・IPからのアクセスを制限できるか

・アカウント権限の管理機能を備えているか

・セキュリティに関する国際規格(ISMS認証など)を取得しているか

・多要素認証に対応しているか

上記を満たすツールであれば、スマホでも安心して利用できるでしょう。

スマホ対応のビジネスチャットを利用する3つのメリット

スマホ対応のビジネスチャットを導入する前にぜひ知っておきたいのが、利用するメリットです。

以下では、スマホ対応のビジネスチャットに関するメリットを3つ紹介します。

メリット①場所を選ばずに連絡・報告ができる

スマホ対応ビジネスチャットの最大のメリットといえるのが、場所を選ばずに連絡・報告ができる点です。

普段から携帯するデバイスへビジネスチャットアプリをインストールすれば、オフィスや自宅以外からでも連絡・報告が可能となります。

ファイル共有機能を使えば、写真や動画、ドキュメントなどをスムーズに共有できるほか、タスク管理機能を使って近くにいない相手へタスクを依頼することも可能です。

また、プロジェクトメンバーや顧客との連絡手段としてビジネスチャットを活用すれば、対応スピードが向上し、業務効率アップにもつながるでしょう。

メリット②チャットと同じような操作で使える

多くのビジネスチャットアプリは、プライベートチャットツールと同じような感覚で操作できます。

操作画面も似ているため、日頃からアプリを活用するデジタルネイティブ世代であれば、簡単な説明や研修のみで使いこなせるでしょう。

ビジネスチャットのスマホアプリは、タイピングやパソコンのスキルが基本的に不要であるため、パソコンを扱う機会が少ない従業員や顧客も使いやすいことがメリットです。

また、パソコンの持ち運びが難しい従業員のコミュニケーションツールとしても活用できます。

メリット③報連相のスピードが上がる

報連相のスピードが向上する点も、スマホ対応ビジネスチャットの魅力です。

「メリット①」で紹介したとおり、スマホ対応のツールは場所を選ばずいつでも連絡を取れます。

さらに、ビジネスチャットでは短い文章で素早く要件を伝えることが基本であるため、メールのように挨拶文や締めの文章を作成する必要がありません。

メッセージの受信時には使用デバイス上に通知が表示されるため、見落とされることも少ないでしょう。

結果として報連相のスピードが向上し、チームでのより密な連携が可能となります。

また、素早く報告がおこなわれることで、問題への対処や意思決定がよりスピーディーになる点もメリットです。

>報連相の重要性に関する記事はこちら

スマホ対応ビジネスチャットの注意点(デメリット)

続いて、スマホ対応ビジネスチャットを利用する際の注意点、モバイル対応ならではのデメリットを紹介します。

理解せずに導入や運用をおこなうと、企業の信頼を損なう、従業員のストレスになるなどのトラブルが起こるおそれもあるため、事前に把握しておきましょう。

個人スマホで使うと情報漏洩リスクがある

スマホ対応ビジネスチャットの運用においてもっとも注意したいのが、個人スマホでの利用によるトラブルです。

私用スマホでの利用時には気が緩みやすくなり、共有すべきでない相手に機密情報を送信してしまうといったケースも起こりやすくなっています。

加えて、個人スマホではセキュリティや紛失時の対策が不十分なことも多いため、マルウェアや盗難・紛失による情報漏洩リスクも高いといえるでしょう。

また、安全性の低いフリーWi-Fiの利用による、通信傍受のリスクも忘れてはなりません。

私用スマホでビジネスチャットを利用すると連絡の利便性や業務効率は上がりますが、社内パソコンのみで運用する場合より漏洩リスクが高くなる点はデメリットといえます。

OSごとに操作性が異なる

ビジネスチャットのスマホアプリの搭載機能を見ると、iPhoneとAndroidでさほど違いはありません。

しかし、OSそのものの操作性が若干異なるほか、アプリの操作画面もiOSとAndroidで違う場合があります。

大きな違いではないかもしれませんが、従業員の多くがiPhoneユーザーで社用スマホがAndroid、もしくはその逆という状況では、使いにくさを感じることもあるでしょう。

操作に関する問い合わせが増えると、担当者の負担が増えるおそれもあります。

そのため、従業員のデバイスのOSが統一されていない場合は、事前にどちらのOSでも快適に使えるか、操作性が大きく違わないかを確認しましょう。

公私の切り替えが難しい

私用スマホでビジネスチャットを使う際に起こるのが、公私の切り替え問題です。

場所や時間を選ばず使えることは利点でもありますが、プライベートな時間に仕事関連の通知が来ることを負担に感じる従業員もいます。

連絡の頻度によっては休みの日や終業後にも気が休まらず、心身に不調をきたす原因ともなるでしょう。

また、私用スマホでビジネスチャットを利用する際には、緊張感が薄れるリスクもあります。

便利な反面、公私の切り替えが難しくなるという点は、スマホ対応ビジネスチャットのデメリットといえるでしょう。

スマホ対応ビジネスチャットに「Chatwork(チャットワーク)」がおすすめな理由

使いやすく、機能性や安全性に優れたビジネスチャットを探しているのであれば「Chatwork(チャットワーク)」がおすすめです。

ITに明るくない人でも気軽に使える操作性と、充実した機能が人気の国産ツールで、90万社以上の導入実績を誇ります。

加えて、国際的なセキュリティ基準に準拠した運用が実施されているため、セキュリティも万全です。

ここからは、スマホ対応ビジネスチャットを選ぶならChatworkがおすすめな理由を紹介します。

おすすめ理由①業務時間外や休日も安心の通知オフ機能

Chatworkのスマホアプリは、プッシュ通知がオフになる曜日・時間を指定できる通知オフ機能を搭載しています。

曜日と時間の2軸で柔軟に設定できるため、休日の土日に加え、平日の21時〜6時は通知をオフにしたいというニーズにも対応できます。

操作方法もシンプルで、設定画面を開き「休日は通知しない」や「指定時間は通知しない」をオンにし、任意の設定をするだけで簡単に機能を利用できます。

社内で応答に関するルールを定めた上で皆に設定を促せば、公私の切り替え問題もスムーズに解決可能です。

従業員のワークライフバランスや心身の健康を守りたいなら、ぜひ積極的に活用しましょう。

おすすめ理由②スマホでも使いやすいタスク管理機能

スマホからでも簡単にタスクの追加や共有、閲覧ができるタスク管理機能を備えていることもChatworkがおすすめな理由のひとつです。

タスクの追加については任意のチャットルームを開き、入力欄の上に表示されたチェックマークをタップするだけで簡単に実施できます。

グループチャット上から追加すれば、自動的にタスクが共有されるため、タスク情報を共有したいときにも大いに活躍します。

さらに、任意のメッセージをタップし「タスクを追加する」を選択すれば、メッセージのタスク化も可能です。

また、追加されたタスクについてはチャットルームの右上にある「⋮」内の「タスク」、または下部ナビゲーションの「タスク」より素早く確認できます。

パソコン版と同等のタスク管理機能を、シンプルな操作で利用できるのはChatworkアプリならではの魅力です。

おすすめ理由③iPhone(iOS)・Androidの両方に完全対応

ChatworkはiPhone(iOS)版アプリとAndroid版アプリの両方を提供しています。

いずれの版も使いやすく、さらにデスクトップと同等の機能を備えているため多くのユーザーから高く評価されています。

OSを選ばない運用が可能なので、私用スマホをビジネスに使っている職場でも快適に運用できるでしょう。

2025年7月時点の対応OSバージョンは以下のとおりです。

  • iOS 16/iPadOS 16 以上
  • Android 10 以上

iOSについては、iPhone 8以降の端末であれば問題なく利用できます。

Androidは2019年9月発表のAndroid 10以上が対応バージョンとなっているため、発表以降に発売された端末であれば利用が可能です。

>Chatworkの基本的な使い方と運用のコツが学べる無料の資料はこちら

「Chatwork(チャットワーク)」でスマホでもビジネスチャットを快適に

スマホに対応したビジネスチャットは、業務におけるコミュニケーションをより快適にしてくれる便利なツールです。

自社のニーズに合った使いやすいツールを選び、そして適切なルールを策定すれば、時間と場所を選ばない柔軟かつスピーディな情報共有が可能となります。

コミュニケーションの活性化や意思決定のスピード向上なども期待できるので、ぜひ活用しましょう。

また、パソコンはもちろん、iPhoneやAndroidスマホでも快適に使えるツールを探しているならChatworkがおすすめです。

従業員のワークライフバランスを守る通知オフ機能と使いやすいタスク管理機能、抜群の操作性がコミュニケーション環境の快適化を実現します。

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スマホ対応ビジネスチャットに関するQ&A

スマホ対応ビジネスチャットは無料で使える?

LINE WORKS、Chatwork、Slackなどのスマホ対応ビジネスチャットは、無料プランを提供しています。

有料版と比べると機能は制限されますが、少人数かつチャットをメインに使う予定、お試しでの利用などであれば十分快適に利用できます。

また、有料版については、Chatworkをはじめとする多くのビジネスチャットが無料トライアルを設けています。

フル機能を無料で試せるため、本格的な導入を考えているなら、トライアルの利用も視野に入れるとよいでしょう。

スマホ対応ビジネスチャットの比較ポイントは?

スマホ対応ビジネスチャットを比較する際に意識したいポイントは「OS・バージョンの対応状況」「操作性」「セキュリティ」の3点です。

OS・バージョンについては従業員が所持する端末で利用可能か、操作性については直感的な操作で使えるかを確認しましょう。

セキュリティに関しては、前述のとおり国際規格の認証を取得しており、複数の対策を実施しているツールがおすすめです。

それぞれを考慮しながら選定を進めれば、自社のニーズに合ったツールを見つけられるでしょう。

また、より業務効率を高めたいなら、プロジェクト管理ツールやワークフローツールとの連携が可能かどうかを確認するのもおすすめです。

iPhone(iOS)・Androidで使い心地の違いはある?

iPhone(iOS)版アプリとAndroid版アプリでは、使い心地に若干の差があります。

そもそも、母体となるOSの設計思想が両者で異なることに加え、iOS・Apple Storeを提供するAppleと、Android・Google Playを提供するGoogleでは、アプリ設計に関するガイドラインも異なるためです。

アプリ開発自体はチャットツールの提供元がおこないますが、やはりOSの設計やガイドラインが違うため、使い心地にも若干の差が生まれることになります。

もちろん、コアとなる機能はどちらの版であっても変わりません。

しかし、操作性の面が異なる点について意識しておくと、マニュアル作成や教育をスムーズに進めることができるでしょう。

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