金融機関向けビジネスチャットのポイントは?導入のメリットや成功事例も紹介

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ビジネスチャット
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金融機関向けビジネスチャットのポイントは?導入のメリットや成功事例も紹介
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目次

金融機関がビジネスチャットを導入する際に、「幅広い世代の人が操作しやすいツールを知りたい」「セキュリティが堅牢なツールを使いたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

本記事では、金融機関でビジネスチャットの利用が拡大している理由を紹介しつつ、金融機関がビジネスチャットを導入するメリットや注意点などを解説します。

金融業におけるビジネスチャットの導入事例や、おすすめのビジネスチャットツールも紹介しますのでぜひ参考にしてください。

金融機関でビジネスチャット導入が加速する理由

金融機関でビジネスチャットが導入されている背景として、コロナ禍の影響があります。

顧客と金融機関(銀行・信用金庫など)の面談が制限される中、DX化を推進する一環として、対面でのコミュニケーションをデジタル化するケースが増えたためです。

顧客との直接的なコミュニケーションを補う手段として、オンライン上で使えるビジネスチャットツールの需要が拡大しています。

また、働き方改革を目的に、ビジネスチャットを導入する事例も増えています。

ビジネスチャットを導入すれば遠隔でもスムーズに情報共有できるため、リモートワークの社員にとっても働きやすい環境を構築でき、業務効率化につながります。

そのほか、金融機関は膨大な情報を扱うため、情報漏洩のリスク対策としてビジネスチャットを導入するケースも少なくありません。

ビジネスチャットは、セキュリティが堅牢であり、電話・メールと比べて情報漏洩などのトラブルが起こりづらいことから、セキュリティ面を重視する金融機関での導入が加速しているといえます。

金融機関がビジネスチャットを選ぶ際の重要ポイント3点

金融機関がビジネスチャットを導入する場合、次のような選定ポイントがあります。

・セキュリティ対策は万全か

・操作性は直感的でシンプルか

・サポート体制は充実しているか

以下で、それぞれの選び方について紹介します。

1. セキュリティ対策は万全か

ビジネスチャットにはさまざまな種類があり、多くのツールでは高度なセキュリティ対策を施しています。

ただし、ツールごとにセキュリティ対策の内容は異なり、料金プランによってセキュリティレベルが変わる場合もあります。

各ツールが具体的にどのようなセキュリティ対策を施しているかを把握し、金融機関で導入する際のセキュリティガイドラインを満たしているかを確認しておくことが大切です。

たとえば、IPアドレス制限や二段階認証の設定、ログ管理などのセキュリティ対策を施している場合、第三者による不正アクセスや盗み見を防ぐことができます。

2. 操作性は直感的でシンプルか

ビジネスチャットの操作性も選ぶポイントのひとつです。

従業員や顧客がすぐに使いこなせるツールを選べば、ツール導入後の定着率が高まり、業務効率化につながります。

ツールが使いづらいとなかなか利用者が増えず、操作方法などをレクチャーする際の教育コストが発生するため、導入・運用のハードルが高くなってしまいます。

シンプルな画面で見やすく、直感的に操作しやすい点を重視し、誰でも簡単に操作できるツールを選ぶことが大切です。

なお、多くのツールには無料トライアルがあるため、ツールの操作性や操作画面のデザインなどを確認してから導入するかどうかを検討できます。

3. サポート体制は充実しているか

ビジネスチャットは、サポートの内容や範囲(24時間いつでも問い合わせ可能、メールや電話で疑問点を質問・相談できるなど)が異なります。

たとえば、Q&Aやヘルプページ、問い合わせフォームなど、カスタマーサポートに関するコンテンツが豊富にあるビジネスチャットのほうが利便性が高まります。

メールや電話での問い合わせ対応は、対応可能な曜日・時間帯が決まっている場合が多いため、事前に確認しておきましょう。

なお、Chatwork(チャットワーク)は上記すべての条件を満たしており、多くの企業が導入しているビジネスチャットツールです。

セキュリティが堅牢であり、シンプルな画面・操作性で使いやすく、無料のサポート体制まで整備しています。

タスク・スケジュール管理やファイル共有機能なども搭載しているため、情報共有やコミュニケーションを円滑にしつつ、業務効率化にもつながります。

金融機関におけるビジネスチャットの具体的な活用メリット

金融機関がビジネスチャットを活用する場合、次のようなメリットがあります。

・コミュニケーションの活性化と業務効率化

・顧客対応力の向上とビジネスチャンスの拡大

・BCP(事業継続計画)対策・緊急時対応の強化

・社内・社外との連携強化

以下で、それぞれのメリットについて解説します。

コミュニケーションの活性化と業務効率化

ビジネスチャットはリアルタイムで情報共有できるため、報告・連絡・相談・質問などがしやすいことがメリットです。

メールや電話よりスムーズに情報共有でき、フィードバックや意思決定のスピードを向上させることができます。

チャット形式で気軽にコミュニケーションを取りやすいため、社員同士の議論やアイデア交換の場として活用することもできます。

また、チャットの内容が記録されるため、過去のやりとりをナレッジとして蓄積できることもメリットです。

>ビジネスチャットで業務効率化を実現する方法に関する記事はこちら

顧客対応力の向上とビジネスチャンスの拡大

ビジネスチャットを導入すると、顧客対応力が向上することもメリットです。

たとえば、自動回答するチャットボットを導入すれば、24時間365日のサポート対応が可能となり、顧客満足度の向上が期待できます。

また、顧客とのコミュニケーションツールとして活用すれば、ビジネスチャンスを拡大できることもメリットです。

シニア世代から若者世代まで誰でも利用しやすいように、ビジネスチャットで気軽に相談・質問できるようにすれば、提供するサービスの利用者増加につながります。

BCP対策・緊急時対応の強化

ビジネスチャットは、BCP(事業継続計画)対策としても役立ちます。

時間や場所を問わず、さまざまなデバイス(パソコン・スマホ・タブレットなど)からアクセスできるため、災害などの緊急時における従業員の安否確認などでも活用されています。

グループチャット機能を使えば、社員や関係者にまとめて情報を伝達でき、通話やビデオ機能を活用することでより状況を把握しやすくなります。

日常的にビジネスチャットを利用していれば、緊急時の対応でもスムーズにやりとりできるでしょう。

社内・社外との連携強化

ビジネスチャットでは迅速に情報伝達やファイル共有ができるため、社内外のコミュニケーションが円滑になることがメリットです。

幅広い世代の人が利用しやすいツールであることから、社外のクライアントや顧客とのやりとりでも使いやすく、Web上の問い合わせ窓口として活用する事例もあります。

顧客から質問や相談などがあった場合、電話・メールで対応するのが一般的でしたが、近年ではビジネスチャットで回答するケースも少なくありません。

顧客からすると電話はなかなかつながらず、メールは返信が来るまで時間がかかり、すぐに問題を解決できないためです。

ビジネスチャットはリアルタイムでやりとりができることから、よりスムーズに問題を解決できます。

金融業におけるビジネスチャット導入事例

ここでは、実際にビジネスチャットを導入した事例を紹介します。

メガバンクにおける事例

某メガバンクでは、オンライン上で顧客とやりとりする手段を増やすために、利用者数の多いビジネスチャットツールを導入しました。

対面の面談・電話・メールでのコミュニケーションに加えて、慣れ親しんでいるツールを選択できるようにしたことで、顧客満足度や利便性の向上につながりました。

また、リモートワークや国内・海外拠点との情報伝達など、業務連絡を補完するツールとしても利用でき、社内の情報共有においても効果を発揮しているそうです。

信用金庫における事例

某信用金庫では、顧客とのコミュニケーションツールとして活用するためにビジネスチャットを導入しました。

従来は、対面での直接的なコミュニケーションで顧客対応していましたが、ビジネスチャットを導入することで、業務効率化や顧客満足度の向上につながりました。

マニュアルを読まなくても使えるくらい直感的に操作できるため、幅広い年代の人が利用しているそうです。

また、グローバルなセキュリティ基準を遵守しているツールを選んだことで、安心・安全に利用できるコミュニケーションツールを提供することに成功しました。

コンビニ系列の銀行における事例

コンビニ系列の銀行では、従業員同士の連絡を迅速化するためのツールとしてビジネスチャットを導入しました。

もともとは、顧客対応などの連絡手段として電話・メールを使っていましたが、連絡するタイミングによっては時間がかかり、確認作業にも手間がかかることが課題でした。

そこでビジネスチャットを導入したところ、日常的な連絡から緊急時の情報伝達までをスムーズに実施できるようになり、顧客対応力の向上につながりました。

チャット上でのやりとりを記録として保存できるため、「言った」「聞いていない」のようなやりとりが減り、接客の質も向上したそうです。

金融機関でビジネスチャットを導入する際の注意点

金融機関がビジネスチャットを導入する場合には、次のような点に注意しましょう。

セキュリティ対策を確認する

金融機関がビジネスチャットを導入する場合、情報漏洩リスクを防ぎつつ、より安全に管理できることが必須要素になります。

金融機関の多くは、顧客の個人情報や取引情報、財務データといった機密性の高いデータを日常的に取り扱うためです。

ビジネスチャットは堅牢なセキュリティ対策を施しており、メールやプライベートチャットに比べて情報漏洩のリスクを低減できます。

ただし、ビジネスチャットによってセキュリティ対策が異なる点に注意が必要です。

具体的なセキュリティ対策をチェックし、金融機関として利用する際の要件をクリアしているかを確認しておきましょう。

>ビジネスチャットのセキュリティ対策に関する記事はこちら

搭載機能を確認する

ビジネスチャットに搭載されている機能は、チャット機能だけではありません。

ファイル共有やビデオ会議、タスク管理といったさまざまな機能を搭載しており、搭載機能を活用することで業務効率を向上させることができます。

ただし、自社に必要な機能が不足しているとツールの利便性が下がります。

搭載機能が多すぎる場合も使いづらいため、想定している用途や業務プロセスとマッチしているかを重視し、きちんとツールを選定することが大切です。

金融業のDXを加速させるビジネスチャットならChatwork

今回は、金融機関がビジネスチャットを導入するメリットや注意点、金融業におけるビジネスチャットの導入事例などを紹介しました。

金融機関がビジネスチャットを導入する場合、安全性と利便性を両立できるツールを選ぶことが大切です。

顧客や従業員とのコミュニケーションツールとして活用するために、「Chatwork」のようなビジネスチャットを導入する事例もあります。

メールや電話よりスムーズに情報を共有でき、タスク・スケジュールなどを一元管理することもできるため、この機会にぜひChatworkの導入をご検討ください。

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金融機関のビジネスチャットに関するQ&A

必要なセキュリティ要件を教えてください。

金融機関がビジネスチャットを導入する場合、よりセキュアな環境が求められます。

具体的なセキュリティの要件は、以下のとおりです。

①通信の暗号化:SSL/TLSなどのプロトコルを用いた通信の暗号化により、第三者によるデータの盗聴・盗み見を防ぎ、安全に情報共有できます。

②アクセス制限:ユーザーごとにアクセス権限を設定し、特定の情報にアクセスできるユーザーを制限することで、情報漏洩のリスクが低減できます。

③二段階認証:ログインする際はパスワードだけでなく、SMS認証・TOTP認証などの多要素認証を導入することで、セキュリティレベルを向上させることが可能です。

Chatworkのように、ISMSなどのグローバルなセキュリティ基準を満たすツールなら、機密情報の保護や安全なコミュニケーションを実現できます。

金融業界がビジネスチャットを導入するメリットはなんですか?

金融業界がビジネスチャットを導入する主なメリットは、以下のとおりです。

・コミュニケーションの迅速化

・情報共有の効率化

・セキュリティの強化

金融機関がビジネスチャットを導入すると、業務効率化や内部統制の強化、顧客満足度の向上につながります。

シンプルで直感的に操作でき、手軽にリアルタイムで使えるため、社内外のコミュニケーションツールとして活用しながら、業務効率を向上させられることがメリットです。

メールよりビジネスチャットのほうがいいですか?

メールと比べて、ビジネスチャットのほうがスムーズに情報共有できます。

それぞれ特性が異なるため、導入する目的や状況に応じて使い分けることが大切です。

ビジネスチャットはリアルタイムで気軽にコミュニケーションを取れるため、社内・社外を問わず、情報共有を迅速化したい場合に適しています。

メールは広く普及しており、使い方のレクチャーが必要ないこと、導入コストがかからないことがメリットです。

形式的な挨拶文などを用いるため、社外とのフォーマルなやりとりに適しています。

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