帰納法・演繹法とは?違いやビジネスシーンでの使い分け方、活用方法を解説

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目次

ビジネスシーンでは、確実性の高い理由づけや、論証が必要になることがあります。

情報を整理し、道筋を立てて考えるために便利なフレームワークが、帰納法と演繹法です。

帰納法や演繹法を用いることで、納得感を得やすい説明ができるようになるというメリットがあります。

ビジネスシーンにおける帰納法と演繹法の使い分け方や、例について解説していきます。

帰納法とは

帰納法とは、複数の事実や事例をもとに導き出される傾向から、結論や規則性を見つけ出す手法です。

帰納法においては、規則性を導き出すための事実や事例が、多ければ多いほど納得感を与えやすいとされています。

また、事実や事例などの情報源については、同一の傾向に偏らず、多方向から結論を導くことで、より確信性が高い論にすることができます。

 

帰納法の例

帰納法の活用例をみていきましょう。

朝のテレビのニュースで「チーズケーキが話題だ」と報道されていたとします。

テレビだけでなく、雑誌でも「人気チーズケーキ店」が特集されていて、話題のYouTuberが「チーズケーキ実食の動画」をアップしていたとします。

この3つの情報から「最近チーズケーキがブームになっている」という事実にもとづく結論が導き出されます。

帰納法は、起こった出来事から仮説を立てているだけなので、「チーズケーキをみんなが食べている」かどうかまでは言い切れない点については注意が必要です。

演繹法とは

演繹法とは、一般的で普遍的な事実をもとに、結論を導き出す手法です。

仮定や仮説からではなく、事実に沿った内容が前提であるため、非常に強い説得力を持つ手法ともいえます。

一方で、偏った意見や主観が含まれてしまうと、演繹法で示した論証が破綻してしまうことになるので注意が必要です。

 

演繹法の例

演繹法の例をみていきましょう。

「6月は頻繁に雨が降る」「雨が降ると土砂災害が起こりやすい」という二つの事実を前提としてあげた場合、演繹法では「6月には土砂災害が起こりやすい」という結論を導き出すことができます。

帰納法と演繹法の違い

帰納法と演繹法にはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか。

ビジネスシーンにみられる、帰納法と演繹法の違いについて見ていきましょう。

 

結論への導き方

帰納法・演繹法のどちらも、「複数の事象を関連付けて結論を導く」という論理的思考法のひとつです。

どちらも複数の物事や事象をもとに結論を導き出す手法ですが、帰納法は「共通点や傾向の抽出」、演繹法は「事実の関連づけ」から結論を導いているという点で異なります。

 

活用する場面

帰納法と演繹法は、それぞれ活用できるビジネスシーンも異なります。

帰納法は、複数の出来事をもとに、規則性を見つけるシーンで活用することができます。

たとえば、「流行しているものの傾向」や「話題になるものの傾向」などの法則性を見つけることで、新しいサービスや商品提案をする際に納得感を得やすいです。

一方で、演繹法は、一般論を用いて、物事の結果を推測するシーンで役立ちます。

たとえば、新商品に関わる研究をおこなっている際などに、結果を推測することができると、途中段階の仮定も立てることができるため、社内報告や進捗共有をしやすくなります。

両者は似ている手法ではあるものの、活用できる場面は異なるため、使い分けるようにしましょう。

帰納法と演繹法のビジネスシーンでの使い分け方

ビジネスシーンにおいて、帰納法と演繹法はどのように使い分けるべきなのでしょうか。

 

営業やマーケティングには帰納法

結論を導き出す帰納法は、複数の事実をもとに導き出される傾向から、マーケティング活動や営業活動で活用することができます。

顧客調査やお客さまアンケートなど、収集した結果が多いほど、より納得感のある結論に結びつけることができ、その結論をもとに、新たなマーケティング戦略や営業術を導き出すことができます。

演繹法を活用したサイクルを回すことで、質の高いマーケティング活動や営業活動をおこなうことが可能です。

 

事業・戦略立案には演繹法

過去の事実をもとに事業方針や戦略を策定する場合は、演繹法を活用できます。

演繹法は、正確な情報を前提として結論を導き出す方法であるため、過去の事実や結果を元にすることで、具体的な事業方針を策定しやすくなります。

新しいマーケットに参入したり、商品開発をしたりする際には、事実をもとに知識や技術を当てはめて構成したりすることで、より確実性の高い結論を導くことができます。

帰納法と演繹法の違いを理解して思考力を鍛えよう

帰納法と演繹法はそれぞれ異なる方法で結論を導き出す手法です。

大きなマーケティング戦略を立てる際や、長期的に商品改良を行う際には、帰納法と演繹法のどちらかを活用するのではなく、組み合わせて活用することも効果的です。

帰納法と演繹法は、「ロジカルシンキング」の手法でもありますので、特徴を理解した上で、思考力を鍛えていきましょう。

>ロジカルシンキングに関する記事はこちら

ビジネスの効率化にはフレームワークと「Chatwork」を活用しよう

本記事で紹介した帰納法と演繹法のように、フレームワークを取り入れることで、提案力や分析力、コミュニケーション能力を伸ばし、生産性の向上が期待できます。

ビジネスシーンで活用できるフレームワークは多く存在するので、課題や目的にあわせて取り入れていきましょう。

加えて、コミュニケーション能力を伸ばし生産性の向上を図る具体的な方法として、ビジネスチャットの活用が効果的です。

ビジネスチャット「Chatwork」は、簡単に円滑なコミュニケーションが実現できるデジタルツールです。

「Chatwork」は、チャット形式でコミュニケーションがとれるため、在宅勤務やリモート勤務を採用している企業においても、社員との情報共有をスムーズにおこなうことができ、コミュニケーションを活発化させることが可能です。

チャット機能だけではなく、タスク管理機能も備わっているため、「言った言わない問題」などの、重要な情報の共有漏れの防止にも効果的です。

> 「言った言わない問題」に関する記事はこちら

> Chatworkのタスク管理機能に関する記事はこちら

ビジネスチャット「Chatwork」は、無料で簡単に使いはじめることが可能です。

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帰納法や演繹法などのフレームワークを取り入れて思考力を鍛えながら、「Chatwork」を活用した円滑なコミュニケーションを推進して、ビジネスのさらなる効率化を目指しましょう。

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Chatworkのお役立ちコラム編集部です。 ワークスタイルの変化にともなう、働き方の変化や組織のあり方をはじめ、ビジネスコミュニケーションの方法や業務効率化の手段について発信していきます。

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