コワーキングスペースとは?テレワークでも利用可能な共創オフィス

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働き方の多様化と感染症拡大防止対策として、仕事をする時間や環境、場所への考え方が大きく変化しています。多くの企業や団体でテレワークの導入が進んでいますが、在宅勤務と合わせて近年増加しているのがコワーキングスペースです。

コワーキングスペースの特徴やメリット、活用する際の注意点について紹介します。

コワーキングスペースとは

コワーキングとは共同・共通を表す接頭語である「Co」と、働くという意味の「Work」を組み合わせてできた言葉です。コワーキングという働き方は2005年ごろにアメリカのサンフランシスコで始まったといわれており[※1]、その後は世界の大都市を中心に普及しています。

コワーキングスペースのもっとも大きな特徴は、その名のとおり、さまざまな人と同じ空間で働くことができる点にあります。

また、仕事の生産性を高めるための設備も整っていることから、テレワークの普及が進んでいることを背景に、自宅に代わる作業スペースとしてさらに注目されています。

日本国内でも、コワーキングスペースの施設数は年々増加しています。コワーキングスペースを検索することのできる「コワーキング.com」によると、2020年12月15日現在で登録されているコワーキングスペースの数は、東京で457施設、大阪では125施設でした。[※2] この数は、今後もますます増えていくことが予想されるでしょう。

コワーキングスペースを利用するメリット

それでは、コワーキングスペースを、仕事をする空間として選ぶことについて、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、コワーキングスペースを利用するメリットや効果について見ていきましょう。

生産性を高められる環境である

コワーキングスペースは、前提として仕事場として使われることが想定されている空間です。そのため、前述のように、オフィスとして必要な機能や設備がすでに整えられています。たとえば、電源やWi-Fi、デスクワークに適した机や椅子などは、最低限準備がされているものです。

それだけではなく、複数人で会議のできる会議室、Web会議のできる防音室や、複合機などの設備がある場所もあります。自宅に揃えることが難しいこれらの設備を使えることは、コワーキングスペースを使う最も大きなメリットであるといえるでしょう。

さらに、コーヒーなどのドリンクがそろっていたり、宿泊施設を併設しているコワーキングスペースもあります。仕事の合間のリフレッシュが容易にできる点も魅力的です。

低コストで仕事場を確保できる

また、これらの設備を低コストで使うことができる点もメリットといえます。

仕事ができる環境をゼロから整えようとすると、設備の初期投資に高い費用が必要になります。特に自宅でのテレワークをみとめる場合は従業員自身にその環境を整えさせることになるため、その負担は大変大きなものになります。このことが原因で、テレワーク自体の導入に踏み切ることができない企業もあるかもしれません。

コワーキングスペースを利用すれば、一日単位または月単位などで、比較的柔軟な契約をすることができます。従業員に環境整備の負担を強いたり、オフィスをもつよりも、経済的なリスクが小さいといえるでしょう。

刺激のある環境で仕事ができる

在宅勤務では、ひとりで業務をおこなう機会が増加します。Web会議などの以外では他人とコミュニケーションをとる機会が減るため、新しいアイデアを生んだり、うまくストレスを発散することができなくなるでしょう。

コワーキングスペースを活用すると、同じ空間で働く人と気軽に交流することができるため、そのようなデメリットを解消することができます。

新たなビジネスチャンスが生まれることもあるという側面は、コワーキングスペースが企業に勤める会社員だけでなく、フリーランスで働く人の間でも徐々に人気となっている理由です。

周りの目を気にしなくてよい

最後に、いくら滞在しても周りの目を気にしなくてよいというメリットもあります。

近年は自宅だけではなく、カフェやファミリーレストランを利用して働く人も多くいます。電源やWi-Fi環境を整えている店舗も多くなりました。

しかし、カフェやファミリーレストランなどは、本来はオフィスとして活用するための場所ではありません。そのため、長時間の滞在は迷惑行為とみなされる場合もあります。滞在のために、必要以上の飲食をしてしまう可能性もあるでしょう。コワーキングスペースは、料金さえ払えば長い時間滞在することも可能です。

コワーキングスペースを利用するためのポイント

次に、コワーキングスペースを活用することで得られるメリットを最大化するための注意すべきことを説明します。

セキュリティ対策を十分にとる

コワーキングスペースには、さまざまな人が出入りします。フリーランスの人だけではなく、他社の従業員や学生など、社外の目があることを意識しておかなければなりません。

たとえば、PCを置いたまま離席したり、作業中にのぞき見をされることで情報が漏洩してしまうことへの対策が必要です。具体的には、PCにはロックをかけ、のぞき見防止フィルターを採用するなどしましょう。

また、データはクラウド保管するようにし、安全性の低いパスワードの利用は避けるようにしましょう。さらに、Web会議のように声を出す可能性のある仕事は、必ず防音室でおこなうようにした方がよいでしょう。

仕事に集中できる環境か事前に確認する

コワーキングスペースを利用する際には、自分が働きやすい環境が整っているところを選択することが重要です。しかし、仕事に集中できる環境は人によって異なります。

たとえば、周囲の雑音や話し声が常にしていると集中できない場合、オープンスペースとは別に個室や会議室を利用可能など、環境の使い分けができるコワーキングスペースなら活用しやすくなるでしょう。

また、長時間業務をおこなうのであれば、デスクや椅子などの使いやすさをチェックするのも重要です。ソファ席で低いデスクなどの場合、前傾姿勢になって体に不調をきたす恐れもあります。

働く際に求める条件を明確にしたうえで優先順位をつけ、見学やドロップインで利用してみましょう。実際にオフィスに足を運ぶことで、利用者の雰囲気や環境を確認できます。

テレワークにはコワーキングスペースの利用もおすすめ

コワーキングスペースは、個人作業だけではなく、さまざまな人と共同で働くことができます。自分がどのような働き方をしたいのか把握したうえで、最適な場所を選ぶようにしましょう。

[※1]参考:コワーキングとは |コワーキング協同組合
https://www.coworking.coop/about/coworking/

[※2]参考:コワーキングスペースを探すなら「コワーキング.com」
https://co-work-ing.com/

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