テレワーク導入に必要な能力とは?向き不向きな業務や職種について解説

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テレワーク導入に必要な能力とは?向き不向きな業務や職種について解説

目次

多様な働き方が進むにつれて、テレワークを導入する企業が増えています。

テレワークの導入は人、業務、職種によって向き不向きがあり、求められる能力はオフィスワークでの業務とは異なります。

テレワークを導入し円滑に進めていくためには、人、業務、職種での向き不向きを理解し、必要になる能力を知ることが重要です。

テレワークに必要な能力と、向き不向きを個人、業務、職種ごとに解説します。

テレワークに必要な能力7つ

テレワークには、自己管理能力など必要な能力がさまざまあります。

テレワークに必要な能力を詳しく見ていきましょう。

自己管理能力

テレワークになると雑談や同僚などからの声かけがなくなるため、自身の体調の変化を他者から知る機会が減少します。

それにより、自分の体調に関する異変に気づきにくくなるため、自身で体調管理に気を配る必要があります。

自己管理は、以下の4つを意識することが大切です。

  • 食生活:栄養バランスを考え、規則正しい時間に食事する
  • 運動:通勤などによる運動を補う
  • 睡眠:起床・就寝時間は規則正しく、夜更かしを避ける
  • メンタル面:異変がないかチェックし、ストレスに対処する

また、テレワークでは仕事とプライベートの切り替えが難しくなるため、メリハリを付けるためにオンとオフを切り替える工夫をすることも大切です。

スケジュール管理能力

自宅などでテレワークをする場合、仕事のペースを自身で管理する必要があります。

ときには、オンとオフのスイッチが切り替わらずだらけてしまったり、集中できなかったり、テレビなど身の回りにある娯楽で、集中力が切れてしまうこともあるでしょう。

仕事に支障が出ないよう、その時間、その日、その週、その月にやることを決めて、きちんと遂行する意思や、管理する能力が必要です。

論理的な思考力

テレワークで利用するメールやチャットなどの文章によるコミュニケーションでは、意図が伝わりにくい場合に誤解が生まれやすいため、伝えたい内容を論理的に文章に起こす力が必要です。

また、オフラインでは気軽に疑問点や不明点を聞けない状況を想定し、要点のまとまったシンプルな資料に、適度に図解が挿入されているかなど、理解しやすい資料を意識する必要もあるでしょう。

 

テレコミュニケーションを円滑におこなう能力

テレワークでは離れた場所でそれぞれが仕事をおこなうため、メール、ビジネスチャット、オンライン会議ツールなどを使っておこなう「テレコミュニケーション」が必要です。

場合によっては、ツールを使いこなせない人や受け入れられない人がいたり、返事が素っ気ない人やスタンプを活用する人がいたり、それぞれ使い方が大きく異なることもあるでしょう。

そのため、多様な人と円滑にテレコミュニケ―ションをおこなえる対応力が必要になります。 

成果を出す力

オフラインで働いている場合、成果を出すまでのプロセスや頑張る姿を直接見ることができます。

しかしテレワークでは、過程や仕事への姿勢を見ることができないため、評価の主な判断材料が成果そのものになりやすいです。

そのため、テレワークで評価を得るためには「成果を出す力」が必要です。

    

ファシリテーションスキル

とくに、リーダー的な立場の人には、会議やミーティングを円滑に進行するファシリテーションスキルも必要です。

オンラインの会議では、対面と比べて人によって発言の量に差が出たり、場や意見をまとめることに困難を感じたりする場面が増えます。

そのため、参加者の発言などのバランスに気を配って進行するほか、テレワークに適したツールを使いこなす能力も必要になります。 

               

テレワークが向いている人の特徴

テレワークが向いている人には、自主的な行動ができるなどの特徴があります。

テレワークに向いている人の特徴6つを見ていきましょう。

自宅で仕事をしたい理由がある人

育児や介護などの家庭の事情や持病などで、通勤が難しい人もいるでしょう。

また、通勤時間をなくしたい人、自宅で仕事をしたい人などは、テレワークに向いているといえます。

 

自己管理が得意な人

テレワークでは、体調面、時間やスケジュール面など、あらゆる場面での自己管理が求められます。

そのため、自己管理が得意な人のほうがテレワークに向いています。

自主的に行動できる人

テレワークは、上司や同僚に仕事の確認をしたり指示をもらったりする機会が少ないです。

そのため、自分で考えて行動する必要があることから、自主的に行動できる人がテレワークに向いています。

孤独や少ないコミュニケーションが苦痛ではない人

テレワークはひとりで作業をおこなうことが多いため、人間関係が希薄になりやすく、孤独を感じやすいです。

またオフィスでの仕事に比べて、コミュニケーションをとる機会も少なくなります。

  

そのため、孤独が苦痛ではない人や、コミュニケーションが少ないことに苦痛を感じにくい人がテレワークに向いています。

仕事以外のコミュニティが豊富な人

孤独が苦手な場合でも、仕事以外にコミュニティがあれば孤独感は強くならないでしょう。

たとえば、趣味などのコミュニティが豊富な人は、仕事で孤独を感じる場面があっても苦痛に感じにくいかもしれません。

テレワークに適した環境が整っている人

テレワークでは、Wi-Fiなどのネットワーク環境や作業に集中できる静かな環境が整っていることが重要です。

また、作業用のデスクやイスが確保でき、ひとりで使える部屋があるなどの条件が揃っていたほうがテレワークに向いています。

テレワークが不向きな人の特徴

テレワークが不向きな人には、孤独が苦手であるなどの特徴があります。

テレワークが不向きな人の特徴6つを見ていきましょう。

孤独が苦手・オフィスで仕事をしたい人

テレワークはひとりで作業をする時間が多いため、孤独が苦手な人には不向きです。

また、職場の同僚や上司がいる場所で仕事がしたい人など、オフィスで仕事をしたい理由がある人には、テレワークは不向きでしょう。

自己管理が苦手な人

通勤があるからこそ、決まった時間に起きたり食事をとったりするなど、生活リズムを保てている人もいるでしょう。

また、職場で上司や同僚の力を直接借りることで、仕事のタスク管理やスケジュール管理ができているという人もいるかもしれません。

テレワークでは、自己管理能力が求められるため、自己管理が苦手な人は不向きといえるでしょう。

受動的な行動が多い人

新入社員や若手社員などは、指示がないと仕事ができないこともあるでしょう。

また、自分で考えて行動をするのが苦手な人は、自分で判断して作業をおこなうことの多いテレワークに不向きです。

職場で積極的にコミュニケーションをとりたい人

雑談がなくなってしまうと、ストレスを感じる人がいるかもしれません。

テレワークでは、メールなどのコミュニケーションが主になり、リアルなコミュニケーションは最小限になります。

よって、職場で積極的にコミュニケーションをとりたい人には不向きといえます。

仕事のコミュニティがメインな人

コミュニティにおいて、職場の人間関係などがメインになっている人もいるかもしれません。

仕事のコミュニティがメインの人にとっては、コミュニケーションの不足にストレスを感じたり、孤独を感じたりしてしまい、テレワークがストレスに感じてしまうでしょう。

テレワークに適した環境が整っていない人

自宅が騒音の激しい環境な場合や、ネットワーク環境が整っていない場合、テレワークに適した環境とはいえません。

また、仕事で使う部屋が確保できていない場合や、作業用の机や椅子が確保できていない場合も、テレワークをおこなうのは難しいでしょう。

テレワークが向いている業務の特徴

テレワークが向いている業務には、セキュリティ面のリスクが低いなどの特徴があります。

テレワークが向いている業務4つを詳しく見ていきましょう。

事務系の業務

データの入力や書類の作成などの事務作業は、テレワークに向いています。

ただしリスク回避のために、セキュリティ管理を徹底する必要があります。

セキュリティ面のリスクが低い業務

テレワークはインターネット上でやりとりをおこなう機会が多いため、情報漏洩などのリスクが高まります。

そのため、セキュリティリスクの低い業務のほうが適しています。

ひとりで完結できる業務

テレワークはひとりで完結できる業務の方が向いています。

そのため、人との対面が必要ない業務や、人と協力する必要がない業務が適しているでしょう。

作業や成果が可視化しやすい業務

テレワークは、評価がしやすいという理由から、作業の内容や成果が目に見えてわかりやすい業務の方が向いています。

テレワークを導入する際は、評価方法や基準などをしっかりと検討し、社員が安心して業務をおこなえる環境を整える必要があるでしょう。

テレワークが不向きな業務の特徴

テレワークに不向きな業務には、対面が適した業務などの特徴があります。

テレワークに不向きな業務4つを詳しく見ていきましょう。

セキュリティ面のリスクが高い業務

機密性の高い業務はテレワークに不向きです。

テレワークの導入が求められる場合は、業務を社内用と社外用に分けておこなうなどの工夫が求められるでしょう。

対面が適した業務

美容エステやサロンなど、対面で直接施術をおこなう仕事の場合、テレワークは不向きです。

しかし、業務のうち会議や簡単なミーティングなどの一部をテレワークにするといった、工夫をおこなえば実施可能でしょう。

共同作業の多い業務

業務に複数の社員が必要になり、ひとりで完結させることが困難な業務もテレワークには不向きです。

テレワークを導入する必要性に迫られた際は、最適なツールを選び、社員の業務の負担が偏らないように注意する必要があります。

紙の書類が必要な業務

請求書や印鑑の捺印が必要になる書類など、紙で扱う職場も多いでしょう。

とくに事務職などは、紙を扱う業務が多いためテレワークには不向きです。

しかし、書類の電子化やワークフローシステムの導入などで、テレワークが可能になる場合もあります。

テレワークが向いている職種

テレワークが向いている職種には、IT系エンジニアなどがあります。

テレワークが向いている職種を9つ見ていきましょう。

IT系エンジニア

システムエンジニアやプログラマーなど、IT系のエンジニアはインターネット環境とPCが揃う環境であればおこなえる仕事が多いです。

社内の連絡ツールなどを統一し、情報や業務の進捗を共有しやすい環境を整えることで、テレワーク導入を進められるでしょう。

Web・グラフィックデザイナー

Webデザイナーやグラフィックデザイナーは、インターネット環境、PC、必要なソフトなどが揃えば仕事が可能な職種です。

そのため、コミュニケーションの活性化をビデオ会議やビジネスチャットでおこない、業務を完全にテレワークに移行している企業もあります。

Webライター・編集者

Webサイトの記事作成や編集をおこなうWebライターや編集者は、インターネット環境とPCが揃えば仕事がおこなえるため、テレワークに向いています。

導入の際は、データの共有がしやすいツールを採用するなど、テレワークに適した環境を整えることが必要です。

イラストレーター

イラストレーターはWebや紙などさまざまな媒体でイラストを描く仕事ですが、必要な道具が揃えばテレワークが可能です。

導入の際は、会議、スケジュールやタスクの管理がしやすいツールを検討する必要があります。

DTPオペレーター

DTPオペレーターは、デザイナーが作成したレイアウトをもとに、印刷用のデータを作る仕事が主です。

企業によって仕事内容に差があるため、一部の業務は出社しておこなうなど、テレワークの導入形態も企業によりさまざまです。

ゲームデザイナー

ゲームのキャラクターや背景などのデザインをおこなうゲームデザイナーは、インターネット環境、PC、必要なソフトなどが揃えばテレワークが可能になるでしょう。

しかし、プロジェクトによってはこまめなミーティング・打ち合わせなどが必要になる場合もあるため、導入するためにオンライン会議のツールを活用している企業も多いです。

広告プランナー

広告プランナーは企画書の作成などのデスクワークが多いため、テレワークの導入でより業務に集中できる場合があります。

打ち合わせなどでは明文化する内容が多くなることから、チャットを活用することで効率的に業務をおこなえるでしょう。

カスタマーサポート

カスタマーサポートは、ICTツールの導入が増えるにつれて、テレワーク化が進む職種のひとつです。

ICTツールの導入で多くの業務がメール、チャット、電話で対応可能になるため、ツールの普及が見込まれる今後、テレワーク化の加速が予想されています。

テレワークが不向きな業種・職種

テレワークが不向きな業種・職種4つを見ていきましょう。

接客・販売業

接客業や販売業は、来店した顧客とのコミュニケーションが重要になるため、テレワークは不向きでしょう。

しかし、オンラインショップやオンライン接客の活用などで、テレワークの導入が可能になる場合もあります。

生産・製造業

生産業や製造業は、専用の機器の操作などが必要になるため、テレワークの導入は難しいでしょう。

また、大量生産をおこなう企業では、作業や機器のスペースを確保する必要があるため、テレワークを導入するのは困難といえます。

医療・介護職

医療職と介護職は、直接対面しないと成り立たない職種のひとつです。

医療現場では、ビデオ通話などで診察をおこなうケースも増えていますが、現段階では少数といえます。

また、介護は実際に人の手が必要になる場面が多いため、テレワークの導入には不向きです。しかし、オンラインツールの活用で、業務の効率化を進めることはできるでしょう。

なお、医療・介護現場への「Chatwork」導入で成果を得られた事例は、医療現場における「Chatwork」活用事例介護職における「Chatwork」活用事例よりご確認ください。

美容業

ヘアカット、ネイルサービス、リラクゼーション、エステティックなどの美容業は、直接対面して成り立つ職種です。

そのためテレワークの導入には不向きですが、ミーティングなど業務の一部をオンラインで効率化することは可能でしょう。

テレワークが不向きな職種の改善策

テレワークが不向きな職種の改善策には、業務の電子化などがあります。

テレワークが不向きな職種の改善策を2つ見ていきましょう。

業務や書類の電子化をおこなう

現在は紙が必要な業務でも、書類を電子化することでテレワークが可能になる場合があります。

また捺印が必要な書類の場合、押印が可能な書類は電子化して対応し、捺印が必要な場合のみ出社で対応するなど使いわけることで改善が見込めます。

また適切なツールを採用して業務の電子化をすすめることで、テレワークが難しいといわれる人事、経理、総務などの業務も導入が可能になるかもしれません。

なお、人事・総務職での「Chatwork」活用例は、総務でのChatwork活用例人事職でのChatwork活用例よりご確認ください。

適したコミュニケーションツールを導入する

テレワークでは、コミュニケーションの不足から情報共有、タスク共有などに不便を感じやすい傾向にあります。

改善策として、ビジネスチャットやビデオ会議のツールを活用して、情報・タスクの共有や会議をスムーズにおこなえるようにすることで、不便を感じる原因を解決できる可能性があるでしょう。

テレワークのコミュニケーション活性化にChatworkを活用しよう

多様な働き方が推進されるなかで、テレワークに注目する企業が増えています。

オフィスでの業務とは異なり、コミュニケーション、情報・タスクの共有に困難を感じやすいため、導入の際は適切なツールの選択が求められます。

ビジネスチャット「Chatwork」は、社内の気軽なコミュニケーションから、情報・タスクの共有に役立ちます。

またテレワーク導入が不向きな職種でも、業務の効率化などにより負担の軽減などにつながる手段になるでしょう。

テレワークや業務の効率化に、ぜひ「Chatwork」をお役立てください。

なお、「Chatwork」の機能や活用に関する詳細は機能一覧活用方法より、導入により業務の負担軽減などの成果が得られた事例は、導入事例より確認してみてください。

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Chatworkのお役立ちコラム編集部です。 ワークスタイルの変化にともなう、働き方の変化や組織のあり方をはじめ、ビジネスコミュニケーションの方法や業務効率化の手段について発信していきます。

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