副業とは?副業を始めるために知っておきたいメリットや副業の注意点

目次
テクノロジーの発達や働き方の変化に伴い、副業を行っている人は1,000万人を超えています。[※1]
本業とは別に収入を得られる安心感があり、国でも積極的に推進する動きが高まるようになりました。
しかし、副収入を得られるほかに、副業にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
これから副業を始めてみたい方向けに、そもそも副業とはなにか、副業のメリットや注意点を合わせて解説します。
副業とは
副業とは、本業以外の就労によって収入を得ることです。
サイドビジネスとも呼ばれており、アルバイトや在宅ビジネス、内職など雇用形態は多岐に渡ります。
2018年に、厚生労働省が「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成したことを受け、企業でも副業を容認する動きが見られており、本業とは別の手段で収入を得る方も増加しました。[※2]
副業を始めるメリット:副業を始める人
本業以外に副業を始めることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
副業で得られるメリットについて解説します。
収入を得られる
副業を始める最も大きなメリットは、副収入を得られることでしょう。
本業以外の収入源を確保し、総収入に余裕を持たせられるため、副業を始める前より豊かな生活を実現できます。
たとえば、現状の生活費への足しや、趣味への投入、副収入で得たお金で新たな事業を始めるなど多様な使い方が可能です。
また、収入が増加することで、メンタル面での安心感を得られます。
スキルや能力を伸ばせる
スキルや能力を伸ばせるような副業を選ぶことで、本業への還元につながります。
具体的には、本業で営業職を行っている場合、マーケティングやキャッチコピーなどの副業を通して、営業としての価値を高められます。
逆に、本業のスキルや能力を副業に活かし、新しい事業を始めることも可能です。
このように、本業・副業に関連性を持たせると、市場における人材価値の向上にもつながります。
副業を始めるメリット:副業を認める人
副業は、副業をおこなう本人だけでなく、それを認める会社にとってもメリットがあります。
たとえば、副業を認めることで、従業員が副収入を得られ、お金の心配を和らげられることができるかもしれません。このことでより一層本業へのモチベーションを高められる可能性があります。
また、従業員が副業を通してスキルアップを実現し、本業のパフォーマンス向上にも期待できます。
結果として、優秀な人材の獲得や、離職率の低下にも好影響となる可能性があります。
副業を始めることの注意点
複数のメリットがある副業ですが、副業を始める際には注意しておかなければならないことがあります。
これから副業を始めようとしている方は、注意点について確認しておきましょう。
所属する会社が副業を認めているか確認する
まずは、所属している会社が副業を容認しているかどうかです。
政府が副業を推進している一方で、まだまだ副業を容認していない企業も多くあります。
就業規則で副業を禁止にしている場合、会社に黙って副業を行っていると、懲戒処分を受けかねません。
また、副業を容認している企業でも、各種申請手続きを求めている場合があります。
会社と良好な関係を維持するためにも、ステップを踏んだ上で副業を始めてください。
情報漏えいをしないようにする
副業でよくあるトラブルが、本業で知り得た企業情報や顧客情報を副業に流用してしまうことです。
意図的な情報漏洩に該当することから、会社から重たい処分を受ける可能性が考えられます。
当然のことながら、勤務する会社で知った情報を副業で活用してはいけません。
金銭的な報酬を増やせるチャンスがあっても、勝手に情報を使わないように注意しましょう。
悪質なクライアントとの契約を避ける
さまざまな副業が存在するなかで、悪質なクライアントと契約してしまわないよう気をつけなければなりません。
詐欺まがいの副業や、違法性の高い副業に手を出してしまうことで、犯罪に巻き込まれる危険性があります。
独立行政法人国民生活センターによると、インターネット上で取引されている情報商材のトラブル件数が、2018年度には6,000件以上と、前年度から3,000件以上も増加しました。
犯罪やトラブルに加担にしないように、自分自身で注意することが求められます。
副業を始める前に確認するべきポイント
副業には多くの注意点があります。
それ以外に、副業をトラブルなく進めるために確認するべきポイントを押さえておきましょう。
本業のパフォーマンスに影響が出ないようにする
副業をすることが認められた場合にも、本業のパフォーマンスに影響が出ないように注意しなければなりません。
副業に注力しすぎることで、遅刻をしてしまったり、本業の仕事に悪影響を及ぼしてしまったりすると、当然本業の関係者に多大な迷惑をかけます。
まずは、スケジュール管理を徹底し、自身のキャパシティに無理がないように副業に取り組むようにしましょう。
クライアントとのコミュニケーションを徹底する
多くの場合、クライアントワークで副業に従事することとなります。
クライアントである相手から仕事をもらい、成果内容に応じて報酬が支払われるという形式です。
クライアントワークでは、お互いに意思疎通を図れるように、コミュニケーションを徹底しなければなりません。
コミュニケーションを軽視することで、仕事内容に相違が出たり、報酬が正確に支払われなかったりといったトラブルに発展しかねかません。
Chatworkを活用して副業を有意義にしよう
副業を始めることで、本業とは別の収入源を確保することができます。副業を認める会社にとっても、従業員のスキルや会社に対する満足度の向上に役立ちます。
しかし、副業を始める際には、いくつかの注意点に気をつけなければなりません。とくに、クライアントとの意思疎通にズレが生じないように、コミュニケーションは重要です。
スムーズに副業を進められるように、Chatworkの導入を検討してみてください。
Chatworkは無料で登録できます。スマートフォンからも利用できますので、場所にとらわれない副業をおこなう場合にもおすすめできます。
[※1]厚生労働省「副業・兼業の現状①」
https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000361727.pdf
[※2]厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000192844.pdf
[※3]独立行政法人国民生活センター「簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話に注意!」
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180802_1.html