コミュニケーションゲームとは?簡単・おすすめのゲーム20選を紹介

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働き方改革
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コミュニケーションゲームとは?簡単・おすすめのゲーム20選を紹介
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目次

職場の雰囲気を和らげ、風通しのよい環境をつくるには、日頃のコミュニケーションが鍵になります。

とはいえ、忙しい業務の中で自然な会話を促すのは難しい場面もあるでしょう。

そんなときに役立つのが、ゲーム形式で楽しみながら交流できる「コミュニケーションゲーム」です。

この記事では、ビジネスシーンで簡単に活用できるコミュニケーションゲームのメリットや実施方法、おすすめのゲーム20選を紹介します。

従業員同士の関係を深めたいと考えている方や、研修に新しいアイデアを取り入れたい方はぜひ参考にしてください。

コミュニケーションゲームとは

コミュニケーションゲームとは、参加者同士が会話や共同作業を通じて交流を深めるためにおこなうアクティビティです。

業務と離れた「ゲーム形式」を取り入れることで、自然に話しやすい空気が生まれ、相互理解を促進します。

コミュニケーションゲームでは、言葉による対話だけでなく、ジェスチャーや図形といった非言語コミュニケーション(ノンバーバル)も活用されることが特徴です。

近年では、新入社員研修やチームビルディング、部署間の交流イベント、リモートワーク下のオンラインワークショップなど、さまざまな場面で導入が進んでいます。

「人を知る」「関係を築く」などの目的に重きを置いたゲームは、企業内のコミュニケーション課題を解決する手段として注目されています。

>コンセンサスゲームに関する記事はこちら

コミュニケーションゲームが求められる理由

コミュニケーションゲームが求められる大きな理由は、職場における人間関係の悪化や業務連携の停滞を未然に防ぐためです。

リモートワークの導入や部署間の連携強化など、現代の働き方は多様化しています。

一方で、雑談や少しした相談といった日常的な会話の機会が減り、従業員同士の距離が広がりやすい状況です。

こうした環境では、相互理解が進まず、誤解や連携ミスが起きやすくなります。

たとえば、日頃の会話が少ないチームでは、業務上の伝達が形式的になり、必要なタイミングで報告や相談が行われないといった問題が起こりかねません。

このような状況が続くと、メンバー同士の信頼が築かれにくくなり、やがて職場全体の雰囲気にも悪影響が及びます。

そのため、意図的に対話を生み出す取り組みとして、コミュニケーションゲームのようなアプローチが注目されています。

企業でコミュニケーションゲームを行うメリット

コミュニケーションゲームは、楽しみながら関係構築を促す実践的な手法として、多くの企業で活用されています。

ここでは、企業で実施することで得られる具体的なメリットを紹介します。

コミュニケーションが活発になる

コミュニケーションゲームは、会話が生まれにくい職場に活気をもたらす効果があります。

業務中は役職や立場の違いが意識されやすく、雑談や意見交換がしづらくなる場合もあるでしょう。

こうした場面で、ゲームという非日常の要素を取り入れると、社員同士が自然に声をかけ合い、笑顔で交流できる空気が生まれます。

その場にいる全員が協力しながら取り組むため、普段は話す機会の少ない相手とも自然に会話が広がります。

社員同士の理解が深まる

ゲームを通じた体験は、社員間の相互理解を深めるきっかけになります。

普段の業務だけでは、相手の性格や強みを知る機会が限られています。

とくに、新しく加わったメンバーや業務以外の接点が少ない人については、どのような価値観を持っているのかが見えづらいものです。

たとえば協力型のゲームをおこなうと、自然と役割分担や意見のすり合わせが発生します。

そのなかで、的確な指示を出す人、調整役にまわる人、細部にこだわる人など、各メンバーの特性が明らかになるでしょう。

ゲームを通じて互いの特性に触れると、信頼関係が生まれやすくなり、チームワークの向上にもつながります。

研修コストを抑えられる

コミュニケーションゲームは、比較的低コストで導入しやすい点も大きなメリットです。

多くのコミュニケーションゲームは専用ツールや外部講師を必要とせず、紙・ペン・ブロックなど身近な道具で実施できます。

また、短時間で完結するものが多いため、通常業務の合間に無理なく取り入れやすい点も評価されています。

10分〜15分ほどで実施できるゲームが多く、準備もほとんど必要ありません。

さらに、進行もシンプルなため、ファシリテーターを社内で担うことも十分に可能です。

運用負荷の少ないゲームを活用すれば、費用対効果の高い施策として継続的な実施が期待できます。

>人材育成のフレームワークに関する記事はこちら

コミュニケーションゲームをおこなう流れ

コミュニケーションゲームを効果的に実施するには、ただ遊ぶだけで終わらせず、目的や振り返りまで含めた流れを意識することが大切です。

以下では、実施時の基本ステップを5段階に分けて紹介します。

1.ゲームを選ぶ

はじめに、何を目的としてコミュニケーションゲームを実施するのかを明確にします。

初対面同士の緊張を和らげたいのか、チームの連携力を高めたいのかによって、適切なゲームの種類は異なります。

目的が定まったら、参加人数や所要時間、準備物などの条件に応じて実施可能なゲームを選定しましょう。

2.目的を共有する

ゲームの実施に入る前に、参加者に対して「このゲームをなぜおこなうのか」を明確に伝えます。

進行役は冒頭で、「本日の狙いは、チームの連携力を高めることです」または「このゲームでは相互理解を深めることを目的としています」といった形で、主旨を簡潔に説明します。

このひと言があるだけで、参加者は単なるレクリエーションではなく、ゲームを意味ある取り組みと捉えやすくなります。

3.ゲームのルールを共有する

目的の説明が終わったら、次にゲームのルールを共有します。

進行役は、ゲームの概要・勝敗条件・使用する道具・注意点などを、参加者全員が理解できるように説明します。

初めておこなうゲームや、ルールが複雑なゲームは、スライドや紙資料を活用しながら、視覚的にも伝わる工夫を加えると効果的です。

説明の際は、曖昧な表現を避け、具体的な行動に落とし込んで伝えることがポイントです。

4.ゲームを実施する

ルールを全員に伝えたら、実際のゲームをスタートします。

進行役は、事前に決めた時間配分や進行の流れに沿ってゲームを進めながら、参加者の様子を随時観察します。

もしルールの理解が不十分な人や、参加に戸惑っている人がいれば、適宜声をかけてサポートしましょう。

場の雰囲気が硬い場合には、進行役がユーモアを交えたり、自ら手本を見せたりすると、空気が和らぎます。

参加者全員が安心して参加できているかどうか、目を配ることが大切です。

5.振り返りをする

ゲーム終了後には、その場で必ず振り返りの時間を設けます。

「どんな場面でうまく協力できたか」「相手の意外な一面に気づいたか」といった問いかけを進行役が用意し、簡単に答えてもらう形でも構いません。

参加者自身が行動や気づきを言語化すると、学びが定着しやすくなります。

最後に進行役から、ゲームの目的に対する成果やビジネスとのつながりを一言添えると、「やって終わり」ではなく、「次の行動につながる気づき」に昇華できます。

おすすめのコミュニケーションゲーム20選

ここからは、企業研修やチームビルディングに役立つ、実践的なコミュニケーションゲームを20種類紹介します。

どのゲームも、目的や参加人数に応じて選びやすく、実際の職場でも導入しやすい内容です。アイスブレイクや相互理解、チーム連携など、それぞれの効果を踏まえて紹介します。

ジェスチャーゲーム

【手順】

1.出題者がお題カードを引きます(他の人に見せない)。

2.身振り手振りのみで内容を表現します(声や口パクは禁止)。

3.チームのメンバーが正解を当てます。

4.時間内で多く正解したチームが勝ちです。

必要なもの お題カード(紙、ホワイトボード、スマホアプリでも可)
所要時間 約10〜15分(1ゲーム)
適した人数 6〜20名程度(3〜6人のチーム分けが理想)
得られる効果 非言語コミュニケーション力の向上、緊張の緩和

言葉を使わないジェスチャーゲームは、非言語表現による意思疎通を体感できるシンプルかつ効果的なゲームです。

言葉が使えないことで、表現する側はどう伝えるかを工夫し、見る側は相手の動作に集中する必要があります。

このプロセスを通じて、観察力・表現力・理解力が同時に養われます。

会話に自信がない社員も主役になりやすく、笑いやリアクションを引き出せるため、会議前のアイスブレイクや新入社員研修にも最適です。

ルールが簡単で誰でもすぐに参加できるため、社内コミュニケーションのきっかけづくりとして取り入れやすいでしょう。

バースデーライン

【手順】

1.参加者全員に「会話禁止」と伝えたうえでゲームを開始します。

2.お互いにジェスチャーや指のサインを使い、自分の誕生日(月日)を相手に伝えます。

3.声や文字を使わずに、1列に誕生日順で並び直します(1月1日〜12月31日)。

4.並び終わったら、実際の誕生日と照らし合わせて正確さを確認します。

必要なもの 特になし(誕生日の事前把握のみ)
所要時間 約10〜15分(人数により前後あり)
適した人数 6〜30名程度(10名以上で特に効果的)
得られる効果 非言語コミュニケーションの体験、相互理解、空気を読む力の向上

バースデーラインは、言葉を使わずに順番を整えるシンプルなゲームで、非言語コミュニケーションの難しさと面白さを実感できるワークです。

参加者は声を出せない状態で、自分の誕生日を相手に伝える必要があります。

指やジェスチャー、表情などを駆使して月と日を表現し、協力しながら誕生日順に並ぶ体験を通じて、普段意識しにくい"伝え方の工夫"や"受け取り方の違い"を体感できます。

業務においても、「伝えたつもりが伝わっていない」などというコミュニケーションのズレはしばしば発生します。

このゲームを通じて、言葉に頼らないやり取りの難しさや、相手の立場を想像する力を育めます。

ピンポン玉リレー

【手順】

1.チームごとに列を作り、最初の人がスプーンにピンポン玉を乗せてスタートします。

2.玉を落とさないように慎重に運び、次の人に手渡します。

3.手を使わず、口や手首を使ってリレーを続けます(ルールは事前に統一)。

4.ゴールまで最も早くピンポン玉をつなげたチームが勝利です。

必要なもの ピンポン玉、スプーン(またはお玉など)、コーンやゴール用マーカー
所要時間 約10〜20分(練習・本番含めて)
適した人数 8〜30名程度(1チーム4〜6人が目安、2〜5チームで実施可能)
得られる効果 チームワーク、集中力、緊張感の緩和、応援し合う空気の醸成

ピンポン玉リレーは、バランス感覚とチームワークが求められる定番の運動系ゲームで、楽しく身体を動かしながら自然と一体感が生まれるのが特長です。

スプーンに乗せたピンポン玉を落とさないようにリレーするだけというシンプルなルールながら、実際にやってみると案外難しく、盛り上がる場面が多くあります。

参加者同士が互いに応援し合うことで、普段あまり話さない相手との距離もぐっと縮まりやすくなります。業務の合間にリフレッシュしたいときや、社内イベント・運動会で部署横断のチームビルディングを図る際にも最適です。

競争の中に協力が求められるため、自然なコミュニケーションが生まれます。

人狼ゲーム

【手順】

1.参加者に役職カードを配布し、自分の役割(村人・人狼など)を確認します。

2.「昼のターン」で全員が話し合い、誰が人狼かを議論・投票して1人を追放します。

3.「夜のターン」で人狼は密かに村人を1人襲撃します。

4.村人チームが人狼を全員見破れば勝ち、人狼の数が村人と同数になれば人狼チームの勝ちです。

必要なもの 役職カードまたはアプリ、進行役(ゲームマスター)
所要時間 約30〜60分(1ゲーム+振り返り)
適した人数 6〜15名程度(10名以上が理想)
得られる効果 論理的思考力、発言力、傾聴力、相互理解、対人観察力の向上

人狼ゲームは、発言や沈黙、表情、反応といった"対人コミュニケーション"を駆使しながら、他者を見極める力と自分を伝える力を同時に養える推理型ゲームです。

参加者はそれぞれ「村人」や「人狼」といった役割を持ち、正体を隠したまま、討論や心理戦を通じて相手の真意を探ります。

嘘を見抜く、疑われないようにふるまう、周囲を説得するなど、普段の業務では見えにくい"対人スキル"が問われるのがこのゲームの魅力です。

ゲームを通じて、発言の質や説得力の大切さ、情報の伝え方・受け取り方への意識が高まり、チーム内の対話力向上にもつながります。

社員研修や管理職研修の一環としても導入されることが増えており、遊びながら実践的なスキルを学べる貴重なゲームといえるでしょう。

ペーパータワー

【手順】

1.チームごとに同じ枚数のA4用紙を配布します。

2.決められた制限時間内で、紙のみを使って自立するタワーを作ります。

3.ハサミやテープは使わず、折る・丸めるなど紙の加工だけで構築します。

4.制限時間終了後、倒れずに立っているタワーの高さを計測し、一番高いチームが勝ちです。

必要なもの A4用紙(チームごとに同枚数)、メジャーまたは定規
所要時間 約20〜30分(制作15分+測定・発表)
適した人数 8〜30名程度(1チーム3〜5名が理想)
得られる効果 チームワーク、発想力、協働力、制約下での課題解決力

ペーパータワーは、チームで協力しながら制限付きの中で最適解を探る"創造力×協働型"のゲームです。

使える素材は「紙のみ」というシンプルな制約があるなかで、高さを競うという目標に向けて、参加者は自然と話し合い、役割分担やアイデアの提案をおこないます。

実施中には「どう組み立てるか」「誰が何を担当するか」といった対話が生まれ、チーム内の連携と意思決定のプロセスを可視化できます。

とくに、リーダーシップの発揮や、他者の意見を尊重しながら議論する力を育む場面が多く、新入社員研修やチームビルディング研修に適しています。

短時間で実施できる上に、振り返りを通じて"うまくいった理由/いかなかった理由"を言語化しやすいため、研修成果の定着にも効果的です。

条件プレゼン

【手順】

1.各チームに、3〜5個のランダムなキーワードを配布します。

2.チーム内で話し合い、すべてのキーワードを盛り込んだプレゼンを構成します。

3.制限時間内でプレゼンを準備し、発表します。

4.発表後、全体で講評や投票を行い、優秀チームを決めます(任意)。

必要なもの キーワードカード、ホワイトボードや模造紙、マーカー等
所要時間 約30〜60分(準備+発表+振り返り)
適した人数 6〜24名程度(1チーム3〜5名で3〜6チームが理想)
得られる効果 プレゼン力、発想力、論理的思考力、協働力、ユーモアの活用

条件プレゼンは、複数のランダムなお題を組み合わせてストーリーを作り上げる中で、論理的に伝える力や即興的な創造力を鍛えるゲームです。

与えられたキーワードを無理なく組み込み、聴き手を惹きつけるプレゼンを作るには、発想力だけでなく、メンバー間の連携や論点整理の力も求められます。

笑いや意外性が生まれやすく、チーム内でのコミュニケーションも自然に活性化します。

内容の組み立て、役割分担、資料づくり、発表といった要素をすべて体験するため、プレゼン研修や企画力トレーニングとしての活用にも適したゲームです。

成果発表の場として、発表後に簡単なフィードバックや投票を取り入れると、チームごとの工夫や特徴が明確になり、相互理解も深まります。

質問ゲーム

【手順】

1.参加者同士で2人1組のペアを組みます。

2.片方が相手に対して自由に質問を投げかけ、もう一方が答えます(時間制)。

3.時間が来たら役割を交代します。

4.最後に「相手について知ったこと」を全体で共有します。

必要なもの 特になし(質問リストがあるとスムーズ)
所要時間 約15〜30分(ペアワーク+全体共有)
適した人数 4〜20名程度(偶数が理想、奇数の場合は進行役が調整)
得られる効果 傾聴力・質問力の向上、相互理解の促進、対話のきっかけづくり

質問ゲームは、相手に興味を持って話を聞き、会話を深めるトレーニングとして効果的なワークです。

質問する側は、ただ話題を探すだけでなく、相手の反応に応じて会話を広げたり、深掘りする力が求められます。

答える側も、自分の考えを相手にわかりやすく伝える練習になります。

会話が続きにくい場面や初対面の緊張感を和らげたいときにも有効で、「質問の仕方」を学ぶワークとして、営業研修や対人関係改善の場面でも活用しやすいのが特徴です。

ペアワーク後に「どんな話が印象に残ったか」を共有すると、社内に新たなつながりが生まれ、職場の空気も和らぐでしょう。

ブロックゲーム

【手順】

1.見本と同じ形を作ることをゴールとして設定します。

2.各チームにブロックと見本画像(または完成モデル)を配布します。

3.指示役1名だけが見本を確認し、他のメンバーに口頭で形を伝えます。

4.制限時間内に、見本通りの形が再現できたかどうかを判定します。

必要なもの ブロック玩具(LEGOや積み木など)、見本図(写真や実物)
所要時間 約20〜30分(説明+実施+判定)
適した人数 6〜24名程度(1チーム3〜5名、複数チームで並行実施が可能)
得られる効果 情報共有力、指示力・傾聴力の向上、役割分担、非同期コミュニケーションの体験

ブロックゲームは、限られた情報をもとに、口頭指示だけで成果物を再現することで、伝える力と聞き取る力を同時に鍛えられる実践的なゲームです。

指示役は見本の形を覚え、それを正確に言葉で伝える必要があり、他のメンバーは図や写真を見ずに、言葉だけを頼りに作業を進めます。

指示の抽象度、伝える順序、語彙の工夫など、情報の伝え方そのものがゲームの勝敗に大きく影響します。

このような状況は、業務における「伝達ミス」や「認識ズレ」と非常に似ており、報連相の重要性や共有手段の工夫を体験的に学べる点が、このゲームの特長です。

チームごとに結果を比較すると、振り返りも盛り上がりやすく、コミュニケーション研修や管理職育成プログラムにも適しています。

十人十色

【手順】

1.各チームで「回答者役」を1人決めます。

2.進行役が3つの選択肢を含む質問を提示します。(例:「好きな食べ物は? A:寿司 B:ラーメン C:焼肉」)

3.チームのメンバーは、回答者がどれを選びそうかを話し合って予想します。

4.予想が的中すれば得点となり、複数ラウンドで得点を競います。

必要なもの 質問リスト、選択肢を記載したカードまたはスライド
所要時間 約15〜30分(1問3〜5分、5問想定)
適した人数 6〜20名程度(1チーム3〜5名、チーム対抗形式が効果的)
得られる効果 相互理解の促進、共感力・予測力の向上、チームの一体感強化

十人十色ゲームは、チームメンバーの価値観や好みを予測する過程を通じて、相互理解を深めるユニークなコミュニケーションゲームです。

単にクイズに答えるのではなく、「この人ならどう考えるか」「どれを選びそうか」といった視点で話し合うことで、相手への興味や想像力が自然と引き出されます。

意外な選択に驚いたり、共通点に共感が生まれたりする瞬間が多く、場の雰囲気がぐっと和らぎます。

業務の中では知る機会の少ない個人の価値観に触れられるため、プロジェクトの立ち上げ期や部署横断のチーム形成時に取り入れると、信頼関係の構築がスムーズになります。

とくに、形式的な自己紹介では得られない深い"人となり"を知る手段として、新入社員研修やキックオフミーティングでの導入にも適したゲームです。

NASAゲーム

【手順】

1.進行役が、月面に不時着した想定と15個のアイテムリストを配布します。

2.まず個人で「重要だと思う順番」を考えます。

3.次にチームで話し合い、1つのグループとしての順位を合意形成します。

4.NASAの模範解答と照らし合わせ、スコアを算出して結果を比較します。

必要なもの アイテムリスト、NASAの模範解答(配布資料または画面共有)、筆記用具
所要時間 約40〜60分(個人ワーク、チーム議論、発表、振り返り含む)
適した人数 6〜30名程度(1チーム4〜6名、複数チームで並行可能)
得られる効果 合意形成力、論理的思考力、リーダーシップ、発言力、傾聴力の向上

NASAゲームは、限られた資源と情報のなかで最適な意思決定を目指すプロセスを体験する、合意形成型のシミュレーションゲームです。

個人で考えた順位と、チームで議論して導いた順位の違いを振り返ると、集団で意思決定する難しさと意義を実感できます。

また、話し合いのなかで「意見の対立」や「沈黙」なども生じやすいため、ファシリテーションや対話の工夫が重要となります。

新人研修・管理職研修・プロジェクトキックオフなど、"合意形成"を重視した場面での導入に適したゲームです。

ゲーム後には、議論の進め方や判断のプロセスをチームで振り返ると、組織内での意思決定力を磨く機会になります。

グッド&ニュー

【手順】

1.参加者を4〜6人程度の小グループに分けます。

2.1人ずつ、24時間以内にあった「よかったこと(Good)」または「新しい発見(New)」を1分程度で話します。

3.発表が終わるごとに、グループ全員で拍手を送ります。

4.全員が発表し終えたら、印象に残った話題について自由に感想を共有します。

必要なもの 特になし(進行用のタイマーがあると便利)
所要時間 約10〜15分(1人1分×5人+感想共有)
適した人数 4〜24名程度(4〜6人のグループで同時進行可能)
得られる効果 ポジティブ思考の促進、自己開示のきっかけづくり、チーム内の心理的安全性向上

グッド&ニューは、直近で起きたポジティブな出来事を共有し合うことで、チーム全体の空気を明るくするシンプルなコミュニケーションゲームです。

「うれしかったこと」や「気づき」「ちょっとした発見」などを話すと、話し手にとっては自己開示のきっかけとなり、聞き手にとってもその人の価値観や日常への理解が深まります。

また、全員で拍手を送るというルールがあることで、自然と場に温かい雰囲気が生まれます。

業務の開始前や朝会の冒頭に取り入れるだけでも、職場の空気が和らぐでしょう。

とくに、心理的安全性を高めたいときや、リモートワークで対面機会が少ないチームに向けた「関係性の再構築」にも有効です。

ビブリオバトル

【手順】

1.各参加者が1冊ずつ紹介したい本を用意します。

2. 1人ずつ順番に、その本の魅力を5分以内でプレゼンテーションします。

3.発表後、2〜3分の質疑応答を行います。

4.全員の発表が終わったら「一番読みたくなった本」に投票し、チャンプ本を決定します。

必要なもの 本(各自1冊)、タイマー、投票用紙や付箋(オンラインの場合はチャットなど)
所要時間 約30〜60分(人数、発表時間によって調整)
適した人数 4〜10名程度(発表者5人+聴衆でも実施可能)
得られる効果 プレゼン力や要約力の向上、発言の場づくり、知的刺激の共有

ビブリオバトルは、おすすめの本をプレゼン形式で紹介し合い、他のメンバーに「読んでみたい」と思わせる力を競う知的コミュニケーションゲームです。

発表者は本の魅力を限られた時間で伝えるため、要点を整理し、話の構成や表現を工夫する必要があります。

聴き手との質疑応答では、発表内容の理解度や関心の高さが可視化され、対話を通じて新たな発見が生まれやすくなります。

業務外のテーマで話すと、社員同士の知らなかった一面に触れるきっかけとなり、相互理解の促進にもつながります。

とくに、会話のきっかけが少ない部署間交流や、リモートワーク下のインフォーマルな接点づくりに有効です。

知的な場でありながら、楽しさや驚きも多く、「発言する練習」「伝える力の育成」「場づくり」に効果的な一石三鳥のゲームです。

伝言ゲーム

【手順】

1.各チームで1列に並び、先頭のメンバーだけが「伝える内容」を確認します。

2.内容を次の人に口頭で伝えます(文章は耳打ち、図形は言葉のみで説明)。

3.最後尾の人が受け取った内容を再現します。

4.最初の内容と比較し、正確に伝わったかを確認します。

必要なもの 伝える文章または図形の例、紙、ペン、タイマー
所要時間 約20〜40分(数ラウンド+振り返り含む)
適した人数 6〜30名程度(1チーム4〜6名で複数チーム同時実施も可能)
得られる効果 情報伝達の正確性向上、傾聴力・要約力の強化、認識ズレの可視化

伝言ゲームは、情報がどのように誤って伝わるのかを体験的に学べる、伝達力と傾聴力を鍛えるための定番ワークです。

一見シンプルなルールながら、伝える人の言葉選びや、聞き手の受け取り方の違いによって、情報が少しずつ変化します。

その結果、最後のアウトプットが初期の内容と大きくズレてしまうケースが多く、伝達の難しさを実感できます。

図形を言葉だけで再現する応用形式では、さらに高度な情報共有スキルが求められるため、ビジネスにおける「報連相」の精度向上や、共通認識の重要性を学ぶ題材としても非常に効果的です。

ゲーム後の振り返りを通じて、「なぜズレたのか」「どう伝えればよかったか」を考えると、実務に活かせる学びを深められるでしょう。

他己紹介ゲーム

【手順】

1.参加者同士で2人1組のペアを組みます。

2.お互いに簡単なインタビューを実施します(自己紹介、趣味、仕事の話など)。

3.相手について聞いた内容を整理し、チームの前で紹介します。

4.全員が一度ずつ「紹介される側」と「紹介する側」の両方を経験します。

必要なもの メモ用紙、筆記具(必要に応じて)
所要時間 約20〜30分(インタビュー5分+発表1〜2分×人数)
適した人数 4〜30名程度(2人1組のペアで実施、複数グループでも可)
得られる効果 傾聴力・要約力の向上、相互理解の促進、自己開示しやすい環境づくり

他己紹介ゲームは、相手の話を聞いて理解し、それを他者に伝えるプロセスを通じて、傾聴力と要約力を同時に鍛えられるシンプルかつ効果的なワークです。

自己紹介とは異なり、他人を紹介することで、「聞く力」や「相手の良さを見つける視点」が求められます。

話の内容を正確に伝えるだけでなく、限られた時間で要点をまとめて発表する力も養われます。

また、自分について誰かが紹介してくれると、新たな一面に気づいたり、自信を持てるきっかけにもなります。

チーム内の関係構築や初対面同士のアイスブレイクとして非常に有効です。

形式的な自己紹介よりも踏み込んだ内容になりやすいため、研修の導入やキックオフ、異動直後のチーム編成時など、関係性の土台づくりに活用できます。

マネジメントゲーム

【手順】

1.参加者が「会社の経営者」となり、与えられた資源をもとに経営戦略を立てます。

2.複数のターンを通じて、仕入・生産・販売などの経営判断を繰り返します。

3.各ターンの終了後に決算を行い、利益や財務状況を記録・分析します。

4.最終的に、最も高い利益や経営の健全性をもとに成果を評価します。

必要なもの MG専用のゲームキット(ボード・シート類)、電卓、筆記具
所要時間 半日〜1日(3〜5ターン分の経営+振り返り)
適した人数 4〜30名程度(1卓4〜6名で複数卓を並行運営可能)
得られる効果 経営視点の獲得、意思決定力、数値感覚、資金繰り理解、戦略構築力の育成

マネジメントゲームは、企業経営をボードゲーム形式で模擬体験しながら、意思決定や経営戦略の構築プロセスを学べる本格的なビジネスシミュレーションです。

参加者は、自らが経営者として仕入れ・生産・販売といった一連の事業活動を計画・実行し、市場の変化に対応しながら資金や在庫を管理していく必要があります。

売上・利益の増減だけでなく、他社(他チーム)との競争や資金繰りの難しさも体感できるため、自社の経営に対する理解が深まるだけでなく、普段関わりの少ない経理・財務・販売の視点も得られる貴重なワークです。

とくに、若手社員や新任マネージャーにとっては、数字に強くなるきっかけとなるほか、「経営者視点」で意思決定をおこなうトレーニングとしても高い効果が期待されます。

ナンバーワン・ベーカリー

【手順】

1.参加者はチームごとに「パン屋」の経営者となり、経営戦略を立てます。

2.売れ筋のパンを予測し、仕入れ・製造・販売価格を決定します。

3.各ターンで売上と利益を計算し、チームごとの成績を記録します。

4.最終的に、最も多くの利益を出したチームが優勝です。

必要なもの ゲームキット(パンカード、原価表、売上表など)、計算用具、筆記具
所要時間 約60〜90分(説明、複数ターン実施、振り返りを含む)
適した人数 6〜24名程度(1チーム3〜5名で複数チーム対抗)
得られる効果 会計感覚、原価計算力、販売戦略構築力、チーム意思決定、利益志向マインドの育成

ナンバーワン・ベーカリーは、原価と利益を意識しながらパン屋の経営をシミュレーションすることで、ビジネスの基本構造を体感できるゲームです。

参加者は、どのパンが売れそうかを予測し、適切な原材料の仕入れと価格設定をおこないます。

実際の販売結果をもとに、利益や在庫、競合との違いを振り返ることによって、収益構造の理解と戦略的思考が養われます。

さらに、チームで協議しながら判断を下すプロセスを通じて、「全体最適を意識した意思決定」や「限られた資源の使い方」といった経営視点も身につけられるのが特長です。

数字に苦手意識のある若手社員にも親しみやすく、ゲーム形式で会計感覚や利益志向のマインドを育てたいときに最適な学習ツールです。

コンビニ経営ゲーム

【手順】

1.参加チームは仮想のコンビニチェーンの運営者となり、出店エリアや商品構成などを決定2.します。

3各ターンで、他チームの動向や市場状況を見ながら新たな店舗展開を行います。

4.売上や利益、店舗の配置バランスなどから成績を集計します。

5.最終ターン終了時点で、最も高い業績を出したチームが優勝です。

必要なもの ゲームキット(エリアマップ、売上シート、商品カードなど)、筆記具、計算用具
所要時間 約60〜90分(説明+2〜3ターンの経営+集計・振り返り)
適した人数 8〜30名程度(1チーム3〜5名で複数チーム編成)
得られる効果 戦略立案力、マーケティング思考、競合分析力、意思決定のスピードと柔軟性の向上

コンビニ経営ゲームは、仮想市場での店舗展開を通じて、経営戦略やマーケティング思考を体験できるビジネスシミュレーションです。

参加チームは「どこに店舗を出すか」「何を売るか」を他チームの動向やエリア特性を踏まえて判断し、売上や顧客ニーズに応じた柔軟な対応力が求められます。

とくに、競合がひしめく環境下での意思決定や、売れ筋商品の選定、エリアごとの消費特性を踏まえた出店計画など、マーケティングの基本的な考え方を"体験しながら"学べるのが魅力です。

会議や講義では得られにくい"リアルな意思決定の難しさ"を実感できるため、若手社員の戦略思考育成や、営業・企画系職種のトレーニングに効果的です。

マシュマロチャレンジ

【手順】

1.各チームに、乾燥パスタ、ひも、テープ、マシュマロを配布します。

2.制限時間(通常18分)内に、マシュマロを最上部に載せた自立式のタワーを作ります。

3使用できるのは配布された材料のみです。

4.制限時間終了後、立っているタワーの高さを測定し、最も高いチームが勝利です。

必要なもの 乾燥パスタ、テープ、ひも、マシュマロ(チームごとに同じ材料を配布)
所要時間 約30〜40分(準備・制作18分+測定・振り返り)
適した人数 4〜30名程度(1チーム3〜5名、複数チーム対抗形式)
得られる効果 チームワーク、創造力、試行錯誤力、デザイン思考、制約下での問題解決力

マシュマロチャレンジは、限られた材料と時間の中で試行錯誤しながらタワーを作り上げる、創造性とチームワークを引き出すゲームです。

「どうすれば自立する構造を作れるか」「マシュマロの重さに耐えられるか」など、設計・実行・調整の全工程を短時間で体験することで、自然と役割分担・意思疎通・挑戦と改善のサイクルが生まれます。

このゲームのポイントは、実際に手を動かして何度も試す"プロトタイピング"の思考です。

完成を目指す中で何度も失敗と修正を繰り返す過程が、現実の業務における「動きながら考える」「試して学ぶ」文化の定着にもつながります。

デザイン思考研修や新規事業立ち上げメンバーのチームビルディングにも活用しやすく、短時間で実施できて効果の高いワークとして世界中の企業で導入されています。

自分史ワーク

【手順】

1.参加者を4〜6人程度の小グループに分けます。

2.各自が自分の人生の振り返り(幼少期・学生時代・社会人生活など)を簡単にまとめます。

3.順番に、1人5〜10分程度で自分のストーリーを話します。

4.発表後、グループ内で感想や共通点などを共有し合います。

必要なもの メモ用紙、タイマー、話を聞く姿勢(スライドやシートは任意)
所要時間 約30〜60分(人数と発表時間によって調整可能)
適した人数 4〜20名程度(小グループ制が効果的)
得られる効果 自己開示、相互理解、信頼関係の構築、チームの心理的安全性の向上

自分史ワークは、参加者が自分の人生を振り返って語ることで、相互理解を深める内省型コミュニケーションゲームです。

話し手は自分の過去の出来事や考え方、転機などを整理しながら語ると、自己理解を深めると同時に、自分自身をありのままに共有する経験が得られます。

聞き手は、相手の背景や価値観を知ると、「なぜこの人はこう考えるのか」「どういう経験が今の行動に影響しているのか」といった理解が進み、表面的な関係を越えた"人となり"への共感が生まれます。

とくに、チームの心理的安全性を高めたい場面や、新しく結成されたチームの信頼構築を促したいタイミングに適しており、人間関係の"質"を底上げしたい職場において効果を発揮するワークです。

ヒーローインタビュー

【手順】

1.参加者を4〜6人程度の小グループに分けます。

2.各グループで1人ずつ「ヒーロー役」を決め、その人に対して他のメンバーがインタビューを行います。

3.ヒーロー役は「最近うれしかったこと」「やり遂げたこと」などを語り、他のメンバーは深掘りする質問を投げかけます。

4.時間になったら役割を交代し、全員がヒーロー役を経験するまで繰り返します。

必要なもの 特になし(インタビューガイドやタイマーがあるとスムーズ)
所要時間 約30〜45分(1人あたり5分×人数)
適した人数 4〜12名程度(1グループ4〜6名で実施)
得られる効果 自己開示、質問力・傾聴力の向上、相互理解、チームの心理的安全性の醸成

ヒーローインタビューは、ひとりひとりが"主役"になり、自分のエピソードを語ることで、相互理解と信頼関係を育む対話型のコミュニケーションゲームです。

話す側は、自分の過去の経験や嬉しかった出来事を振り返りながら語ると、自己肯定感が高まり、安心して自己開示できる空気が生まれます。

一方で質問する側は、相手の話をしっかり聴き、自然なリアクションや深掘り質問を通じて、聞く力や興味を持つ姿勢、対話の"質"を高める練習にもなります。

職場においても、「話す人」「聞く人」双方にとって気づきの多いワークであり、心理的安全性を高めたいときや、信頼関係を築く導入として非常に有効です。

とくに、異動直後のメンバーや新しいチームの立ち上げ時に取り入れると、お互いへの理解が深まり、その後のコミュニケーションがぐっとスムーズになります。

コミュニケーションゲームを成功させるポイント

コミュニケーションゲームを研修や社内イベントに導入する際は、単に「やって終わり」にしないための工夫が欠かせません。

ここでは、効果を最大化するために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

ゲームの目的を明確にする

まず大切なのは、「なぜこのゲームをおこなうのか」を運営側・参加者ともに共有しておくことです。目的が曖昧なまま進行すると、単なるレクリエーションに終わってしまい、本来得られるはずの学びや気づきが得られにくくなります。

たとえば、「相互理解を深めるため」「協調性を体験するため」「報連相の重要性を知ってもらうため」といった具体的な狙いを事前に示すと、参加者の意識も高まり、取り組みの姿勢も変わります。

参加者が目的に納得すると、ゲームの効果も高まります。

誰でも楽しめるゲームを選定する

参加者の年齢層や性格、職場の雰囲気を踏まえ、「このチームにとって無理なく取り組めるか」を基準にゲームを選ぶのが重要です。

複雑なルールや過度な身体的負荷があるゲームは、逆に萎縮や不参加を招くおそれがあります。

チームの緊張をほぐしたいなら「ジェスチャーゲーム」や「グッド&ニュー」、戦略的な思考を養いたいなら「NASAゲーム」や「マネジメントゲーム」など、目的や対象層に合った内容を選定すると、参加者全員の関与度を高めることができます。

実務に活かせる振り返りをおこなう

ゲームの実施後には、必ず振り返りの時間を確保しましょう。

「楽しかった」で終わらせず、「なぜうまくいったのか」「どこで行き違いがあったのか」「普段の業務にどう活かせそうか」といった問いかけを通じて、実践への気づきを言語化することが大切です。

進行役が補足しながら参加者の意見を引き出すと、単なる体験が「学び」へと昇華されます。

共有する中で他者の見方に触れることも、新たな気づきや視点の獲得にもつながります。

コミュニケーションゲームでチーム力向上を目指そう

職場のコミュニケーションに課題を感じている企業こそ、関係性を築く「きっかけ」として、コミュニケーションゲームを取り入れる価値があります。

簡単なゲームを通じて対話が生まれ、相互理解が深まることで、日常業務における報連相や連携もスムーズになります。

また、ゲームだけでなく、日常的な業務のなかでもスムーズな情報共有をおこないたい方には、ビジネスチャット「Chatwork」の活用もおすすめです。

タスク管理やファイル共有、グループチャットなど、チームの生産性を高める機能が揃っており、コミュニケーションの質とスピードを同時に向上できます。

ゲームとChatworkを上手に活用して、風通しの良い組織づくりを進めてみてはいかがでしょうか。

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