ファーストペンギンとは?意味やメリットについて解説

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目次

「ファーストペンギン」とは、リスクを恐れずに、新しいことに果敢に挑戦する、ベンチャー精神をもった人のことを指す言葉です。

現代社会では、ファーストペンギンの存在が、世界を変え、世間を牽引しているとも言えるでしょう。

ファーストペンギンの概要や、メリット・デメリットの解説にくわえ、ファーストペンギンといわれている代表的な人物についても紹介します。

ファーストペンギンとは

ファーストペンギンとは、集団の群れのなかで、先頭に立って行動し、一番に海に飛び込むペンギンのことです。

ペンギンは、常に群れで固まって移動する習性をもっており、一匹ずつが単独で行動することはありません。

このような習性をもつペンギンのなかで、リスクを恐れず、真っ先に行動をおこすペンギンのことを「ファーストペンギン」と呼び、これがビジネスにおける「ファーストペンギン」の由来となっています。

ビジネスにおけるファーストペンギンとは、リスクを恐れずに挑戦し、新しいことに果敢に挑む、ベンチャー精神をもっている人のことを指します。

ファーストペンギンが注目される背景

NHKの連続テレビ小説「あさが来た」で、五代友厚が白岡あさに言ったセリフで「ファーストペンギン」という言葉が登場したことで、注目を集めるようになりました。

白岡あさは、日本が誇るファーストペンギンである広岡浅子をモデルとしています。

広岡浅子は、明治時代を代表する女性実業家で、女性の社会進出がまれな時代に、次々と新しい事業へ乗りだし、推進した人物です。

パイオニアとの違い

パイオニアとは、物事を最初にはじめた人のことを指す用語で、まだ誰も成しとげたことのないことに挑戦する人のことを「パイオニア」と呼びます。

パイオニアと、ファーストペンギンの違いは、「最初であるかどうか」という点にあります。

ファーストペンギンは、まだ誰も実現したことのない物事に挑む人を指すのではなく、新規事業に乗りだし、利益を獲得した人のことを指す用語のため、「一番はじめ」とは限りません。

それぞれ異なる人物像を指す言葉になるため、使う際は注意しましょう。

ファーストペンギンのメリット

リスクがつきもののファーストペンギンですが、ファーストペンギンになることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ファーストペンギンのメリットについてみていきましょう。

先行者として利益獲得できる

ファーストペンギンになることで、先行者利益が獲得できるというメリットがあります。

事業の失敗、倒産のリスクをおかしてでも、新規事業に挑戦することで、事業が成長した場合の、先行者利益の獲得が可能になります。

また、先行者として市場を開拓するため、マーケットシェアを誰よりも早く獲得でき、価格競争をおこなう競合もいないため、収益構造の確率も可能になるでしょう。

先行者として、一定の利益をあげ続けることができれば、後続で競合他社が出現したとしても、一定数の既存顧客や知名度があるため、利益はさがりにくいです。

注目を集められる

「新しいことに挑戦した人がいる」という事実は、多くの人の注目を集められます。

注目を集められるということは、宣伝効果にもなります。

多くの人の目に触れる機会を獲得できることで、ターゲットとなる顧客の目にもとまりやすいため、利益があげやすくなる可能性もあります。

既存市場に参入した場合は、注目を集めるための広告宣伝費に大きなコストがかかる可能性が高いですが、新規市場を開拓する場合は、注目度が広告宣伝費を補ってくれる期待があるでしょう。

また、別企業の目にとまり、共同でさらに大きな事業に発展する可能性もあるなど、注目度がもたらすメリットは大きいです。

ファーストペンギンのデメリット

先行者利益の獲得や、高い注目度などのメリットがあるファーストペンギンですが、もちろんリスクもつきものです。

ファーストペンギンのデメリットについてみていきましょう。

高いリスクがともなう

ファーストペンギンになることは、非常に高いリスクがともないます。

顧客のニーズを満たせなかったり、マーケティングがうまくいかず、認知度をあげられなかったりすれば、事業が失敗し、多大な損害が発生する危険性もあります。

「右肩あがりの分野である」、「確かなニーズが存在する市場だけど、その需要を満たす企業がない」など、勝算があるのかをよく分析したうえで、市場開拓を検討することが大切です。

経営者の負担が大きい

新規事業として市場を開拓すると、前例や競合他社が存在しないため、参考になる前例がなく、さまざまな事項に関してゼロベースからはじめる必要があります。

また、前年ベースや競合事例がないため、利益の上昇フェーズや経営計画が立てにくいという障害もあります。

すべての事項を模索しながら、手探りで推進していく必要があるため、経営者の負担は、とても大きいでしょう。

ファーストペンギンになるためには

さまざまなメリット・デメリットがあるファーストペンギンですが、そもそもファーストペンギンになるには、どのようなスキルや能力が必要なのでしょうか。

ファーストペンギンになるために実施すべきことの一例を紹介します。

アートシンキングを身につける

新分野を開拓する場合、利益や経営といった、ビジネス的な思考から脱却した「アートシンキング」も求められます。

「アートシンキング」とは、既成概念にとらわれない自由で独創的な思考法のため、イノベーションの創出や新規事業の開発に欠かせないスキルです。

アートシンキングを身につけるためには、芸術作品を生みだす人の考え方や価値観に触れたり、アートシンキングに関する本を読んだりすることが大切です。

ビジネス的な思考だけにとらわれず、さまざまな観点の感覚を養うようにしましょう。

STEAM教育を身につける

STEAM教育とは、Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Art(芸術)・Mathematics(数学)のそれぞれの頭文字をとったもので、「理数教育」と、「創造力」の両方を鍛える教育法です。[※1]

自ら思考し、能動的に新しいことを生みだす力や、既成観念にとらわれない新しい価値観を身につけられる教育法で、ファーストペンギンの育成には欠かせない要素を学ぶことができる方法です。

最新技術やスキルに触れる

最新の技術やスキルに触れ、習得しておくことも大切です。

昨今、テクノロジーやIT技術の発展は目まぐるしく、最新の技術を活用したサービスや製品が、生活を豊かにしています。

さまざまな知見や、最新のものに触れることは、イノベーションの創出や、未開拓の新規事業のヒントにもなるでしょう。

ファーストペンギンといわれている人

リスクを恐れずに、新しいことに果敢に挑戦する「ファーストペンギン」ですが、どのような人物が、ファーストペンギンと呼ばれるのでしょうか。

ファーストペンギンといわれている人についてご紹介します。

スティーブ・ジョブズ

Appleの共同設立者として有名なスティーブ・ジョブズは、ファーストペンギンと呼ぶのにふさわしい人物でしょう。

個人がコンピューターをもつことなど想像できなかった時代に、「iPhone」「Mac」「iPad」などの製品をうみだし、人々の生活を一変させ、Appleを世界的な企業へと成長させました。

Appleの製品は、機能はもちろん、洗練されたシンプルで美しいデザインで、現代でも多くの人を魅了しています。

三木谷浩史

楽天株式会社の創業者で、現在は同企業の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史は、日本を代表するファーストペンギンです。

「インターネットでものを購入する」ことが主流でなかった時代に、楽天市場を創設し、創業からわずか8年で時価総額1兆円を達成しています。

いまや生活に欠かせないEコマースの市場を開拓した人物として著名です。

セカンドペンギンとは

「セカンドペンギン」とは、ファーストペンギンが海に飛び込んだあとに、続けて飛び込むペンギンのことを指します。

ビジネスにおけるセカンドペンギンとは、新規事業を開拓したファーストペンギンに続いて、市場に参入していく2人目の人物を指します。

セカンドペンギンは、ファーストペンギンが開拓した市場を確認したうえで、市場に参入していくため、その後の大勢の行動を促す存在になります。

ファーストペンギンの様子をみて、リスクの大きさや、市場の規模感、利益率の高さなどを確認したうえで、的確なマーケティング力や緻密な戦略を武器に、市場に参入してきます。

セカンドペンギンがいることで、ファーストペンギンが開拓した市場を拡大していくことができます。

先行者利益を獲得するメリットは、ファーストペンギンよりも小さいですが、まだまだ開拓が十分でない市場で、注目を集めやすいメリットや、先行者から学ぶことができるため、効率的に事業展開を進めたい人は、ファーストペンギンよりもセカンドペンギンが向いているでしょう。

ビジネスコミュニケーションにはChatwork

ファーストペンギンは、多少のリスクをもっても、新しいことに果敢に挑戦する人のことを指します。

画期的な製品やサービスを生み出し、私たちの生活を変化させているのは、ファーストペンギンによるものでしょう。

ファーストペンギンになるためには、アートシンキングで創造性を身につけたり、最新技術やスキルに触れて、知識を吸収したりすることが大切です。

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[※1]出典:株式会社Barbara Pool
「STEAM教育って?」
https://steam-japan.com/about/

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