シェアドリーダーシップとは?必要な背景・メリット・ポイントを解説

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シェアドリーダーシップとは?必要な背景・メリット・ポイントを解説

目次

シェアドリーダーシップという言葉を聞いた経験はありますか。

シェアドリーダーシップとは、チーム内のメンバー全員が、リーダーの役割を担う組織の状態を指す言葉です。

近年のIT技術の推進やVUCA時代の影響により、シェアドリーダーシップが求められるようになっています。

シェアドリーダーシップが必要な背景とポイントを解説します。

シェアドリーダーシップとは

シェアドリーダーシップとは、チーム内のメンバー全員が、リーダーの役割を担う組織の状態を指す言葉です。

シェアには、「分担する」という意味があり、リーダーシップには、「指導力・統率力」という意味があります。

各自がリーダーシップをもつことで、チーム全体の生産性やモチベーションを高められるメリットがあるとされています。

サーバントリーダーシップとの違い

サーバントリーダーシップとは、チーム内のひとりが、リーダーの役割を担う組織の状態を指す言葉です。

サーバントには「奉仕者」という意味があり、リーダーが中心となって、メンバーへ助言やサポートをおこないます。

シェアドリーダーシップの場合、メンバー全員でサポートしあう点が特徴ですが、サーバントリーダーシップでは、基本的にリーダーが中心となって、メンバーをサポートする点で異なります。

>サーバントリーダーシップとは?に関する記事はこちら

オーセンティックリーダーシップの違い

オーセンティックリーダーシップとは、倫理観と自分らしさの価値観を大切にするリーダーシップです。

オーセンティックには、「本物の」や「信頼できる」といった意味があります。

従来では、ほかのリーダーを真似してリーダーシップのスキルを磨く取り組みが一般的でしたが、オーセンティック・リーダーシップでは、独自の視点に重きを置いて、リーダーシップを発揮します。

オーセンティック・リーダーシップは、チーム内のひとりがリーダーを担う一方で、シェアドリーダーシップでは、メンバー全員がリーダーという点で異なります。

シェアドリーダーシップが必要な背景

近年のIT技術の推進やVUCA時代到来の影響により、シェアドリーダーシップが求められるようになっています。

シェアドリーダーシップが必要とされている理由について、詳しくみていきましょう。

IT技術の推進による影響

IT技術やAI技術などのさまざまな技術は、日々目まぐるしい進化を続けており、このような変化が激しい時代のなかで、リーダーひとりでメンバーを引っ張るだけでは、成果をあげるのが難しい時代になっています。

また、現代社会では、AIやRPA(Robotic Process Automation)などの技術をあつかえるスキルや知見が、より重視されて求められる傾向にあります。

このような時代のなかでシェアドリーダーシップを採用すると、従業員各自が得意分野やスキルを活かしてリーダーになることができます。

また、お互いの強みを活かして補い合う取り組みで、企業が生き残るために必要な人材を育成する効果も期待できます。

VUCA時代の影響

「VUCA(ブーカ)」とは、将来を予測するのが難しい状況を表現する言葉です。

VUCAには、主に以下の4つの要素が含まれます。

  • V:Volatility(変動性)
  • U:Uncertainty(不確実性)
  • C:Complexity(複雑性)
  • A:Ambiguity(曖昧性)

ビジネスシーンでは、柔軟な対応や意思決定が求められます。

予測不可能なVUCA時代を生き抜くためにも、シェアドリーダーシップを発揮して、社内のメンバー全員が協力し合う関係性を築いていく必要があります。

>VUCA時代とは?に関する記事はこちら

シェアドリーダーシップのメリット

シェアドリーダーシップの導入によって、企業はどのようなメリットを期待できるのでしょうか。

  • 生産性・モチベーションの向上
  • アイデアが生まれやすくなる
  • 人材育成につながる

メリットを詳しく確認していきましょう。

生産性・モチベーションの向上

チームの全員がリーダーになると、主体的に意思決定をする機会が増えるため、自発的に行動できる人材を増強できます。

自分で考えて、選択や目標を決めるようになると、上司から指示を受けて仕事をこなしているわけではないため、モチベーションが高まりやすくなります。

また、チームのメンバー同士でサポートし合う環境が整うと、各自で業務を分担して取り組めるなど、業務全体の生産性を高める効果も期待できるでしょう。

>オーナーシップを育むメリットに関する記事はこちら

アイデアが生まれやすくなる

チームのメンバー全員がリーダーになると、それぞれの立場が同じになるため、気軽に意見交換をしやすくなります。

たとえば、雑談からアイデアが生まれるなど、業務改善に役立つ解決策を思いつきやすくなるでしょう。

また、積極的にアイデアを出し合う体制を整えられると、企業内で新しいビジネスモデルや事業のアイデアを生み出すきっかけにもできます。

人材育成につながる

シェアドリーダーシップでは、通常では経験できなかったスキルを身につけられるため、若手社員の人材育成にもつながります。

年齢や入社歴を重んじる企業だと、年数を重ねないとリーダーの立場になれないケースも多いかもしれません。

しかし、シェアドリーダーシップでは、入社した年数にかかわらず、チーム内全体でリーダーになれるという魅力があります。

シェアドリーダーシップのデメリット

シェアドリーダーシップは、主体性やアイデアが生まれやすくなるメリットがある一方で、メンバー全員がリーダーになるため、より言動に責任感をもつ必要が出てきます。

また、シェアドリーダーシップの導入から定着までには、ある程度の時間がかかりやすい点も理解しておきましょう。

経験年数が浅い社員だと、リーダーとしてどのように行動すべきなのかがわからず、積極的に意見ができないという場面もあるかもしれません。

デメリット面を引き出さないためにも、実務経験が長いメンバーが教育するなど、チーム内でサポートし合う体制の整備が大切です。

シェアドリーダーシップを引き出す方法

現場で活用するためにも、シェアドリーダーシップを引き出す方法をみていきましょう。

  • 目的・目標を共有する
  • 実行して振り返る
  • OODA・PDCAを活用する
  • フォロワーシップを高める
  • 研修をおこなう

自社の従業員にあった方法で、シェアドリーダーシップの導入を目指しましょう。

目的・目標を共有する

シェアドリーダーシップの効果を引き出すためにも、導入の目的を従業員に共有しておくことが重要です。

事前に目的や目標を共有しておくと、メンバー全員の方向性を揃えられ、同じ目標に向かって協力し合いながら行動できるでしょう。

実行して振り返る

シェアドリーダーシップの導入後は、どのくらい成果を上げられているのか、定期的に振り返るようにしましょう。

改善できる部分がないか、よりよくできる部分がないのかを振り返ることで、業務の無駄を減らし、生産性を高められるでしょう。

OODA・PDCAを活用する

業務における改善案を探る方法として、OODA(ウーダ)やPDCAの活用もおすすめです。

OODAとは、「観察→状況判断・方向付け→意思決定→実行」の流れを繰り返して改善していく方法です。

一方、PDCAは、「計画→実行→評価→改善」の流れを繰り返して改善をおこないます。

OODAやPDCAを活用しながら、「リーダーとして不足している部分はなにか」「業務改善で成果を引き出せる方法はないか」など、改善案を模索するときの参考にしてみてください。

>OODAループとは?に関する記事はこちら

フォロワーシップを高める

フォロワーシップとは、チームの能力を最大限に引き出せるように、メンバーが自主的にリーダーをサポートすることです。

シェアドリーダーシップを発揮するには、チーム全員がリーダーという自覚をもちながらも、全員でフォローし合うという体制が求められます。

研修をおこなう

研修を実施して、シェアドリーダーシップの重要性を伝えることも効果的です。

シェアドリーダーシップへの理解が深まることで、導入後にシェアドリーダーシップのメリットを引き出しやすくなります。

そもそもシェアドリーダーシップとはなにか、また、導入によりどのようなメリットがあるのかなど、概要や方法などを説明しましょう。

社内で研修を実施する場合は、外部から講師を呼んだり、e-Learningを活用してみたりなど、自社の従業員にあった方法を模索することが大切です。

シェアドリーダーシップを導入する際のポイント

シェアドリーダーシップでは、メンバー全員がリーダーではあるものの、権限をもつリーダーを決めておくことも大切です。

権限があるリーダーがいることで、チームをまとめやすくなり、意思決定のスピード感を高められるようになります。

リーダーを選ぶ際は、チーム内のメンバーのなかでも、場の調整やコミュニケーションを円滑に進められる人材を選ぶようにしましょう。

シェアドリーダーシップは生産性の向上に重要

シェアドリーダーシップとは、チーム内のメンバー全員が、リーダーの役割を担うことで、IT技術の革新が目まぐるしく、予測不可能なVUCA時代が到来している昨今、重要性を増しているリーダーシップです。

導入を成功させたい場合は、従業員に目的や目標を共有しながら、シェアドリーダーシップの概要を研修などで伝えておくようにしましょう。

シェアドリーダーシップの情報共有をおこなう方法として、ビジネスチャット「Chatwork」を活用する方法もおすすめです。

「Chatwork」は、チャット形式でやりとりができるビジネスツールで、1対1はもちろん、グループチャットを作成することで、複数人での情報共有をスムーズにおこなうことができるようになります。

もちろん、全社員に対しての情報共有もおこなうことができるため、社内コミュニケーションの活性化にも効果的です。

ぜひ、社内の情報共有やコミュニケーションの活性化に、「Chatwork」をご活用ください。

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Chatworkのお役立ちコラム編集部です。 ワークスタイルの変化にともなう、働き方の変化や組織のあり方をはじめ、ビジネスコミュニケーションの方法や業務効率化の手段について発信していきます。

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シェアドリーダーシップに関するQ&A

「シェアドリーダーシップ」とは?

シェアドリーダーシップとは、チーム内のメンバー全員が、リーダーの役割を担う組織の状態を指す言葉です。

シェアは「分担する」、リーダーシップは「指導力・統率力」を意味しており、全員がそれぞれ指導・統率の役割を分担している状態を表しています。

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