着任とは?就任・新任・赴任との違い、挨拶の例文を紹介

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着任とは?就任・新任・赴任との違い、挨拶の例文を紹介

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目次

新しい部署や職場に赴いて業務を開始することを「着任」といいます。

しかし、就任・新任・赴任などのように似た意味の言葉も複数存在しており、どの表現を用いるのが的確なのかとまどう人も多いのではないでしょうか。

本記事では、着任の意味や類義語との違いに触れつつ、着任時のマナーや挨拶の仕方などをわかりやすく解説します。

対面やメールで挨拶する際の具体的な例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

着任とは何か

着任とは、新しい部署や勤務地で業務を開始することを意味します。

任命された時点ではなく、実際に現地へ赴いて業務に就いた状態を指すという点に注意が必要です。

以下では、「着任」と似た言葉である「就任」「新任」「赴任」との違いを解説します。

就任との違い

現地に赴いてその業務を開始することを指す「着任」に対して、「就任」はある役職や職務に任命されて、その地位や役割に就くことを意味します。

役職や職務に任命するための式典である「就任式」を考えるとわかりやすいでしょう。

新任との違い

「着任」が行動や状態を指す表現であるのに対して、「新任」はその役職へ新たに任命された人物を指す言葉です。

つまり、「新任」の人が実際に現地へ赴き、業務を開始した時点で「着任」となります。

赴任との違い

赴任は、任命された勤務地へ移動して勤務するまでのプロセスを指します。

「派遣」や「異動」などと同じく動きにフォーカスしている点が特徴であり、「業務に就く」という状態を指す着任との違いでもあります。

着任の挨拶の基本マナー

着任の挨拶は、信頼関係の構築や円滑な人間関係づくりの第一歩です。

失礼にあたらない内容にすることは前提として、よりよい印象を与えられるよう基本的なマナーを押さえておきましょう。

話す内容は簡潔にまとめる

挨拶で話す内容はポイントをおさえて簡潔にし、1〜2分程度でまとめましょう。

挨拶に盛り込むべき内容は以下の3点です。

  1. 冒頭の挨拶
  2. 氏名・所属・これまでの経験や仕事内容
  3. 今後の意気込み

礼儀正しい言葉遣いを意識する

着任の挨拶は第一印象を大きく左右するため、丁寧で正しい言葉遣いを心がけましょう。

「微力ながら」や「至らない点もあるかと思いますが」など、謙虚な表現を用いると好印象を与えやすくなります。

不安な場合は、事前に挨拶の台本を用意して練習しておくのもひとつの方法です。

自分から進んで挨拶する

着任の挨拶は、受け身にならず自分から進んでおこなう姿勢も大切です。

積極的な姿勢が伝わるだけでなく、相手に信頼感や安心感を与えることにもつながるためです。

着任したばかりの人はとくに注目されやすいため、表情や第一声、姿勢などにも気を付けるとよいでしょう。

手土産について

社内で別部署へ着任する場合、手土産は必ずしも必須ではありません。

また、会社や職場によってルールや慣習も異なるため、対応に迷った場合は上司へ事前に確認してみるとよいでしょう。

社外へ着任の挨拶をする場合は、手土産を持参するかどうかにくわえ、経費として扱えるかどうかなどの点についても確認しておくのがおすすめです。

なお、手土産を用意する際は、なるべく個包装で分けやすく、日持ちがするものを選ぶことがおすすめです。

メールで着任の挨拶をする場合のマナー

着任場所までの距離が遠い場合や、挨拶したい相手が多い場合などは、メールで着任の挨拶をする場合もあります。

ここからは、メールで着任の挨拶をする場合のマナーを解説します。

メールは辞令が発表された日に送る

メールで着任の挨拶をする場合、辞令が発表された当日中に送るのが基本です。

一方で、社外や取引先などへメールで挨拶をする場合、着任後できるだけ早いタイミングで送付すれば問題ありません。

メールの送り先が社内か社外かでタイミングが異なる点に注意しましょう。

分かりやすい題名を付ける

着任の挨拶メールには分かりやすい題名を付けましょう。

たとえば「着任のご挨拶(氏名)」など、ひと目で挨拶メールだとわかる題名が理想です。

送信相手のなかには、日々多くのメールを受け取っている人もいるため、即座に内容を把握できるよう配慮するのがマナーです。

丁寧な文面を意識する

挨拶メールを書く際は、丁寧な文面を意識しましょう。

たとえば、「お忙しいところ失礼いたします」や「今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます」など、相手への敬意や配慮が伝わる表現は好印象につながります。

対面での挨拶と同様に、言葉遣いが間違っていたりマナーが守られていなかったりすると、第一印象が悪くなってしまう場合もあるため注意が必要です。

前向きな内容を記載する

着任の挨拶メールでは、前向きな内容を記載するよう心がけましょう。

着任後の部署や業務に対する意気込みを伝えるのはもちろんのこと、以前の部署や業務に対する感謝を添えると、着任前後のどちらに対しても配慮が伝わり、好印象につながります。

送信前にチェックしてもらう

着任の挨拶メールは、送信前にチェックしてもらうとよいでしょう。

誤字脱字や不適切な表現の使用、送信相手の間違いなどを防止するためです。

新しい環境では挨拶をすべき相手や配慮が必要な事項がわからない場合も多く、メール一通でも相手に不快感を与えてしまうケースがあります。

とくに社外向けのメールは自社の印象や信用にも関わるため、念入りにチェックをしてから送信するようにしましょう。

>社内向けの挨拶メールに関する記事はこちら

着任の挨拶の例文

ここからは、対面・メールそれぞれの着任挨拶の例文をご紹介します。

【対面】社内への着任挨拶の例文

「はじめまして。本日より◯◯部に着任いたしました、(氏名)と申します。

先月まで3年間、◯◯部門で◯◯の業務を担当しておりました。

これまでの経験を活かしながら、できる限り早くお役に立てるよう精進いたします。

至らない点もあるかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」

【対面】社外・取引先への着任挨拶の例文

「はじめまして。

このたび、前任の(氏名)に代わり、御社の担当をさせていただくことになりました、株式会社◯◯の(氏名)と申します。

先月まで3年間、◯◯部門で◯◯の業務を担当しておりましたので、とくに◯◯の分野でお力添えできるかと存じます。

迅速かつ丁寧な対応を心がけてまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。」

【メール】社内への着任挨拶の例文

件名:〇〇部着任のご挨拶(氏名)

「お疲れさまです。

◯月◯日付けで〇〇部に着任することになりました、(氏名)と申します。

先月まで3年間、◯◯部門で◯◯の業務を担当しておりました。

これまでの経験を活かしながら、できる限り早くお役に立てるよう精進いたします。

取り急ぎメールでのご連絡にて恐縮ですが、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」

(氏名または署名)

【メール】社外・取引先への着任挨拶の例文

件名:担当者変更のご挨拶(〇〇株式会社 氏名)

株式会社◯◯

◯◯部 (相手氏名)様

平素より大変お世話になっております。

株式会社◯◯の(氏名)と申します。

突然のご連絡、失礼いたします。

このたび、前任者の(氏名)に代わって御社の担当をさせていただくことになりました。

これまで同様、お役に立てるよう尽力いたします。

また後日あらためて(前任氏名)とご挨拶に伺わせていただきます。

取り急ぎメールでのご連絡にて失礼いたしました。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

(署名)

着任の挨拶メールに返信は必要か

自分が着任の挨拶メールを受け取った場合、返信するのがビジネスマナーです。

挨拶メールが一斉送信だった場合であっても、丁寧に返信したほうが今後の関係にとってよい影響を及ぼすでしょう。

挨拶メールを送ってくれたことに対するお礼とあわせて、同じ部署に迎え入れる立場であれば歓迎の言葉を、異動などで送り出す場合は労いの言葉を添えて返信しましょう。

>異動の挨拶メールへの返信方法に関する詳しい記事はこちら

着任の挨拶にChatwork

「着任」は、ある役職や役割に就き、実際に勤務地に赴いて業務を開始することを指す言葉です。

着任の挨拶は第一印象を左右するため、適切な言葉遣いやタイミング、相手に応じた配慮をすることが大切です。

メールの場合は対面と異なり表情が見えないため、より丁寧な対応が求められます。

ビジネスチャットツール「Chatwork」なら、メールよりも手軽にリアルタイムでメッセージのやり取りが可能なため、信頼関係の構築にも役立ちます。

この機会にぜひChatworkの導入をご検討ください。

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