在宅勤務の報告メールの例文と適切な在宅勤務報告メールの書き方
目次
在宅勤務で働く場合、在宅勤務の報告メールが実施されていることがあります。
在宅勤務報告メールには、適切な業務量をこなしているか、業務の質はどうか、社内評価のときの目安にする目的があるなどが考えられるでしょう。
そのため、適切な内容で在宅勤務の報告メールの作成ができていることは、自分自身にとっても会社にとっても大切です。
在宅勤務の報告メールの例文と適切な書き方について、考えていきましょう。
在宅勤務報告メールの主な内容とは?
在宅勤務の報告メールは、主な内容として以下があげられます。
- 勤務開始、勤務終了の報告
- 業務内容の報告
- 業務内容に対する成果の報告
- 当日、翌日などの勤務状況の共有
在宅勤務という働き方の性質上、相手には自分がどのような態度で勤務をしているかが、実際に見えません。
在宅勤務になったことにより、勤務態度などの評価がしづらい、業務を客観的に見なおしづらいという声が多く聞かれるようになりました。
在宅勤務の報告メールを通じて、上司などに業務内容や成果が伝わることや、日々の共有をすることで、よりよい業務内容にしていけるようにすることが大切です。
自分の業務内容や勤務態度を相手に理解してもらう内容を作成すべきという点を念頭において、在宅勤務の報告メールを作成するとよいでしょう。
>テレワーク中でも伝わる業務報告の書き方・書かせ方に関する記事はこちら
在宅勤務報告メールの書き方のポイント
在宅勤務の報告メールを作成するときに、気をつけたい書き方のポイントを見ていきましょう。
件名はひと目で内容がわかるようにする
メールを受け取った際にまず目にするのは、件名です。
どのような内容のメールなのかがわかりづらい件名だと、相手がメールを開封するまでに時間がかかる可能性が高まります。
件名の部分に「業務報告メール」などの言葉を入れ、ひと目でメールの内容がわかるようにしましょう。
簡潔であることを心がける
在宅勤務報告メールを受け取る上司は、多くの社員からのメールに目を通さなくてはなりません。
簡潔でわかりやすいメールを作成し、目を通すのに時間を取らせないように配慮することが望ましいでしょう。
本文の構成は理解しやすいような工夫が大切
在宅勤務では勤務中の姿が見えないからこそ、業務内容・成果・勤務態度を理解してもらえるメールの作成が大切です。
箇条書きや改行を使って緩急のついている構成にすることで、パッと見たときにわかりやすいと感じられやすいでしょう。
先にも説明をしましたが、多くのメールを目にすることになる上司の負担にならないような配慮にもつながります。
ひとこと添えると好印象な場合もある
在宅勤務中は、コミュニケーションが取りづらいことが課題に挙げられがちです。
そんな中で在宅勤務報告メールは、人と人とのやりとりが生まれる貴重な場面として、コミュニケーションのきっかけになり得ます。
簡潔にわかりやすいメールにすることが大切ですが、自分の気持ちや状態、少しの雑談などひとこと添えると、和やかで好印象になる場合もあるでしょう。
>業務報告メールの正しい書き方とポイントに関する記事はこちら
在宅勤務の報告メールの例文:通常勤務開始時
通常勤務の場合の業務開始メールの例文は以下です。
おはようございます。
営業課の〇〇です。
ただいまから、業務を開始いたします。
本日は以下の業務をおこなう予定です。
- 企画書作成
- 発注書確認
- 〇〇商店様へ納品数の確認
本日も、よろしくお願いいたします。
在宅勤務の報告メールの例文:社外との商談がある場合
社外との商談がある場合は、時間や予定を業務開始報告メールに記載しておくといいでしょう。
お疲れ様です。〇〇です。
業務を開始いたします。
本日は〇〇商店様と商談があります。
13:30〜15:00の予定ですので、その時間は電話など出ることができません。
ご認識ください。
よろしくお願いいたします。
在宅勤務の報告メールの例文:通常勤務終了時
勤務終了の報告が必要な場合は以下の例文を参考にしてください。
お疲れ様です。
ただいま、業務を終了いたしました。
実施いたしました業務は、以下でございます。
- 操作マニュアル作成
- 請求書作成
- 帳簿への記帳と確認
本日も、ありがとうございました。
在宅勤務の報告メールの例文:時間ごとの業務報告
日報のようなスケジュール表記が必要な場合は以下の例文を参考にしてください。
お疲れ様です。人事部の〇〇です。
ただいま、本日の業務を終了いたしました。
以下、実施業務です。
- 9:00 :面接希望者へメール
- 10:30 :電話面接対応2件
- 13:00 :営業部〇〇 電話面談
- 13:30 :営業部〇〇 電話面談
- 14:00 :求人媒体担当者とミーティング
- 16:00 :1年目社員向けマニュアル作成
- 18:00 :業務終了
以上、ご報告といたします。
在宅勤務の報告メールの例文:具体的な成果の報告
成果や進捗を報告する際は以下の例文を参考にしてください。
お疲れ様です。〇〇です。
ただ今、業務を終了いたしました。
本日の実施業務は、電話商談にて取引のある店舗様へ新商品の紹介と購入のアプローチです。
- 〇〇商事様 20ロット
- 株式会社〇〇様 50ロット
- 〇〇店様 30ロット
株式会社〇〇様はとくに新商品の期待をしてくださり、多めの発注をしていただけました。
購入検討にとどまったの取引先様については、購入に踏み切れない理由をあらためて細かくヒアリングし、適切なアプローチを続けて参ります。
本日も、お疲れ様でした。
在宅勤務の報告はメールよりもChatwork
在宅勤務の報告はメールでされていることが多いかもしれませんが、必ずしもメールで行わなければいけないということではありません。
在宅勤務の報告メールは毎日のことになるので、できる限り時間がかからない方法でおこなうことが効率的です。
また、社内の人間同士のやりとりになるので、わざわざ署名を入れたり、丁寧すぎる文章を作成する必要がない場合も多いでしょう。
これらを考えた場合、メールよりも手軽にやりとりがしやすい手段として、ビジネスチャットのほうが在宅勤務での報告や連絡、コミュニケーションに適しています。
ビジネスチャットの「Chatwork」は、やりとりが必要な人と1対1でチャットをすることも、グループを作って複数人でチャットすることも可能です。
>Chatworkのグループチャットの作り方に関する記事はこちら
Chatworkを使うことで会話をするように迅速で気軽なやりとりの実現や、ファイルの添付、タスク管理機能、通話機能なども備わっているため、在宅勤務の報告をはじめ、日々のやりとりの効率化も期待できます。
在宅勤務の報告をメール出している場合やテレワークの導入や拡大を考えているのであれば、Chatworkを活用して、わかりやすく効率的なやりとりの実現を目指してみてはいかがでしょうか。
Chatwork(チャットワーク)は多くの企業に導入いただいているビジネスチャットです。あらゆる業種・職種で働く方のコミュニケーション円滑化・業務の効率化をご支援しています。