リフレーミングとは?効果や具体例をわかりやすく解説

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目次

何気なく言われたひと言や些細な出来事で、やる気がなくなってしまったり、落ち込んだりした経験はありませんか。

気分の落ち込みは、生産性の低下にもつながるため、メンタルヘルスのサポートとして、リフレーミングを取り入れる企業も増えてきました。

ビジネスにおけるリフレーミングの効果や方法、活用シーンについて解説します。

リフレーミングとは?

リフレーミングとは、「物事の捉え方を変え、別の枠組みで捉え直すこと」を指します。

ネガティブな考えや、短所・欠点として見えていることも、物事の捉え方を変えて考えることで、長所や利点として捉えられるという思考方法です。

日常的にリフレーミングの考え方を取り入れることができれば、日々感じている不満やストレスを軽減させることができます。

気分や感情をうまくコントロールできることで、より良い心理状況を日々保つことができます。

 

ポジティブシンキングとの違い

リフレーミングと似ている思考方法である「ポジティブシンキング」は、ネガティブな物事を前向きに考える方法です。

短所を否定したり、ネガティブな気持ちを隠したりすることで、ポジティブな気持ちに切り替えることはできますが、上辺をつくろった方法とも捉えられます。
一方でリフレーミングは、相手の立場に立つことで相互理解をし、共感するアプローチをすることで、物事の見方や考え方自体を変える方法です。

事実から目をそらすのではなく、別の角度から見るという点で両者は異なる思考方法といえます。

リフレーミングの種類

リフレーミングの種類にはどのようなものがあるでしょうか。

2種類のリフレーミングの特徴を見ていきましょう。

 

状況リフレーミング

状況リフレーミングとは、今置かれている状況や背景の枠組みを考え直すことです。

「状況」とは、人物や物事、出来事など、自分を取り巻く状況のことを指します。

具体的なシーンとして、「部署異動をすることで、途端に能力を発揮することができた」などがあげられます。

状況を変えることで、今までになかった発見や素質を見つけ出すことにつながる可能性があります。

 

内容リフレーミング

内容リフレーミングとは、内面に関する感じ方の枠組みを見直すことです。

「内容」とは、性格や悩み、経験などがあげられ、出来事の意味を見直すことで価値を見出すことができます。
具体的なシーンとしては、「大変な作業ではあるが、乗り越えることで自分のスキルや今後の糧になるはず」という考え方を持つことなどがあげられます。

ネガティブな出来事を、プラスになるように捉え直し、価値を見出す考え方をすることで、成長につなげることができます。

リフレーミングの効果

リフレーミングは、ビジネスにおいてもプライベートにおいてもプラスの効果があります。

リフレーミングの効果について見ていきましょう。

 

モチベーション向上

リフレーミングを取り入れることで、今まで避けてきた挑戦を前向きに捉えることや、失敗経験をプラスに捉えられるなど、モチベーション向上の効果が見込めます。

リフレーミングを活用することで、今までネガティブに捉えていた出来事について、「自身のスキル向上につながる」「今後の大きな経験になる」とポジティブな考え方ができるので、自分自身をコントロールしやすくなります。
モチベーションを向上させ、自分のやる気を引き出すことで、生産性の向上にもつながります。

>モチベーション管理のポイントとコツに関する記事はこちら

 

自分に自信が持てる

今までコンプレックスとして捉えていたことや、失敗経験だったことをリフレーミングすることで、自分に自信が持てるようになるという効果があります。

短所として捉えてしまいがちな、「神経質」「飽きやすい」「冗談が通じない」などの性質も、「慎重、丁寧」「好奇心旺盛」「真面目」と捉え方を変えることで、プラスな側面として見ることができるようになります。

神経質 慎重、丁寧
飽きやすい 好奇心旺盛
冗談が通じない 真面目

自分の気持ちをコントロールし、自信が持てるようになることは、リフレーミングならではの効果です。

>コンプレックスの原因とは?に関する記事はこちら

リフレーミングの方法

リフレーミングを実際に使う場合、どのような方法でおこなうべきなのでしょうか。

リフレーミングの方法について具体的に見ていきましょう。

 

「もし、〇〇だったら」のリフレーミング

「もし、〇〇だったら」という問いかけをすることで、自分の考えを広げるリフレーミングがあります。

悩みや考えが行き詰まった際に、今までと違った解決策を見出すことができる方法です。

「もし上司だったらどうするか」「もし一時間しかなかったらどう行動するか」など、さまざまな立場で物事を多面的に見ることで、新しい考え方に結びつけることができます。

 

言葉の定義のリフレーミング

言葉自体をリフレーミングすることで、モチベーションアップにつなげることができます。

言葉ひとつとっても、捉え方を変えてみることで、ネガティブな印象をポジティブな印象に置き換えることができます。

他人に言われた言葉や、不快に思った言葉などはリフレーミングして、言葉の定義を考え直してみましょう。

違ったイメージに思考を転換することができるかもしれません。

 

時間のリフレーミング

起こった出来事の時間軸にリフレーミングを当て込む方法もあります。

何かトラブルに直面した際に、「未来の自分はこのトラブルについてどう感じるか」「もし少し前に戻ってやり直せるなら何をするか」「過去の自分は対処できたことなのか」など、現在の出来事を未来や過去の自分に当てはめて考えてみましょう。

時間をリフレーミングすることで、起こってしまった出来事を捉え直し、未来に向けた行動につなげることができます。

 

解体のリフレーミング

物事の枠組みを一度解体してみて、リフレーミングする方法もあります。

たとえば、欠点や短所について思い悩んでいる場合、「なぜそれを欠点に感じるのか」「どんな時に短所を感じるのか」「誰と比較して劣っているのか」など、5W1Hに沿って解体します。

物事を細分化するように解体することで、漠然とした悩みを具体的な課題に落とし込むことができ、解決策を見出すことや、そもそも自身の思い込みであったことに気がつくことができます。

ネガティブな物事についても、自身の思い込みだと気づくことで、心身の健康を保つことができるようになります。

>心理的安全性を高める方法とメリットに関する記事はこちら

 

Wantのリフレーミング

行き詰まっている事象に対して「その代わりにどうしたいか」と自問自答する方法もあります。

たとえば、業務でミスをして、上司に注意された際に「なぜミスしてしまったんだろう」と思い悩んだとします。

その感情を「それならどうしたいのか?」と考えることが、Wantのリフレーミングです。

その答えが「ミスしないようにしたい」であれば、そのために自分にできることを考える思考に変換してみます。

自分の気持ちを整理し、未来に向けた思考に変化させられることが、Wantのリフレーミングの特徴です。

リフレーミングの活用シーン

リフレーミングを活用するシーンには、どのようなものがあげられるでしょうか。

 

モチベーションを上げたいとき

リフレーミングにモチベーションを向上させる効果があるように、モチベーションが下がってしまっているときにも、リフレーミングは効果的です。

仕事やプライベートにおいて、モチベーションを維持し続けることは難しいです。

結果や実績、周囲の声などに左右されやすいからこそ、リフレーミングを活用して、自分で自分のモチベーションを上げることが大切です。

 

自信を身につけたいとき

自分に自信をつけることは難しいことですが、短所だと思っていたことをリフレーミングすることで自信につなげることができます。

大切な場面など、どうしても自信を身につけたい場合には、自分とじっくり向き合ってリフレーミングしてみましょう。

他人に励ましてもらう方法もありますが、自分で自分に自信をつける方法を知っておくことで、いつでも発揮することができます。

 

チャレンジするとき

何か新しいことにチャレンジするときに、リフレーミングを活用することで、自分を奮い立たせることができます。

仕事の大きなプロジェクトや、苦手分野への挑戦など、チャレンジすることには想像以上のエネルギーが必要です。

リフレーミングすることで、チャレンジへの気持ちのハードルを下げることができます。

 

ストレスがかかったとき

人間関係やネガティブな言葉を投げかけられた時は、かなりのストレスがかかるといわれています。

ストレスは心労になり、ネガティブな気持ちを引き起こします。

ストレスを軽減させるためにも、リフレーミングで考え方を切り替えてみましょう。

>職場のストレスの原因と対策方法に関する記事はこちら

リフレーミングのポイントと注意点

リフレーミングは、実践するだけで効果が得られるとは限りません。

リフレーミングを実践することのポイントや注意点について解説します。

 

相手の立場を理解する

リフレーミングをする際は、相手の立場を理解して、自分とは異なる立場に共感することが大切です。

「ポジティブになれたらいい」という考え方は危険で、自分をコントロールするのではなく、我慢させてしまうことにつながります。

まずは自分の状況や枠組みを紐解いて理解し、次に相手の立場を理解して、見方を変えてみるようにしましょう。

 

リフレーミングに頼りすぎない

リフレーミングで自信をつける効果を見込むことができますが、自信が欲しいからといって、リフレーミングに頼りすぎてしまうことはよくありません。

リフレーミングをしなくても自信がつけられるように、自分をブラッシュアップさせるスキルもつけるようにしましょう。

リフレーミングは思考を変換する手法なので、自分のスキルや能力が向上するものとは別問題であることを念頭においてください。

リフレーミングの具体例

リフレーミングを活用する際は、状況に応じて適切な手法を選ぶようにしましょう。

たとえば「優柔不断である」ことが指摘されてしまった場合、「言葉の定義のリフレーミング」が役立ちます。
「優柔不断」は、「何事も慎重に取り組める」と言い換えられます。

リフレーミングを活用したい場合は、どの種類のリフレーミングが適切かを考えて実践してみましょう。

リフレーミングを正しく理解して活用しましょう

リフレーミングには複数の種類があり、さまざまな効果をもたらしてくれます。

ビジネスチャット「Chatwork」には、チャット機能だけではなく、自分自身の考えを整理するのに便利なマイチャットの機能があります。

マイチャット機能を活用することで、リフレーミングをする際に重要な思考の整理をおこなうことができます。

リフレーミングの方法や効果を正しく理解して、生産性の向上を目指しましょう。

>Chatworkのマイチャット機能に関する記事はこちら

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