デジタルデトックスとは?得られる効果ややり方、実施のメリットを解説

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デジタルデトックスとは?得られる効果ややり方、実施のメリットを解説

目次

デジタルデトックスとは、スマートフォンやPCに触らない時間を一定時間設けることで、ストレスの軽減をはかるとりくみのことです。

デジタルデトックスは、デジタル機器に頻繁に触れる私たちにとって、心身の健康を保つために大切なとりくみです。

メリットや具体的なやり方を知ることで、より効果的におこなえるでしょう。

デジタルデトックスの概要や必要性、具体的なやり方について解説します。

デジタルデトックスとは

「デジタルデトックス」とは、スマートフォンやPCなどの電子機器に触らない時間を一定時間設けることで、ストレス軽減をはかるとりくみのことです。

「1日中絶対に触ってはいけない」などのように、徹底的におこなうのでなく、時間を決めて、短い時間でとりくむことも「デジタルデトックス」と呼ばれます。

デジタルデトックスの時間を、日々の生活にとりいれることで、能動的に趣味を楽しめたり、日々の幸せに気づけたりなど、生活を過ごすなかでの幸せを感じやすくなる効果があります。

>QOL(クオリティ オブ ライフ)に関する記事はこちら

デジタルデトックスの必要性

テレワークやリモートワークなど、多様な働き方が推進されるなかで、一日中PCに向きあう人が増えたことが、デジタルデトックスの必要性を高めています。

仕事中は、PCを触り、休憩時間もスマートフォンを触っているという、電子機器を常に触っている人は多いのではないでしょうか。

この過ごし方の場合、常にブルーライトを浴び続けている状態で、さまざまな情報を目にしている状態のため、目や脳などの身体の疲弊が避けられません。

また、このような状態が続くと、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、体調を崩すこともあります。

デジタルデトックスをおこなうことは、心身のバランスを保ち、幸せな生活を過ごすためにも欠かせないものです。

>在宅勤務が辛いと感じる理由とは?に関する記事はこちら

デジタルデトックスの効果

デジタルデトックスは、心身の健康を保つことに効果的です。

電子機器に触れない時間をもつことは、心身のバランスを保つことにつながるとされており、デジタルデトックスをおこなうことによって、具体的に以下の効果があるとされています。

  • 睡眠の質の向上
  • 集中力の向上
  • 脳の疲労の回復
  • 肩こり・頭痛の低減

デジタルデトックスのやり方

心身の健康を保つために効果的とされている「デジタルデトックス」ですが、具体的には、どのようにとりくめばいいのでしょうか。

具体的なデジタルデトックスのやり方についてみていきましょう。

すぐにとりくめるデジタルデトックス

すぐに実践できるデジタルデトックスの方法としては、自分で電子機器を使用するルールを決めたり、触れない環境をつくりだしたりすることが有効です。

たとえば、以下のとりくみがおすすめです。

  • ネットを意識的に使用しない時間をつくる
  • 就業時間後は触らないなど、特定の時間以降はスマートフォンに触らないルールを決める
  • 機内モードを設定するなどで、すぐにネットを開けない環境をつくる
  • スマートフォンの電源を切って、すぐに確認できない状況をつくりだす

通勤時間でできるデジタルデトックス

通勤時間を効果的に利用するデジタルデトックスの方法もあります。

通勤時間中に、スマートフォンで動画をみる、SNSをみるなど、スマートフォンを開くことが癖になっている人も多くいるでしょう。

たまにはスマートフォンを開かず、本を読んでみる、目を閉じてみる、じっくりと周囲を観察してみるなどを、意識的におこなってみましょう。

短い間でも、電子機器から離れることで、デジタルデトックスにつながります。

広告のキャッチコピーやデザインは、消費者をひきつけるための工夫が凝らされているため、電車やバスのなかの広告を観察することは、マーケティング手法の学びにつながることもあるでしょう。

また、周囲の人を観察してみることは、流行やトレンドの発見につながることがあるかもしれません。

>通勤時間を有効活用する方法に関する記事はこちら

自宅でできるデジタルデトックス

自宅でデジタルデトックスにとりくむ際は、時間を決めて電子機器を触らない時間を設けるなど、自分でルールをつくりましょう。

スマートフォンの電源を切って、簡単に手の届きにくい場所に置いておくなどをすれば、とりに行くことが億劫になり、無意識的に触るのを防ぐことができます。

テレワークをおこなっている際などは、仕事部屋から離れた場所にスマートフォンを置いておき、少しでも目を休める時間を設けるといいでしょう。

また、スマートフォンやPCをみることは、多くの情報に触れて、「インプット」をしている状態です。

手書きの日記をつけたり、自分の普段感じていることを書きとめたりなど、アウトプットを意識的におこなうことは、デジタルデトックスになることにくわえて、学びや情報の整理にも効果的でしょう。

>インプット・アウトプットとは?に関する記事はこちら

ワーケーションも検討する

普段と異なる気分を味わうために、「ワーケーション」をおこなうことも、電子機器に触れる時間にメリハリをつけられる方法でしょう。

旅先で仕事をすれば、休憩時間に散歩をしたり、アクティビティを楽しんだりできるため、大きなリフレッシュになるでしょう。

ワーケーションは、非日常のひとときを楽しめるため、心身のストレス軽減に効果的です。

>ワーケーションとは?に関する記事はこちら

デジタルデトックスのメリット

デジタルデトックスのとりくみ方を紹介してきましたが、デジタルデトックスにとりくむことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

デジタルデトックスのメリットについてみていきましょう。

有効活用できる時間が増える

電子機器に触れる時間を制限すると、いままで電子機器に触れていた時間を、本来自分がやりたかったことに有効活用できるようになります。

スマートフォンを触らない時間をつくることで、「健康維持のために運動をしよう」「リフレッシュのために、アウトドアを楽しもう」など、挑戦してみたいことが増えることもあるでしょう。

目的をもって、有意義な時間を過ごせるようになるため、おこなった後の満足感や達成感も、より一層感じられるでしょう。

また、電子機器に触れる時間に制限をつくると、「なんとなくスマートフォンをみる」「なんとなく動画を再生する」などの、目的なしに電子機器を触る時間を減らすことにもつながります。

SNS疲れを軽減できる

SNSを使用していると、目にしたくないようなネガティブな情報や価値観に触れてしまい、心に悪影響をうけることがありますが、デジタルデトックスをおこなうと、SNSで生じる疲れを軽減することができます。

SNSが発達した現代では、日常のなかにSNSが溶け込んでいるため、「常に通知を気にしてしまう」「発信内容のひとつひとつに傷ついてしまう」などのストレスが発生しやすいです。

また、自分では気がつかないうちに、ストレスを溜め込んでいる危険性もあります。

デジタルデトックスを意識的におこない、SNS疲れが軽減されることで、自分自身の現実世界の生活にしっかりと向きあうことができるでしょう。

心身の健康につながる

デジタルデトックスは、心身の健康維持にも効果的です。

たとえば、寝る前に電子機器を触ってしまうと、ブルーライトの影響で、脳が覚醒し、寝つきが悪くなり、眠りが浅くなってしまいます。

また、電子機器を触る時間が長いことによって生じる運動不足も懸念されます。

たまには、スマートフォンを置いて出かけてみる、紙媒体の書籍を読んでみる、通知をオフにして友人と話してみるなど、電子機器のない時間を楽しみましょう。

電子機器を触らず、ほかの活動をおこなうことは、心身の健康を整えることにもつながります。

ワークライフバランス実現にもデジタルデトックスは必要

働き方の多様化が進む現代社会で、デジタルに触れない時間をつくることは、難しく感じる人もいるかもしれません。

しかし、意識的に電子機器に触れない「デジタルデトックス」にとりくむことは、オンオフのメリハリがつけやすくなり、仕事の生産性をあげることにもつながります。

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