グループワークとは?新入社員研修に取り入れるメリットや進め方を解説

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グループワークとは?新入社員研修に取り入れるメリットや進め方を解説

目次

グループワークとは、複数人でグループとなりテーマに沿った議論をし、最終的に結論をまとめた成果物を発表する取り組みのことで、新入社員研修に取り入れられることが多いです。

グループワークにはさまざまな種類があるため、目的に応じて取り入れることが、グループワークの効果を高めることにつながります。

本記事ではグループワークの意味と種類、各グループワークの課題例をご紹介します。

さらに、新入社員研修に取り入れるメリットや、グループワークを効果的に実施するためのポイントも解説していきます。

グループワークとは

グループワークとは、少人数のグループで議論し、結論をまとめた成果物を発表する取り組みです。

グループワークは、新入社員研修や社内研修、採用活動における選考のひとつとして取り入れられます。

グループの人数や取り組み内容、実施時間は、実施の目的によって異なります。

グループディスカッションとの違い

グループディスカッションとは、グループごとに議論をおこない、発表することです。

グループワークも議論をおこないますが、議論のあとに資料作成などの共同作業をし、成果物を生み出すため、結論を出すことに重きが置かれているグループディスカッションとは異なります。

グループディスカッションに成果物の作成が加わった取り組みが、グループワークと考えるとわかりやすいでしょう。

新入社員研修でグループワークを実施する目的・メリット

グループワークは、特に新入社員研修で多く実施されています。

新入社員研修でグループワークを実施する目的やメリットは以下のとおりです。

  • 同期とのつながりができる
  • チームで働く力がつく
  • コミュニケーション能力向上が期待できる
  • 問題解決能力向上が期待できる
  • 新入社員のキャラクター把握につながる

それぞれの詳細について解説します。

同期とのつながりができる

グループワークを新入社員研修に取り入れると、お互いの理解が深まるため、同期のつながりができます。

お互いにコミュニケーションをとりながら進めることが求められるグループワークは、アイスブレイクの役割もあり、和やかな雰囲気のなか、同期の考え方や性格、人柄などを自然と把握できるでしょう。

資料作成や発表をする過程で、一体感や信頼感も高まるため、日常業務でも、同期同士で協力したり助け合ったりできるメリットがあります。

 

チームで働く力がつく

グループワークは、協力しながら成果物の作成や発表をおこなうため、チームで働く力が身につきます。

チームで働く力は、経済産業省が定める「社会人基礎力」の3つの能力のひとつに数えられているほど、社会で働くうえで重要な能力です。

チームで働く力が身についた場合、現場に出ても協調性をもちながらチーム一丸となって目的達成を目指せるようになるでしょう。

>社会人基礎力に関する記事はこちら

コミュニケーション能力向上が期待できる

少人数でおこなうグループワークは、議論をしたり結論を出したりするために一人ひとりの意見が注目されます。

相手の意見にも耳を傾け、理解しようとする姿勢も求められるため、自分の考えを伝える力と聞く力を鍛えられ、コミュニケーション能力の向上が期待できます。

また、グループワークの課題に対し、自分やグループの意思を決定する工程は、意思決定能力も高められるでしょう。

>コミュニケーション能力の向上に関する記事はこちら

問題解決能力向上が期待できる

グループワークは、最終的にグループの結論を出さなくてはならないため、意見が割れた、意見がまとまらないなどの問題を解決し、メンバーが納得する答えを出すことが求められます。

グループで話し合う、斬新なアイデアで支持を得るなど、問題解決につながる行動でグループの意見をまとめられると、問題解決能力が向上するほか、成功体験として自信にもつながります。

>課題解決能力に関する記事はこちら

新入社員のキャラクター把握につながる

グループワークは、新入社員だけでなく人事にとってもプラスの効果をもたらします。

新入社員同士という気負わない間柄でおこなうグループワークは、新入社員の素を見れる機会としてとらえられ、キャラクターの把握につながります。

新入社員の人柄や性格、コミュニケーションの取り方がわかれば、相性の良い部署や上司も見えてくるため、適材適所へ配属できる可能性があります。

新入社員研修で活用できるグループワークの種類

新入社員研修で活用できるグループワークは以下のように分類されます。

  • 作業型
  • ゲーム型
  • プレゼンテーション型
  • ビジネスケース型

それぞれの種類と特徴について解説します。

作業型

作業型のグループワークは、グループ内で共同作業をし、短時間でひとつの成果物を生み出す取り組みです。

実際になにかを作り上げたり、資料などにまとめたりするケースがあり、メンバーがそれぞれ役割を全うしながら協力する体制が必要です。

また、時間内に成果物を生み出さなければならないため、適切な作業工程が求められます。

ゲーム型

ゲーム型のグループワークは、グループ内でカードゲームやボードゲームなどをおこなったり、グループ間でゲームの成果を競争し合ったりします。

新入社員はゲームとして楽しめるため、リラックスできたり、新入社員同士のコミュニケーションが活性化したりする効果があります。

ただゲームをするのではなく、ゲームの進め方などをグループごとに発表し、アイデアや考え方などを共有、評価します。

プレゼンテーション型

プレゼンテーション型は、出された課題に対してグループ内で議論をし、結論をプレゼンテーションするグループワークです。

出される課題はさまざまで、課題解決策を導き出す「課題解決型」、二択のものを議論でひとつに選ぶ「選択型」、明確な答えがないものに対して説得力のある答えを出す「自由討論型」などがあります。

いずれも、コミュニケーション能力や論理的思考力、協調性などが求められ、新入社員の能力把握にもつながります。

ビジネスケース型

ビジネスケース型は、プレゼンテーション型と同じ進め方ですが、課題がビジネス関連のものになっています。

例えば、新商品やサービスの考案、売上を伸ばす方法など、実務に近い内容を議論させ、新入社員の課題解決能力を評価します。

ビジネスケース型のグループワークは、プレゼンテーション型と同様に、新入社員の論理的思考力や協調性なども確認できるでしょう。

新入社員研修で活用できるグループワークの課題例

グループワークの形式が決まったら、それぞれにあった課題が必要です。

代表的な課題例を見ていきましょう。

  • 作業型のグループワーク例
  • ゲーム型のグループワーク例
  • プレゼンテーション型のグループワーク例
  • ビジネスケース型のグループワーク例

それぞれの特徴を理解し、チームの雰囲気や得たい情報によって使い分けることができます。

作業型のグループワーク例

作業型のグループワークでは、下記のような課題が例としてあげられます。

  • 自社商品のキャッチコピー考案
  • 自社の魅力を紹介する動画を作成
  • 親子で楽しめるイベントの考案、ポスター作成

課題によっては、新入社員に自社商品や自社の魅力をより深く理解してもらうことが可能です。

また、動画の作成方法などを伝えたあとに取り組んでもらえば、アウトプットの機会にもなるため、知識やスキルの定着にもつながります。

ゲーム型のグループワーク例

ゲーム型のグループワークには、次のような課題例があります。

  • 宝探しゲーム
  • 謎解き脱出ゲーム
  • レゴブロック
  • NASAゲーム
  • マシュマロチャレンジ

NASAゲームとは、不時着した宇宙飛行士という設定で、破損を免れた15のアイテムを生存に必要なもの順に優先順位をつけ、模範解答に近いグループが勝利、というコンセンサスゲームです。

マシュマロチャレンジは、マシュマロと乾麺のパスタ、テープ、紐、はさみを使い、できるだけ高いタワーを作るというゲームです。

新入社員は、ゲームとして楽しみながら、お互いの考え方やコミュニケーションのとりかたを理解できます。

プレゼンテーション型のグループワーク例

プレゼンテーション型では、下記のような課題例があげられます。

  • 新入社員に必要なスキルはなにか
  • 自社の社会的価値はなにか
  • 社会人として求められる姿勢とは
  • 自社商品の認知度を上げる方法とは
  • 自社の成長における各部署の役割とは

設定する課題を、新入社員の社会人としての意識を高めたり、自社理解を深めたりするものにすると、自社社員としての心構えや実感が湧きやすくなるかもしれません。

ビジネスケース型のグループワーク例

ビジネスケース型のグループワークには、次のような課題例があります。

  • 自社商品の売上を一年で2倍にするにはどうすればよいか
  • 地方進出のための戦略を立案してください
  • 競合店舗が隣に建ったとき、どのように対策するか
  • 新たな収益を上げるには、どこの地域に進出すればよいか
  • 自社の新規事業を考えてください

新入社員は自社を十分に理解しているわけではないため、課題を出す際には自社についての事前知識を伝えましょう。

各グループが出した答えではなく、答えに辿り着くまでの論理的思考に着目することが大切です。

効果的なグループワークを実施するためのポイント

グループワークを効果的なものにするためにも、以下のようなポイントを踏まえて実施することが重要です。

  • 実施の目的を明確にする
  • 主体的に参加しやすい環境をつくる
  • 事前準備を徹底する
  • 実施後はフィードバックをする

グループワークを効果的にするそれぞれのポイントを解説します。

実施の目的を明確にする

グループワークを実施する目的を明確にしましょう。

目的が明確でないと、適切なグループワークを選べず、思ったとおりの効果を得られない可能性が高いです。

そのため、社会人としての意識を高めてもらいたいからプレゼンテーション型、新入社員同士のコミュニケーションを活性化させたいからゲーム型など、まずは目的を明確にし、最も効果的だと思われる種類を選択しましょう。

主体的に参加しやすい環境をつくる

メンバーが主体的に参加しやすいように、グループ構成を公平にしたり、リーダーとなる人物を配置したりすることが大切です。

また、用意する課題も新入社員の年代に合うものにしましょう。

全員が知らない、もしくは一部のメンバーに馴染みがない課題を設定すると、積極的な発言がおこなわれなかったり、話についていけないメンバーが出たりする恐れがあります。

そのため、グループの構成や設定する課題に配慮が必要です。

事前準備を徹底する

グループワークで必要なホワイトボードや付箋、ペンなどの道具はあらかじめ準備しておきましょう。

また、議論に入る前の課題の理解や役割の決定に時間がかかり、肝心の議論の時間が短くなることが考えられるため、時間配分を事前に決め、無駄な時間をなくすこともおすすめです。

議論が停滞したグループには、ヒントとなる声かけをおこなうなどのサポートをすると、限られた時間を有意義に使ってもらえるでしょう。

実施後はフィードバックをする

グループワークの実施後は、フィードバックをおこないます。

フィードバックを新入社員に受け止めもらうには、事実を伝えることが大切なため、グループワーク中の新入社員をよく観察し、気づいたことはメモにとることが求められます。

新入社員研修を滞りなく進めたり、フィードバックを適切におこなったりするためにも、必要な人員を確保しておきましょう。

>フィードバックに関する記事はこちら

効率的なグループワークの実施に「Chatwork」

グループワークをおこなうと、同期のつながりができたり、コミュニケーション能力が向上したりするメリットがあります。

効果的なグループワークにするには、事前準備やフィードバックが必要なため、ビジネスチャット「Chatwork」を活用することをおすすめします。

ビジネスチャット「Chatwork」で新入社員のグループチャットを作成すれば、グループワークの課題や目的について新入社員へ事前に共有できるため、研修日にスムーズで効果的なグループワークをおこなえる可能性があります。

>Chatworkのグループチャットに関する記事はこちら

また、グループワークの実施後にはフィードバックやフォローアップがチャットで簡単に可能です。

絵文字機能やリアクション機能で気軽にコミュニケーションをとれ、社内コミュニケーションの活性化にもつながるビジネスチャット「Chatwork」の導入を、ぜひご検討ください。

>Chatworkのリアクション機能に関する記事はこちら

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