【文例付き】年末挨拶メールの書き方とは?取引先や上司へ送る際のマナー・注意点を解説

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【文例付き】年末挨拶メールの書き方とは?取引先や上司へ送る際のマナー・注意点を解説

目次

年末の挨拶メールは、取引先や上司などと、翌年以降も良好な関係を築くために重要な役割を果たすものです。

しかし、送るタイミングや敬語表現を誤るなどのマナー違反をした場合は、信頼関係の悪化を招きかねません。

好印象を与える年末の挨拶メールは、取引先や上司などの相手にあわせて作成することが重要です。

年末の挨拶メールの書き方や、取引先や上司への文例を、マナーや注意点とあわせてみていきましょう。

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>ビジネスチャット「Chatwork」とは?

年末挨拶メールを送る目的とは

良好な関係構築のために重要な年末の挨拶メールを送る目的は、以下の3つです。

  • 一年の感謝の気持ちを伝えるため
  • 年末年始の会社の休業期間を知らせるため
  • 翌年も良好な関係を築きたいと思っていることを伝えるため

メールを送ることで、相手の印象に残りやすくなったり、礼儀を払うことで信頼してもらいやすくなったりするなどのメリットがあり、翌年も良好な関係を築く土台づくりにもなります。

ただし、敬語や言葉選びを間違えると、信頼関係の悪化につながる恐れもあるため、正しい言葉遣いとマナーを守ったメールを送ることが重要です。

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年末挨拶メールを送るときのマナー

年末の挨拶メールを相手に読んでもらうためには、タイミングや件名への配慮など、マナーを守ることが重要です。

年末の挨拶メールを送る際のマナーについて詳しくみていきましょう。

適切なタイミングでメールを送る

年末の挨拶メールは、取引先や上司など、送る相手によって、メールを送る適切なタイミングが異なります。

取引先・上司・同僚など、相手別の適切なタイミングを知り、タイミングを変えるようにしましょう。

相手別の適切なタイミングについては、それぞれ後述します。

件名は伝わりやすさを意識する

年末の挨拶メールを送った相手がメールを読むタイミングは、業務が立て込んでいて忙しい年末です。

そのため、メールの件名をみてすぐに、年末の挨拶メールであると判別できることが大切です。

また、「件名:年末の御挨拶(○○株式会社 ○○より)」のように、送り主がわかる件名にするとより親切な印象を与えることができるでしょう。

>ビジネスメールの基本マナーに関する記事はこちら

本文は簡潔にまとめる

相手にメールを読んでもらうためには、文章が簡潔であることも重要な要素です。

お世話になったお礼を伝える際に、長文のエピソードを書いて、文章量が多くなってしまう人もいるでしょう。

しかし、本文が長くなると、読む相手の負担になる可能性があります。

相手によっては読まれなくなってしまう可能性もあるため、伝えたい内容は最小限にまとめるようにしましょう。 

最終営業日を避けて送る

最終営業日にメールを送ることはマナー違反ではないものの、最終営業日は、業務が忙しく、メールを読む余裕がない可能性もあるため、避けるようにしましょう。

また、最終営業日前から有給休暇を取得する人もいるため、年内に読んでもらえない可能性もあります。

とくに、社外向けのメールの場合は、最終営業日を避け、数日前までに送ることで、相手への気遣いにもなるでしょう。

年末挨拶メールを作成・送信するときの注意点

年末の挨拶メールを作成・送信をする際は、個人情報の扱いや敬語の使い方など、注意すべきポイントが複数あります。

  • 一斉送信はしない
  • 取引先には余裕をもって送る
  • 正しい敬語を使う
  • 業務の負担にならないよう注意する
  • 送り損ねた場合は新年にメールを送る

年末の挨拶メールを作成・送信する際の注意点について詳しくみていきましょう。

一斉送信はしない

一斉送信をすると、メールを受信した相手は、すべての受信者のメールアドレスを閲覧できてしまいます。

個人情報であるメールアドレスを、第三者が閲覧できる状況を避けるためにも、一斉送信は使わずに、必ず一人ひとりに送信するようにしましょう。

手間を省きたい場合は、少ない工数で効率的に送信できるサービスなどの活用を検討し、情報の扱いには十分に注意を払いましょう。

>メール一斉送信のマナーや注意点に関する記事はこちら

取引先には余裕をもって送る

年末の挨拶メールを取引先などの社外に送る場合は、営業日の余裕をもって送るようにしましょう。

社内向けのメールであれば、最終営業日に送っても問題はありませんが、取引先の相手に対しては、年末の忙しい時期を避け、最終営業日の1週間前には送信しておくなどの配慮が必要です。

送るタイミングに余裕をもつことで、相手も年内にメールを読むことができるでしょう。

正しい敬語を使う

メールの敬語は、送る相手によって適切な表現が異なります。

誤った敬語は、誤解や不快感を生み、信頼関係や人間関係を悪化させかねません。

相手に適した敬語でメールを作成し、不安がある場合は、文例や定型文などを活用し、正しい敬語を用いるようにしましょう。

>「お疲れ様です」の正しい敬語表現とは?に関する記事はこちら

業務の負担にならないよう注意する

送る相手が多くなると、メール作成にかかる時間も多く必要になります。

メール作成の時間が就業時間を圧迫して業務に影響がでてしまうと、多方面に迷惑をかけることになります。

送信先の数や必要工数に応じて、文例やテンプレートを活用し、効率的にメールを作成するようにしましょう。

送る相手が多い場合は、接点が多い人や日ごろからお世話になっている人を優先するなど、優先順位を決めることも必要です。

日頃の業務の負担にならないよう注意しましょう。

送り損ねた場合は新年にメールを送る

年末の挨拶メールを送り損ねた場合や、不備で送れなかった場合は、新年にメールを送るようにしましょう。

年末にメールを送らなかった場合は、新年の挨拶メールで、年末に挨拶メールを送らなかったことをお詫びし、昨年の感謝の気持ちを伝えることが大切です。

なお、新年のメールと年末メールを兼ねて送る場合は、新年の営業を開始してすぐに送るようにしましょう。

>新年の挨拶メールの書き方に関する記事はこちら

年末挨拶メールの基本構成

年末の挨拶メールのマナーと注意点を把握したら、早速メール作成を進めていきましょう。

年末の挨拶メールの基本構成は、相手に関わらず、以下の(1)から(6)の構成で作成できます。

(1)宛名
(2)挨拶と差出人の企業名・氏名
(3)時候の挨拶
(4)一年の感謝を伝える言葉
(5)年内の最終営業日と休業期間
(6)結びの言葉

なお、送る相手が取引先やお客様の場合などは、(5)に休業期間中の緊急時対応窓口や連絡先などをあわせて記載しておくと、親切です。

(6)の結びの言葉には、相手を気遣う一言を加えると、事務的な印象が和らぎ、気持ちが伝わりやすいメールにすることができます。

年末挨拶メールの定型文

年末の挨拶メールには、時候の挨拶などの3項目に定型文があります。

定型文を活用し、効率的にメールを作成していきましょう。

時候の挨拶

時候の挨拶の主な定型文は、以下の3つです。

  • いよいよ年の瀬が迫り、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
  • 師走の候、今年も残すところわずかとなりました。
  • いよいよ年の瀬が迫り、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。

目上の人に対しても、失礼がない定型文のため、相手の状況に応じて使いわけましょう。

>時候の挨拶に関する記事はこちら

感謝の気持ちを伝える言葉

感謝の気持ちを伝える定型文は、以下の3つです。

  • 本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申しあげます。
  • 本年も格別のご配慮を賜り、心より感謝申しあげます。
  • 日頃よりお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

ご厚情は「心からの親切」、ご配慮は「心遣い」や「気配り」のことを意味し、お引き立ては、「ひいき」や「心配り」という意味があります。

送る相手との状況にあわせて、適切な言葉を選びましょう。

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結びの言葉

結びの言葉として使える定型文は、以下の3つです。

  • よいお年をお迎えください。
  • 新年も何とぞよろしくお願いいたします。
  • 来年も本年同様、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。

目上の人や取引先に使う言葉の表現に迷ったら、(2)か(3)を選んでおくと、失礼のない言い回しになります。

取引先(社外)への年末挨拶メールの書き方

取引先に年末メールを送る際は、送るタイミングを事前確認するなどのポイントを押さえることで、作成から送信までを円滑に進めることができます。

取引先への年末挨拶メールの書き方を詳しくみていきましょう。

年末メールを送るタイミングを確認

取引先に年末メールを送るタイミングは、最終営業日の7日前から3日前がベストです。

多くの企業が最終営業日を12月28日としているため、12月21日から12月25日までの期間に送るようにしましょう。

ただし、企業によっては最終営業日が異なるため、事前の確認も忘れずにおこないましょう。

また、外資系企業は、クリスマス(12月25日)が最終営業日の場合もあるため、余裕をもった事前確認が大切です。

感謝の言葉やエピソードを決める

メールに書く感謝の言葉やエピソードは、相手との一年を振り返りながら考えましょう。

具体的な内容を加えることで、オリジナル性が高まるため、感謝の気持ちが伝わりやすくなり、事務的な印象も薄れます。

基本の構成に沿ってメールを作成する

感謝の言葉やエピソードが決まったら、基本構成に沿ってメールを作成しましょう。

メールを作成する前に、エピソード部分以外の基本構成のテンプレートを作成しておくと、効率的にメールを作成することができます。

取引先(社外)への年末挨拶メールの文例

年末の挨拶メールの定型文や書き方を活用した、取引先への年末挨拶メールの文例です。

前述した年末挨拶メールの基本構成に沿って紹介していきますので、文例を活用して、効率的なメール作成を目指しましょう。

取引先への一般的な年末メールの文例

以下は相手を選ばずに送ることができる、一般的な年末メールの文例です。

簡潔に感謝の言葉と休業期間のお知らせを伝えることができるため、相手との関係性にあわせて、エピソードなどを追加すると、より好印象を与えられるでしょう。

件名 年末のご挨拶 (株式会社○○ ××より)
(1) 株式会社△△ ○○様
(2) いつもお世話になっております。株式会社○○の××です。
(3) いよいよ年の瀬が迫り、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
(4) ○○様には、本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申しあげます。
(5) さて、誠に勝手ながら、弊社は以下の日程を年末年始の休業期間とさせていただきます。
  • 年内の最終営業日時:12月28日17時
  • 新年の営業開始日時:1月5日9時
  • (休業期間12月28日~1月4日)
休業期間中はご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申しあげます。 
(6) メールにて恐縮ではございますが、以上をもって歳末のご挨拶とさせていただきます。
新年も何とぞよろしくお願いいたします。

具体的なエピソードを入れた年末メールの文例

以下は具体的なエピソードを交えた年末メールの文例です。

件名 年末のご挨拶 (株式会社○○ ××より)
(1) 株式会社△△ ○○様
(2) いつもお世話になっております。株式会社○○の××です。
(3) 師走の候、今年も残すところわずかかとなりました。
(4) 本年も○○様には格別なご配慮を賜り、心より感謝しております。
ありがたいことに、○○様のお力添えのおかげで、××プロジェクトが進展いたしました。重ねて御礼申しあげます。
(5) 誠に勝手ながら、弊社は以下の日程を年末年始の休業期間とさせていただきます。
  • 年内の最終営業日時:12月28日17時
  • 新年の営業開始日時:1月5日9時
  • (休業期間12月28日~1月4日)

休業期間中はご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申しあげます。 
(6) メールにて恐縮ではございますが、以上をもって歳末のご挨拶とさせていただきます。
年末は一段と寒さが厳しくなるとのことですので、お体に気をつけてよいお年をお迎えください。

相手の体調を気遣う言葉を、結びの挨拶にいれることで、相手に寄り添った丁寧な印象にすることができます。

接点の多い相手やこれから信頼関係を築きたい相手におすすめの文例です。

上記の文例に、追加でお礼などの内容をくわえたい場合は、相手の負担を考慮して、長文にならないように注意しましょう。

>長文メールの作成ポイントに関する記事はこちら

来年に向けての展望をいれた年末メールの文例

以下は来年に向けての展望をいれた年末メールの文例です。

今後も積極的にやりとりをおこないたい相手へのメールに活用しましょう。

件名 年末のご挨拶 (株式会社○○ ××より)
(1) 株式会社△△ ○○様
(2) いつもお世話になっております。株式会社○○の××です。
(3) 師走の候、今年も残すところわずかかとなりました。
(4) 本年も○○様には格別なご配慮を賜り、心より感謝しております。
来年もよりいっそう尽力して参りますので、何とぞよろしくお願いいたします。
(5) さて、誠に勝手ながら、弊社は以下の日程を年末年始の休業期間とさせていただきます。
  • 年内の最終営業日時:12月28日17時
  • 新年の営業開始日時:1月5日9時
  • (休業期間12月28日~1月4日)

休業期間中はご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申しあげます。 
(6) メールにて恐縮ではございますが、以上をもって歳末のご挨拶とさせていただきます。
皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈りするとともに、来年も本年同様、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。

直接挨拶できないことを詫びる年末メールの文例

以下の文例は、本来であれば直接挨拶をする相手に、事情があって対面で挨拶できないことを詫びる内容の文例です。

直接挨拶できないことをお詫びし、丁寧な印象を与えられるようにしましょう。

件名 年末のご挨拶 (株式会社○○ ××より)
(1) 株式会社△△ ○○様
(2) いつもお世話になっております。株式会社○○の××です。
(3) いよいよ年の瀬が迫り、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。
(4) ○○様には、本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申しあげます。
(5) さて、誠に勝手ながら、弊社は以下の日程を年末年始の休業期間とさせていただきます。
  • 年内の最終営業日時:12月28日17時
  • 新年の営業開始日時:1月5日9時
  • (休業期間12月28日~1月4日)

休業期間中はご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申しあげます。 
(6) 末筆ではございますが、本来であれば直接ご挨拶に伺うべきところ、メールでのご挨拶になったことを深くお詫び申しあげます。
年末は一段と寒さが厳しくなるとのことですので、お体に気をつけてよいお年をお迎えください。

「末筆ではございますが」には、「本来は最初にお伝えすべきことが最後になってしまいますが」という意味があるため、お詫びの意思を強調することができます。

取引先からの年末メールへの返信文の文例

以下は、取引先から年末の挨拶メールが届いた場合の返信に活用できる文例です。

年末の挨拶メールが相手から先に届いた場合は、まず休業期間を知らせてくれたことへの感謝を伝えるようにしましょう。

件名 Re:(件名)
(1) 株式会社△△ ○○様
(2) いつもお世話になっております。株式会社○○の××です。
(3) ご丁寧に年末年始の休業期間についてお知らせいただき、ありがとうございます。
(4) ○○様には、本年も格別のお引き立てを賜り、心より感謝申しあげます。
(5) なお、弊社は以下の日程を年末年始の休業期間とさせていただきます。
  • 年内の最終営業日時:12月28日17時
  • 新年の営業開始日時:1月5日9時
  • (休業期間12月28日~1月4日)

休業期間中はご迷惑をおかけいたしますが、何とぞよろしくお願い申しあげます。 
(6) 末筆ながら、皆様のますますのご健勝と貴社のご繁栄をお祈りするとともに、来年も本年同様、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。

相手が「よいお年を」と結んでいる場合は、「□□様も、よいお年をお迎えください」と返してメールを締めくくるようにしましょう。

上司・同僚(社内)への年末挨拶メールの書き方

上司・同僚に送る年末の挨拶メールは、取引先に送るメールの書き方と基本的には同じ構成ですが、より感謝の気持ちやエピソードの内容を充実させることが、作成のポイントです。

上司や同僚への年末挨拶メールの書き方を詳しくみていきましょう。

最終出社日を確認する

上司や同僚に年末の挨拶メールを送るタイミングは、最終出社日の午前中が適切です。

しかし、最終営業日の前に、休暇をとる人がいる可能性もあるため、事前に送る相手の最終出社日を確認するようにしましょう。

社内向けの年末メールを送る日にバラつきがある場合は、スケジュール手帳に書き込んだりリマインダー機能を使ったりすると、送り損ねるのを防止できるでしょう。

お世話になったエピソードなどを決める

上司や同僚に、年末の挨拶メールを送る場合は、年内のエピソードを含めて書くと、印象に残りやすく、相手との関係性を深めることもできるでしょう。

  • お世話になったことへの感謝
  • ミスへの謝罪
  • フォローやサポートへのお礼
  • 共同でとりくんだ仕事のエピソード

基本構成に沿ってメールを作成する

社内向けの年末挨拶メールは、社外向けに送るメールと異なり、「(5)の最終営業日の案内」が不要です。

その代わりに、エピソードのボリュームを増やして、感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

上司・同僚(社内)への年末挨拶メールの文例

定型文や書き方のポイントを押さえたうえで、上司・同僚に送る年末挨拶メールの文例をみていきましょう。

上司に送る一般的な年末メールの文例

以下の文例は、上司に対して送る一般的な年末の挨拶メールです。

感謝と今後のやる気を簡潔に伝えられる内容になっているため、内容に悩んだ場合は活用しましょう。

件名 年末のご挨拶
(1) △△部○○さん(または役職名)
(2) いつもお世話になっております。××部の▲▲です。
(3) 早いもので、本年も残すところわずかとなりました。
(4) ○○さんにはいつも親切にご指導いただき、心より感謝しております。
来年もご迷惑をおかけすることもあるかとは存じますが、よりいっそう精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申しあげます。
(5) (年内の最終営業日と休業期間の記載は社内のため不要)
(6) 寒い日が続きますので、お体に気をつけて、よいお年をお迎えください。

上司へのミスや迷惑を詫びる年末メールの文例

以下の文例は、日頃の感謝にくわえて、仕事のミスや迷惑を詫びる際の、年末メールの文例です。

「お手間をとらせてしまい」と書くことで、時間と労力の両方を割いてもらったことに対して、丁寧に詫びることができます。

件名 年末のご挨拶
(1) △△部○○さん(または役職名)
(2) いつもお世話になっております。××部の▲▲です。
(3) 早いもので、本年も残すところわずかとなりました。
(4) ○○さんにはいつも親切にご指導いただき、心より感謝しております。
とくに、A社のプロジェクトの件では、○○さんにたくさんのフォローをしていただき、お手間をとらせてしまい申しわけございませんでした。
本年の反省を活かし、来年もよりいっそう業務に邁進していく所存ですので、引き続きご指導・ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申しあげます。
(5) (年内の最終営業日と休業期間の記載は社内のため不要)
(6) 寒い日が続きますので、お体に気をつけて、よいお年をお迎えください。

>謝罪・お詫びメールの書き方のポイントに関する記事はこちら

上司とのエピソードを入れて送る年末メールの文例

以下の文例は、上司との具体的なエピソードを交えた年末の挨拶メールです。

エピソードを具体的に書くことで、感謝がより伝わりやすくなります。

件名 年末のご挨拶
(1) △△部○○さん(または役職名)
(2) いつもお世話になっております。××部の▲▲です。
(3) 早いもので、本年も残すところわずかとなりました。
(4) 本年を振り返ると、A社のプロジェクトの件では、○○さんのお力添えや、多大なご支援をいただきました。この場を借りて感謝を申しあげます。
とくに、(勉強になった仕事)では、(学んだ内容)をご教授いただき、大変勉強になりました。
本件で成果をあげることができましたのも、○○さんのご指導のおかげです。
来年もご迷惑をおかけすることもあるかとは存じますが、よりいっそう業務に邁進する所存ですので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申しあげます。
(5) (年内の最終営業日と休業期間の記載は社内のため不要)
(6) 寒い日が続きますので、お体に気をつけて、よいお年をお迎えください。

直接挨拶できないことを詫びる場合は、メールの最後に「直接ご挨拶ができなかった(挨拶がメールになった理由)ため、メールにて失礼いたします」とくわえると、より丁寧な印象を与えることができます。

同僚とのエピソードを入れた年末メールの文例

以下の文例は、同僚に対して、エピソードを交えた年末メールを送る際の文例です。

件名 年末のご挨拶
(1) △△部○○さん(または役職名)
(2) いつもお世話になっております。××部の▲▲です。
(3) 早いもので、本年も残すところわずかとなりました。
(4) 本年を無事に過ごせましたのも、○○さんのご支援のおかげです。誠にありがとうございました。
とくに、A社の××プロジェクトの件では、多大なサポートをいただき、この場を借りて感謝を申しあげます。
来年もご迷惑をおかけするかもしれませんが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
(5) (年内の最終営業日と休業期間の記載は社内のため不要)
(6) それではお体に気をつけて、よいお年をお迎えください。

同僚に向けたメールは、上司に対するメールのようにかしこまった敬語を使わなくてもよいでしょう。

信頼関係が築けているのであれば、「(仕事内容)の件、ありがとう」など、フランクな言葉遣いでも問題ありません。

相手との関係性にあわせて、メールの内容や言葉遣いを工夫するようにしましょう。

上司からの年末メールへの返信文の文例

以下の文例は、上司から先に年末メールが送られてきた場合の返信の文例です。

上司から先にメールが来た場合は、まず先に挨拶ができなかったことを詫びるのがポイントです。

件名 Re:年末のご挨拶
(1) ○○さん(または役職名)
(2) お疲れさまです。××です。
(3) 先ほどは年末のご挨拶をいただき、ありがとうございました。
本来であればこちらからご挨拶すべきところを、申しわけございません。
(4) ○○さん(役職名)には、本年も大変お世話になり、心より感謝申しあげます。
とくに(仕事内容)の件では、多大なご支援をいただき、誠にありがとうございました。
来年もよりいっそう業務に邁進する所存ですので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申しあげます。
(5) (年内の最終営業日と休業期間の記載は社内のため不要)
(6) 寒い日が続きますので、お体に気をつけて、○○さん(または役職名)もよいお年をお迎えください。

上司からのメールが、「よいお年を」で結ばれていた場合は、「〜さん(役職名)もよいお年をお迎えください」で返すようにしましょう。

年末挨拶メールの返信に返信は必要?

返信への返信は、基本的には不要です。

とくに年末の場合は、業務が立て込んでいて忙しい場合が多いため、返信が来たらやりとりを終了させたほうが相手に親切だからです。

返信が来ないことで、相手から嫌われたと気にする人もいるかもしれませんが、人によっては、メールを読んでやりとりを完結させ、返信を送らない人もいます。

普段の関係性が悪くないのであれば、返信が来なくても気にしないようにしましょう。

年末の挨拶を、メールではなくビジネスチャットでおこなっている場合は、リアクション機能を活用して、既読を相手に伝えることができます。

年末の挨拶に限らず、日常のビジネスシーンでも、手間をとらずに、相手に既読を伝えることができるため、効率的なコミュニケーションが実現できるでしょう。

>リアクション機能の活用例に関する記事はこちら

年末の挨拶には「Chatwork」を活用しよう

年末の挨拶や新年の挨拶、またビジネスシーンのコミュニケーション効率化をはかりたい場合は、ビジネスチャット「Chatwork」の活用がおすすめです。

「Chatwork」は、社内外問わずに無料で使えるビジネスツールで、1対1はもちろん、グループチャットを作成することで、複数人でも簡単にやりとりをすることができます。

たとえば、取引先別やプロジェクト別、部署やチーム別にグループチャットを作成することで、やりとりが混在せずに、スムーズなやりとりが実現できます。

「Chatwork」には、チャットコミュニケーションをより豊かにする「リアクション機能」が搭載されており、活用することで、文章だけでは伝わりにくい感情を共有することもできます。

メッセージを受け取ったことをワンタップで相手に伝えることもできるため、年末の挨拶メールの返信への返信にも活用しやすいです。

また、「Chatwork」は、年末年始の休暇状況の共有も簡単におこなうことができます。

メールや電話で休暇状況を伝えることもできますが、連絡を受けた側は、連絡をしようとする度に休暇状況を確認をする必要があるため、手間を感じることもあるでしょう。

「Chatwork」なら、ユーザー名の部分に、「12/29から1/3は休暇」などの休暇情報を記載することができるため、メッセージを送る際に、簡単に確認することができます。

年末挨拶メール_名前変更.jpg

>チャットワークの名前変更に関する記事はこちら

細かな部分ですが、このようなコミュニケーションにかかるコストをひとつずつ効率化していくことが、業務効率化につながります。

「Chatwork」は、社内外問わずに無料で使うことができます。

1人からでも、チームや部署などの単位からでも使いはじめることができるため、まずは、どのようなコミュニケーションや業務が効率化できるかを、実感してみてはいかがでしょうか。

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