「お目にかかる」の意味とは?使い方やビジネスでの例文、言い換え表現を解説

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「お目にかかる」の意味とは?使い方やビジネスでの例文、言い換え表現を解説

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目次

顧客や取引先とのやり取りの中でよく用いられるフレーズのひとつに、「お目にかかる」が挙げられます。

口語だけではなく、メールや手紙で目にした機会がある人もいるでしょう。

「お目にかかる」を適切に使うと、顧客や取引先に好印象を持ってもらえるうえ、その後もスムーズにコミュニケーションを図れます。

反対に使い方を誤ると、悪印象を与え、不快な思いをさせてしまいます。

「覆水盆に返らず」ということわざがあるように、一度発した言葉は取り返しがつきません。

適切な場面で上手に用いるためにも、意味や活用する際の注意点を知っておく必要があります。

「お目にかかる」の意味

「お目にかかる」は、「会う」の謙譲語です。

謙譲語とは、相手を敬う気持ちを伝えるために自分や自分の行動などを低くする表現方法を指します。

「お目」は相手の目の尊敬語です。

自分が相手の目、つまり視界に入ることを謙遜した表現が「お目にかかる」です。

目上の人と対面する際に用いる言い回しです。

卒業後に恩師と再会した際に、「久しぶりに母校を訪れたところ、〇〇先生にお目にかかることができた」と使います。

「お目にかける」との違い

「お目にかかる」と似たフレーズに「お目にかける」がありますが、意味が異なるので注意してください。

「お目にかける」は「見せる」の謙譲語です。

敬意を表したい相手に何かを見せる場面で使われます。

「サンプルが出来上がりましたので、次の会議でお目にかけたいと思っています」「これから皆さまにお目にかけるのは、春の新作です」と使います。

似た表現だからといって、「お目にかかる」と「お目にかける」と混同しないように気をつけましょう。

ビジネスで「お目にかかる」を使うシーン

「お目にかかる」は、顧客や取引先などに使うのが一般的です。

例を挙げると、アポイントや会議、面談、新製品の発表会や展示会などがあります。

顧客を対象としたセミナーの前に、「お目にかかれることを楽しみにしております」と伝えれば、会いたい気持ちと敬意を表わせるでしょう。

また、自分だけではなく、自社の従業員が顧客や取引先と対面する場合にも使えます。

「先日は当社の〇〇がお目にかかる機会をいただき、感謝いたします」と顧客に礼状を出す時に用いても構いません。

ビジネスメールのマナーに関する記事はこちら

「お目にかかる」の使い方・例文

ここからは、「お目にかかる」を使ったビジネスシーンでの例文をお伝えします。

ぜひ使ってみてください。

  • 「近いうちにお目にかかれることを楽しみにしております」:顧客や取引先との対面を心待ちにしていることを表現する時に用いるフレーズです。
  • 「どこかでお目にかかる機会がございましたら、よろしくお願いいたします」:具体的に顔を合わせる予定が決まっていないケースでも使えます。
  • 「皆さまにお目にかかることができ、うれしく思います」:顧客や取引先と対面した際などに用いる表現です。
  • 「せっかく足をお運びいただいたのに、〇〇様にお目にかかることができず、残念です」:顧客や取引先と会えなかった場合に使える表現です。

「お目にかかる」を否定形で使うと、「会えなかった」という意味になり、残念な思いを伝えられます。

「お目にかかる」を使う際の注意点

「お目にかかる」はさまざまな状況で使える便利なフレーズですが、使う際には注意が必要です。

「お目にかかる」は謙譲語なので、使うと主語となる人物を低くすることになります。

したがって、基本的に自分を主語にするのが適切です。

自分以外を主語にする場合もありますが、家族や自分が所属している組織などに限られます。

目上の人を主語にして使ってはいけません。

部長に「〇〇さんにお目にかかりましたか?」と尋ねるのは失礼にあたるのでやめましょう。

同様に、顧客や取引先を主語にして使うのもマナー違反です。

また、フォーマルな表現なので、親しい友人や知人に用いると、友人や知人に心理的な距離を感じさせてしまう恐れがあります。

目下の人に対して用いると、目下の人も周囲で聞いている人も違和感を覚えるので、使うのは避けましょう。

「お目にかかる」の言い換え表現

「お目にかかる」の言い換え表現を紹介します。

相手との関係性によっては、「お目にかかる」を使うと堅苦しさを感じさせてしまうケースもあるでしょう。

逆に、相手との距離が遠いケースでは、さらにフォーマルな表現が適切な時もあります。

「お目にかかる」を用いるのが適切ではない場面では、次に取り上げる言い換え表現を使ってみてください。

お会いする

「お会いする」は、「会う」の謙譲語です。

フォーマルな印象が薄れる分、汎用性が高く、さまざまな場面で用いられています。

耳にする機会も多いのではないでしょうか。

日常会話でも使いやすく、口語でもビジネスメールでも活用できる表現です。

「〇〇さんにお会いしたいと思い、ご連絡いたしました」と使います。

お目見えする

「お目見えする」も「会う」の謙譲語ですが、フォーマルな印象を与えるフレーズです。

そもそも「お目見えする」には、「人の前に新たに姿を現すこと」「目上の人などに初めて会うこと」「新商品が発売・公開されること」の3つの意味があります。

それぞれの意味をきちんと理解しておくと、いざという時に迷わずに活用できるでしょう。

「会う」の意味で用いる場合は、「社長にお目見えでき、光栄でした」と使います。

格式ばった言い回しなので、慎重に用いましょう。

お顔を拝見する

「お目にかかる」に比べて、相手との距離が遠いケースで使うのが「お顔を拝見する」です。

「お顔」は相手の「顔」を敬う表現で、「拝見する」は「見る」の謙譲語です。

「お顔を拝見する」は、直接声を交わさなくても対象者の姿を見るだけの場面でも用いられるのが特徴です。

例を挙げると、「憧れのハリウッドスターのお顔を拝見し、天にも昇る心地でした」と使います。

相手を敬う思いを強く表わすのには適していますが、仰々しい印象を与えるので、活用する際は注意が求められるでしょう。

「拝見する」の使い方に関する記事はこちら

ビジネスメールにおける「お目にかかる」の文例

「お目にかかる」は口語だけではなく、ビジネスメールにおいても使えるフレーズです。

アポイントの前に用いれば対面を楽しみにしている心情を、アポイント後に使えば会えてうれしかった心情を表現できます。

ビジネスメールにおける文例をお伝えしましょう。

  • 「社員一同、〇〇様にお目にかかれることを楽しみにしております」
  • 「先日はお目にかかる機会をいただき、誠にありがとうございました」

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相手と良好な関係を築くには、言葉の選び方が重要です。

相手に合わせた言葉を選ばなければ、相手に不快な思いをさせてしまいます。

非常識な人物だと認識される可能性もあります。

同時に、連絡するタイミングも大切です。

問い合わせなどに対し、返答が遅くなれば、関係がぎくしゃくしてしまい信頼も損なってしまうでしょう。

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