使う相手に注意な「よろしくお伝えください」とは?意味や目上への使い方、返答方法を解説

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目次
「よろしくお伝えください」はビジネスやプライベートでよく耳にする表現ですが、正しい意味や使い方を理解せずに使うと誤解を招くこともあります。
本記事では、「よろしくお伝えください」の基本的な意味や、例文をまじえた活用シーン、使う際の注意点などを解説します。
あわせて、「よろしくお伝えください」といわれた場合の返し方や言い換え表現などもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
「よろしくお伝えください」の意味
「よろしくお伝えください」は、自分の気持ちや挨拶、感謝などを第三者に間接的に伝えてもらう場合に使う言い回しです。
実際の会話では、相手との別れ際に「〇〇さんによろしくお伝えください」と使うのが一般的です。
「よろしく」は「ほどよく」や「適当に」という意味なので、「よろしくお伝えください」は「伝え方はお任せするので、相手に私のことを伝えてください」といった意味合いになります。
「よろしくお伝えください」の活用シーンと例文
「よろしくお伝えください」の主な活用シーンは「挨拶」「感謝」「謝罪」の場合です。
挨拶の場合
「よろしくお伝えください」は、直接挨拶できなかった共通の知人がいる場面で頻繁に使われます。
たとえば「本日はありがとうございました。◯◯さんにもよろしくお伝えください。」のように使います。
この場合は「直接お会いできませんでしたが、◯◯さんのことを気にかけていたと伝えてください」といった意味合いですが、単に社交辞令として使われることもあります。
感謝を伝える場合
感謝の気持ちを伝えたいときも「よろしくお伝えください」を使います。
たとえば「先日は〇〇さんのお陰で大変助かりました。どうぞよろしくお伝えください。」といった使い方をすると、「直接お会いできていませんが、私が感謝していることを伝えてください」という意味合いになります。
謝罪を伝える場合
「よろしくお伝えください」は、謝罪の意味でも使われます。
たとえば「ご心配をおかけして申し訳ございませんでした。〇〇さんにもよろしくお伝えください。」という言い回しにすると、「この場にはいない◯◯さんにもご心配をおかけしたので、私が申し訳なく思っていることを伝えてください。」といった意味合いになります。
「よろしくお伝えください」を使う際の注意点
「よろしくお伝えください」を使う際は、以下の2点に注意しましょう。
目上の相手に使うのは避ける
「よろしくお伝えください」は丁寧な表現ではありますが、伝えてもらう相手が目上の場合には使用を避けましょう。
目上の相手には直接会って伝えるのが本来のマナーであり、伝言は失礼と捉えられる可能性があるためです。
ただし、目上であっても親しい間柄や、相手の家族を気づかう場合などは「奥様にもよろしくお伝えください。」と伝えても問題ありません。
伝えてほしい相手に注意する
「よろしくお伝えください」は、伝えてほしい相手が誰なのかに注意する必要があります。
たとえば、取引先の社長に対して「◯◯部長にもよろしくお伝えください」とお願いするのは失礼にあたります。
逆に、取引先の部長に対して「◯◯社長にもよろしくお伝えください」であれば問題ありません。
このように、「よろしくお伝えください」は目の前にいる人と伝えてほしい人の役職や関係性も考慮して使うようにしましょう。
「よろしくお伝えください」への返答方法
自分が相手から「よろしくお伝えください」といわれた際の返答方法を解説します。
目上の相手への言付けをされた場合
自分よりも目上の相手への言付けをされた場合は、丁寧語で返答しましょう。
たとえば「かしこまりました。必ずお伝えします。」や「承知いたしました。お伝えいたします。」といった表現で返答するのが適切です。
軽率な印象を与えないよう、伝える相手に敬意を示すことが大切です。
身内への言付けをされた場合
身内への言付けをされた場合は、謙譲語で返答しましょう。
たとえば「申し伝えます」や「伝えておきます」などが適切です。
とっさの判断が難しい場合は「かしこまりました」「承知いたしました」、さらに親しい関係性であれば「ありがとうございます」だけでも問題ありません。
「よろしくお伝えください」は本当に伝える必要があるのか
相手から「よろしくお伝えください」といわれた場合、伝言する義務はありませんが、本当に伝えたほうがよい場合が多いでしょう。
どのようなシーンでも「相手があなたのことを気にかけていましたよ」といったニュアンスなので、伝えたほうが相手と本人の関係性にとってプラスになるためです。
「◯◯さんが、よろしくお伝えくださいとおっしゃっていました。」など、そのまま伝えて問題ありません。
「よろしくお伝えください」の言い換え表現
「よろしくお伝えください」の言い換え表現を2つご紹介します。
よしなにお伝えください
「よしなに」は、「よろしく」とほぼ同じ意味の言葉です。
やや古風な表現ですが、「よろしくお伝えください」と同様に「よしなにお伝えください」のように使います。
○○とお伝えください
相手に伝えたいことがはっきりしている場合は、ストレートな表現に言い換えても問題ありません。
たとえば「先日はありがとうございましたとお伝えください」や「ご迷惑をおかけして申し訳ないとお伝えください」といった言い回しです。
「よろしくお伝えください」は伝える内容が曖昧で相手によって印象が変わるため、このように言い換えるのもひとつの方法です。
信頼関係の構築に「Chatwork」
「よろしくお伝えください」は、その場にいない相手に挨拶・感謝・謝罪などを伝える言い回しとして、さまざまなシーンで活用されています。
丁寧な言い方ではあるものの、相手との距離感や関係性によっては不適切な場合もあるため注意が必要です。
このように、信頼関係の構築には離れた相手に対する気遣いも大切です。
ビジネスシーンでは、メールやチャットなどを通して顔の見えない相手とのやり取りが多くなるため、相手に配慮した丁寧なやり取りが求められます。
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