6月病とは?企業が知っておきたい6月病の原因と5月病との違い

テレワーク
  • facebookシェアボタン
  • twiterシェアボタン
  • はてなブックマークボタン
  • pocketボタン
AWAY

目次

6月病とは、仕事に慣れてきた新入社員が心や体に不調が出るようになり、会社の業務に支障をきたすことや、会社を辞めやすい時期を指した言葉です。

医療の分野では、病気として認められている言葉ではないものの、社会一般的に通用する言葉として6月病の呼称は広まりつつあります。

6月病とは何かを解説しながら、5月病との違いについてや6月病の原因と対策を解説します。

最近では、6月以降に症状が出ることがあるため、経営陣や管理職にあたる方は長期的な人材を確保するためにも内容をご確認ください。

6月病とは?5月病との違い

業務に慣れてきた新入社員が6月ごろに、心や体の不調を感じる症状を「6月病」と呼びます。

たとえば、夜に眠れない時期が続いたり、活動時間に体が重くなったりする症状を始め、会社に出勤するのが難しくなることにもつながるのです。

6月病は、日本の梅雨ごろの時期に症状が出ることから季節の変わり目による変化や、仕事に慣れて疲れを感じることが原因とされています。

また、在宅勤務やテレワークの働き方が導入された経緯で、5月病の時期が6月に起こることも6月病といわれる理由のひとつです。

本来は、5月ごろに起こりやすい症状として「5月病」のキーワードが広まり、時期のズレで6月病の概念も生まれました。

5月病の場合は、会社に適応しなければいけないというプレッシャーや疲れを感じてしまい、長期休暇のゴールデンウイーク明けに症状が起こりやすいという違いがあげられるでしょう。

7月病・8月病も出てきている

新型コロナウイルス感染症の影響での限定的なテレワークの実施などで入社式が6月以降になったり、研修期間をテレワークで過ごしたという背景もあり、5月病や6月病として出ていた症状が6月以降に発生してしまう状況が起こりつつあります。

「7月病」や「8月病」と呼ばれており、5月病や6月病と同じく体や心に不調があらわれて仕事に支障が出てしまうのです。

在宅勤務やテレワークの環境に慣れてしまい、オフィスワークになったことでギャップを感じたり、在宅勤務やテレワーク中に十分に先輩社員や上司とコミュニケーションが取れていないことも原因になると考えられます。

仕事環境の変化が生じる時期によって、症状が出る時期が7月や8月などになる状態も生まれてきています。

発生する時期が状況によって異なるだけで、5月病、6月病、7月病、8月病には通じる部分が多くあるということです。

6月病が企業活動に与えるリスク

企業が事業を続けるためには、長期的に活躍してくれる人材を確保する必要があります。

ただ、6月病などの症状を抱える新入社員が増えてしまうと離職率があがるため、企業はさまざまなリスクを抱えるでしょう。

仕事の抜けた穴を埋めるためには、全体的な業務の見直しが必要になったり、新しい社員を雇うコストがかかったりと手間や時間がかかるのです。

5月病や6月病などは、経営者側の悩みや社内の問題につながるため、安定的な事業を続けるためにも、リスクを減らす対策を取り入れることが重要になります。

6月病になってしまう原因

経営陣や管理職は、社員の6月病などを予防するためにも、まずは原因を知るところから初めてみましょう。

心と体に仕事の疲れがたまっている

4月に入社や異動をしてから会社に適応しようと努力を続ける5月が落ち着き、6月ごろになるとある程度は業務内容を把握してきます。

同時に、心と体に仕事の疲れがたまっていることに気づく時期でもあるでしょう。

気づかないうちに仕事に強いストレスを感じてしまい、人によっては会社の出社が難しくなる可能性もあげられます。

仕事を頑張りすぎてしまい、想像以上に心や体のエネルギーが消耗してしまうことが6月病などの症状が出やすくなる原因です。

仕事に精神的なプレッシャーを感じている

社員が仕事に慣れてきた時期は、新しい仕事を覚えたり、仕事の質や評価をあげたりするなど、上司の期待に応えなければいけない心のプレッシャーを感じる場合も考えられます。

また、仕事に慣れてきている反面、人間関係でのトラブルが表面化しやすい時期でもあるでしょう。

企業の体制や個人の性格によっても人間関係の状況は異なるため、7月や8月ごろに職場でトラブルが発生することも考えられます。

仕事や人間関係において周りからプレッシャーがかかり、期待に応えようとする気持ちから新入社員の心や体に不調が出てしまう原因につながるのです。

責任感が強く思いつめやすい

仕事を真面目にやろうと努力しすぎてしまう社員の場合、少しのミスが原因で精神状態に影響が出る可能性もあります。

自分の責任であると思いすぎてしまった結果、気づかないうちに心の病気につながり、会社に出勤できない状態になることもあるでしょう。

社員ひとりひとりの性格を見極めながら、個人に合わせた仕事の振り方や指導方法を模索して、5月病や6月病などの原因につながらないようにしましょう。

6月病の症状を上司がチェックするポイント

指導にあたる方たちは社員のサポートを続けながら、6月病の症状が出ていないか変化をチェックすることが大切です。

チェック項目は、6月病以外の症状を確認するときにも使えるため、未然に防ぐためにも内容を読み進めてみましょう。

仕事のミスが増えていないか

仕事のミスが起こりやすいときは、本人の判断能力が低下している可能性があげられます。

業務体制に問題がある可能性を考慮しながら、できる範囲で新入社員のミスが減らせる工夫やサポートを実施していきましょう。

5月病や6月病などの兆候には、仕事のミスやトラブルが増えていないかがチェック項目のひとつにあげられます。

部署内の人間関係に馴染んでいるか

仕事が長期的に続けられるかは、部署内で関わる人間関係がコントロールできているかも、チェックのポイントにつながります。

  • 上司以外の同僚や先輩とうまくコミュニケーションが取れていそうか
  • 同僚の輪に馴染んでいるか
  • 仕事で関わるときに相性のよくない人物はいないか

以上の項目を参考にしながら、6月病などの問題になりそうな部分はないか、上司が見守り調整することも予防のチェックポイントにつながります。

気分の落ち込みがないか

5月病や6月病などの症状には、仕事に関する疲れやストレスから、心の面で暗い気持ちが続きやすい症状もあげられます。

たとえば、仕事の進め方やミスが原因で先輩や取引先に強く怒られてしまった経験など、社員の元気がないときは、上司から声をかけたり面談の機会を設けたりしましょう。

上司として見守るときは、継続的に気分の落ち込みが見られないかチェックすることも大切です。

休みがち・体調不良が増えていないか

5月病や6月病などの症状が進んでしまうと、仕事の出勤回数が減ってしまい、体や心の不調を訴える回数が増えることもあります。

社員をサポートするためにも、長期間の休みや体調不良が続くときは、理由や事情を聞くときに、言い方に配慮しながら話に耳を傾けることが大切です。

社員が突然休み出すことや体調不調が続くことは、全体的な業務にも支障が出てしまうため、今後のケアにつなげるためにもチェックの項目に含めてみてください。

6月病の対策で企業が取り組めること

実際に長期的な人材を失わないためにも、企業側や管理職、上司はできる範囲で6月病の対策を取り入れていきましょう。

6月病以外の対策にも使えるため、取り入れられるところからご検討ください。

仕事の量や残業を調整する体制を整える

社員に割り振っている業務量が多すぎないか、上司が定期的に見直すことも大切です。

仕事の内容によっては介入が難しい場合もありますが、業務量が多すぎる場合は、上司が声をかけてサポートしたり、ほかの仲間に割り振ったりしましょう。

残業時間が減らせて定時にあがりやすい環境が整うため、社員の体と心の負担が減りやすくなり、5月病や6月病などの対策につながります。

部署内のコミュニケーションを高める

仕事はコミュニケーションを取ることで業務が円滑に進みやすくなるため、社員が働きやすい環境を整えるためにも、上司から人間関係の調整に働きかけましょう。

昼ごはんの時間に社員と一緒にランチに行くように声をかけてみたり、仕事の合間に仕事以外の雑談に取り組んだりするなど、さまざまな方法があげられます。

上司からコミュニケーションを高める対策を取り入れることは、社員からも話しかけやすい雰囲気ができるのです。

部署内の雰囲気もよくなるため、5月病や6月病などの問題を抱える前に相談しやすい環境が整い、対策につながるでしょう。

仕事と休日は区別させる

業界や職種によっては、難しいと感じられることもあるかもしれませんが、社員には仕事とプライベートの線引きをさせることが必要です。

とくに、在宅勤務やテレワークが増えてきている背景もあり、上司が知らないところで休日も業務を続けている可能性も考えられます。

休むことも仕事のうちであるため、社員には休日に連絡を取らないように意識したり、業務と休みの区別をハッキリさせたりすることも、5月病や6月病などの対策につながるでしょう。

定期的な面談の機会をつくる

日ごろから業務が忙しく、コミュニケーションの機会が取りづらい場合は、仕事の時間中に社員の近況を聞くための面談を定期的に実施しましょう。

一対一で話し合うことで、仕事中には相談しづらい悩みを打ち明けてもらえるよい機会につながるかもしれません。

社員にとっても、自分のことをきちんと見てもらえているという安心感につながるため、心の悩みを溜め込まずに済むチャンスが生まれて対策につながります。

6月病対策にコミュニケーションの活性化

6月病も体や心に症状が出てしまう点では5月病と同様で、症状が出る時期によって呼び方が変わってくるという違いもあげられます。

最近では、社会の流れや働き方が変化している影響から、社員がテレワークからオフィスワークに変わる、入社日や研修期間のスケジュールの変化が起きたりすることが原因で、7月病や8月病もあらわれてしまう可能性が高まっています。

企業側や上司ができる対策としては、社員の仕事量や部署内の人間関係を調整すること、仕事とプライベートをわける重要性、定期的な面談の実施を取りあげました。

ストレスや悩みを抱え込まないための対策にはコミュニケーションの活性化も重要なポイントで、社員が円滑に業務を進められるようにするためだけでなく、気軽にコミュニケーションが取れる手段として、Chatworkの導入もご検討ください。

テレワークを推進中の方におすすめの資料
テレワークモデル 就業規則テンプレート

企業でテレワークを導入するためには、就業規則をアップデートする必要があります。

労務担当者が簡単に自社の就業規則を修正できるよう、就業規則の雛形を用意しました。ぜひご活用ください。

【内容】

  • 従業員就業規則テンプレート.doc
  • 別紙_テレワーク勤務規程テンプレート.doc

ダウンロード
Chatwork

Chatwork

Chatworkの中の人です。お役立ちコラムの編集者として、ワークスタイルの変化に伴うコミュニケーションと組織のあり方など発信していきます。

  • facebookシェアボタン
  • twiterシェアボタン
  • はてなブックマークボタン
  • pocketボタン

関連記事